■皆様、良いお年を
2014年も残りわずかとなりました。
今年は春以降、認知症が急激に進んだ父の介護と、腰の病気のために寝たきりとなった母の看護に日々追われ、競馬にはまったく参加できなかった一年でした。
ブログの更新もできず、皆様には大変失礼をいたしました。
今後もしばらくの間、介護と看護の日々が続きそうです。
それでも、いつか、ウインバリアシオンのように、長期休養からの復活を目指してがんばります。
皆様にとって、来年がより充実した幸多き年になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。
安東 裕章
今年は春以降、認知症が急激に進んだ父の介護と、腰の病気のために寝たきりとなった母の看護に日々追われ、競馬にはまったく参加できなかった一年でした。
ブログの更新もできず、皆様には大変失礼をいたしました。
今後もしばらくの間、介護と看護の日々が続きそうです。
それでも、いつか、ウインバリアシオンのように、長期休養からの復活を目指してがんばります。
皆様にとって、来年がより充実した幸多き年になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。
安東 裕章
スポンサーサイト
■しばらくお休みします!
「競馬のツボ」<ブログ版>にお越しいただきありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、家族の健康上の理由のため、しばらく更新をお休みさせていただきます。
春のGⅠもいよいよ最後のクライマックス。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
安東 裕章
大変申し訳ありませんが、家族の健康上の理由のため、しばらく更新をお休みさせていただきます。
春のGⅠもいよいよ最後のクライマックス。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
安東 裕章
■Vマイルは難しい・・・!
今週はマイル女王決定戦のGⅠ・ヴィクトリアマイル。
正直、難解なレースだと思います。
土曜午後の時点での前売1番人気はスマートレイアー。
前走の阪神牝馬Sは、出遅れながらも圧巻の末脚で差し切りました。
これについて「東京向きの伸び脚」という意見も多いようですが、見方を変えると、「あの瞬発力をどこまで持続できるか?」という疑問も。(それ以前に、今回も後ろかの競馬をするのかどうか)
もうひとつ伸び切れなかった愛知杯の走りを見ると、長くいい脚を使えるタイプとは言えないかもしれません。
府中のマイルを大得意とする昨年の2着馬・ホエールキャプチャ。
57キロを背負って勝った東京新聞杯の走りも見事で、軸馬として推す声も多く聞かれます。
ただし、この馬の場合、突然大負けすることもあり、信頼性という点ではどうかという印象も。
さらに、昨年から連続してこのレースに出走する馬はホエールキャプチャとヴィルシーナの2頭だけということから、近走頭角を現わしてきた相手との力関係もひとつポイントになるかもしれません。
スマートレイアーも含め、その走りに注目したいのは4歳馬。
クラシック2冠のメイショウマンボは、前走の大阪杯が今イチの内容で、特に、馬体減が気になりました。どれだけ本調子に戻っているかがカギ。
JC2着のデニムアンドルビーは海外遠征帰りで帰厩が10日前とのこと。この馬も体調面が不安材料。
年明けの牝馬重賞で好走を続けているウリウリは、大外枠のため、直線までにどれだけ脚を残せるかが課題。
エリザベス女王杯2着のラキシスは、大跳びの走りは東京向きにも思えますが、マイルの流れへの対応がどうか。
それぞれの課題をどのようにクリアするかが、結果につながるようにも思えます。
他にも伏兵は多数。
コース・距離ともに適性が高く、休養明けを叩いた上積みの見込めるエクセラントカーヴ。
同じく休み明け2戦目で内枠からマイペースで持ち込めた場合のクロフネサプライズ。
平均ペースの消耗戦と予想するならば、追い出してからの持続力がある、フーラブライトとキャトルフィーユの愛知杯1・2着馬も圏内候補。
さらに、近走不振ながらも、「ここを目標に、前走はあえて短い距離を使って馬混みを経験させた」(陣営談)という昨年の覇者・ヴィルシーナにも、一変の可能性があるかもしれません。
私は法事のため、残念ながら参加はできませんが、予想のしがいのある難しいレース。
皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
正直、難解なレースだと思います。
土曜午後の時点での前売1番人気はスマートレイアー。
前走の阪神牝馬Sは、出遅れながらも圧巻の末脚で差し切りました。
これについて「東京向きの伸び脚」という意見も多いようですが、見方を変えると、「あの瞬発力をどこまで持続できるか?」という疑問も。(それ以前に、今回も後ろかの競馬をするのかどうか)
もうひとつ伸び切れなかった愛知杯の走りを見ると、長くいい脚を使えるタイプとは言えないかもしれません。
府中のマイルを大得意とする昨年の2着馬・ホエールキャプチャ。
57キロを背負って勝った東京新聞杯の走りも見事で、軸馬として推す声も多く聞かれます。
ただし、この馬の場合、突然大負けすることもあり、信頼性という点ではどうかという印象も。
さらに、昨年から連続してこのレースに出走する馬はホエールキャプチャとヴィルシーナの2頭だけということから、近走頭角を現わしてきた相手との力関係もひとつポイントになるかもしれません。
スマートレイアーも含め、その走りに注目したいのは4歳馬。
クラシック2冠のメイショウマンボは、前走の大阪杯が今イチの内容で、特に、馬体減が気になりました。どれだけ本調子に戻っているかがカギ。
JC2着のデニムアンドルビーは海外遠征帰りで帰厩が10日前とのこと。この馬も体調面が不安材料。
年明けの牝馬重賞で好走を続けているウリウリは、大外枠のため、直線までにどれだけ脚を残せるかが課題。
エリザベス女王杯2着のラキシスは、大跳びの走りは東京向きにも思えますが、マイルの流れへの対応がどうか。
それぞれの課題をどのようにクリアするかが、結果につながるようにも思えます。
他にも伏兵は多数。
コース・距離ともに適性が高く、休養明けを叩いた上積みの見込めるエクセラントカーヴ。
同じく休み明け2戦目で内枠からマイペースで持ち込めた場合のクロフネサプライズ。
平均ペースの消耗戦と予想するならば、追い出してからの持続力がある、フーラブライトとキャトルフィーユの愛知杯1・2着馬も圏内候補。
さらに、近走不振ながらも、「ここを目標に、前走はあえて短い距離を使って馬混みを経験させた」(陣営談)という昨年の覇者・ヴィルシーナにも、一変の可能性があるかもしれません。
私は法事のため、残念ながら参加はできませんが、予想のしがいのある難しいレース。
皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
■なかなか参加できません!
今週は仕事、来週は法事。
ということで、GⅠシーズンだというのに、なかなか競馬に参加できません!(泣)
今週は3歳GⅠのNHKマイルC。
注目は快速逃げ馬のミッキーアイルのレースぶりになると思いますが、府中の長い直線で同じ競馬ができるかどうか。
圧倒的な着差をつけて勝ってきた馬だけに、ゴール前で競り合う形になった時にさらにひと伸びできるかどうかがカギになりそうです。
追って味のあるショウナンアチーヴ、決め手が武器のサトノルパン、皐月賞は距離が長かったとの声が多いロサギガンティアあたりが有力候補。
朝日杯で1番人気に支持されたアトムは、中山よりも東京向きのように思えますが、取消後の休養明けはやはりマイナス材料。むしろ毎日杯2着から距離短縮で臨むエイシンブルズアイが怖い存在かもしれません。
他では、桜花賞から駒を進めてきたホウライアキコとアドマイヤビジン。どちらもマイルは1F長い印象がありますが、かつてラインクラフトとデアリングハートがワンツーを飾ったこのローテは軽視できないでしょう。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
ということで、GⅠシーズンだというのに、なかなか競馬に参加できません!(泣)
今週は3歳GⅠのNHKマイルC。
注目は快速逃げ馬のミッキーアイルのレースぶりになると思いますが、府中の長い直線で同じ競馬ができるかどうか。
圧倒的な着差をつけて勝ってきた馬だけに、ゴール前で競り合う形になった時にさらにひと伸びできるかどうかがカギになりそうです。
追って味のあるショウナンアチーヴ、決め手が武器のサトノルパン、皐月賞は距離が長かったとの声が多いロサギガンティアあたりが有力候補。
朝日杯で1番人気に支持されたアトムは、中山よりも東京向きのように思えますが、取消後の休養明けはやはりマイナス材料。むしろ毎日杯2着から距離短縮で臨むエイシンブルズアイが怖い存在かもしれません。
他では、桜花賞から駒を進めてきたホウライアキコとアドマイヤビジン。どちらもマイルは1F長い印象がありますが、かつてラインクラフトとデアリングハートがワンツーを飾ったこのローテは軽視できないでしょう。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
■天皇賞・春
フルゲート18頭になかなかの好メンバーが揃った今年の天皇賞・春。
週中のスポーツ紙を見る限りでは、GⅠウイナーのキズナ、ゴールドシップ、フェノーメノに、GⅠ2着3回(勝ち馬はすべてオルフェーヴル)の実績を持つウインバリアシオンを加えた“4強”という見方が多いようです。
昨年のダービー馬・キズナは、海外遠征→休養明けの前走・大阪杯を圧巻の勝利。ダービー時よりも20キロ増の馬体重も、パワーアップした成長分に見えました。走りそのものも以前より風格を感じさせる印象で、単勝1番人気の評価は妥当かもしれません。
不安要素をあげるならば距離。と言っても、2400mまでしか距離経験のないこの馬が3200mをこなせるかどうかではなく、未知の距離を超高速馬場・京都の速い時計で対応できるかということ。(先週のマイラーズCは1分31秒4の決着)
単純に数字だけを比較するならば、ダービーの勝ち時計(2分24秒3)は、同じ2400m戦の昨秋の京都大賞典の勝ち時計(2分22秒9)よりも1秒4遅いタイム。前走の大阪杯にしても、2分00秒3の時計は、過去10年良馬場で行なわれた同レースの中で2番目に遅いタイムでした。
初距離と速い時計への対応という2つの課題を同時にクリアできるかどうか。このあたりがポイントになるかと思います。
前走、阪神大賞典を圧勝したゴールドシップ。昨年秋のスランプから脱した“復活の走り”という評価を受けました。
最後方からの大マクリが身上だったそれまでの競馬とはまったく違う先行押し切り。ゆえに、この馬の場合、前走の走りを“本物”と判断するかどうかが、予想のカギになるかもしれません。言い換えれば、前走と同じ競馬ができるのかどうか、あるいは、それ以前の走りがこの馬本来の姿なのかという検討が必要のように思えます。
菊花賞は制したものの、断然の1番人気に支持された昨年の春天、そして秋の京都大賞典と、京都コースで末脚が不発に終わっている点が気になるという意見もあります。ただし、それに関しても、前走と同じように前々の競馬をすると仮定すれば、見方が変わってくるでしょう。ウィリアムズ騎手がどのような乗り方をするか。注目したいと思います。
昨年の覇者・フェノーメノは、休み明けの前走・日経賞で5着に敗退。GⅠ馬ならば、負けてもそれなりの見せ場(=次につながる場面)があるものですが、個人的にはそういった印象には乏しく、硬さとリズムの悪さが目立ちました。
1走使ったことで上積みはあるでしょうか、好調時に戻るほどの一変を期待できるかどうか。9ヶ月の休養がケガによるものだったことも気になります。(“4強”と評されながら単勝オッズで離されているのはそのせいかもしれません)
能力を発揮できるならば、有力候補に違いまりませんが、はたしてどこまで復調しているか。カギはその1点のように思えます。
前走、日経賞を完勝したウインバリアシオン。以前は後方一気の走りに限られていた感のある馬でしたが、前々走の有馬記念と前走・日経賞では自分から動く競馬を見せてくれました。京都は3コーナーの坂からの動き出しがポイントとなるコースなので、脚質に幅が出たことは大きなプラス材料と考えてもいいでしょう。
屈腱炎で長期休養を余儀なくされましたが、復帰後のレースぶりを見ると、安定して強さを発揮できるようになったと思います。キズナには条件的に未知数の部分が多いだけに、この馬を軸候補に推す声も多いようです。
もっとも、岩田騎手の騎乗停止は、馬に自在性を教え込んだジョッキーだけに若干マイナスな面も。3200mの長丁場で、どのタイミングで動き出しを図るか。乗り替わりの凱旋門賞ジョッキー・シュタルケ騎手に期待したいと思います。
上記の“4強”に割って入る候補としては・・・。
京都の坂を利用して前々の位置からロングスパートをかけられるタイプが面白いかもしれません。
内枠から本来の先行策をとれた場合のサトノノブレス。同じく先行型のリアルインパクト。
大外枠だけにポジション取りが課題になりそうですが、スタミナ豊富で鞍上が曲者のデスペラード。
馬群が予想以上に早めに動き出した場合は、アドマイヤ2頭の差し・追込の台頭も。(デスペラードも位置取り次第でこちらにまわる可能性も考えられます)
穴ならば4歳馬のフェイムゲーム。ハンデGⅢ・ダイヤモンドSからのローテは強調できませんが(強い勝ち方でしたが)、未知の成長力は少なからず不気味に思えます。
週中のスポーツ紙を見る限りでは、GⅠウイナーのキズナ、ゴールドシップ、フェノーメノに、GⅠ2着3回(勝ち馬はすべてオルフェーヴル)の実績を持つウインバリアシオンを加えた“4強”という見方が多いようです。
昨年のダービー馬・キズナは、海外遠征→休養明けの前走・大阪杯を圧巻の勝利。ダービー時よりも20キロ増の馬体重も、パワーアップした成長分に見えました。走りそのものも以前より風格を感じさせる印象で、単勝1番人気の評価は妥当かもしれません。
不安要素をあげるならば距離。と言っても、2400mまでしか距離経験のないこの馬が3200mをこなせるかどうかではなく、未知の距離を超高速馬場・京都の速い時計で対応できるかということ。(先週のマイラーズCは1分31秒4の決着)
単純に数字だけを比較するならば、ダービーの勝ち時計(2分24秒3)は、同じ2400m戦の昨秋の京都大賞典の勝ち時計(2分22秒9)よりも1秒4遅いタイム。前走の大阪杯にしても、2分00秒3の時計は、過去10年良馬場で行なわれた同レースの中で2番目に遅いタイムでした。
初距離と速い時計への対応という2つの課題を同時にクリアできるかどうか。このあたりがポイントになるかと思います。
前走、阪神大賞典を圧勝したゴールドシップ。昨年秋のスランプから脱した“復活の走り”という評価を受けました。
最後方からの大マクリが身上だったそれまでの競馬とはまったく違う先行押し切り。ゆえに、この馬の場合、前走の走りを“本物”と判断するかどうかが、予想のカギになるかもしれません。言い換えれば、前走と同じ競馬ができるのかどうか、あるいは、それ以前の走りがこの馬本来の姿なのかという検討が必要のように思えます。
菊花賞は制したものの、断然の1番人気に支持された昨年の春天、そして秋の京都大賞典と、京都コースで末脚が不発に終わっている点が気になるという意見もあります。ただし、それに関しても、前走と同じように前々の競馬をすると仮定すれば、見方が変わってくるでしょう。ウィリアムズ騎手がどのような乗り方をするか。注目したいと思います。
昨年の覇者・フェノーメノは、休み明けの前走・日経賞で5着に敗退。GⅠ馬ならば、負けてもそれなりの見せ場(=次につながる場面)があるものですが、個人的にはそういった印象には乏しく、硬さとリズムの悪さが目立ちました。
1走使ったことで上積みはあるでしょうか、好調時に戻るほどの一変を期待できるかどうか。9ヶ月の休養がケガによるものだったことも気になります。(“4強”と評されながら単勝オッズで離されているのはそのせいかもしれません)
能力を発揮できるならば、有力候補に違いまりませんが、はたしてどこまで復調しているか。カギはその1点のように思えます。
前走、日経賞を完勝したウインバリアシオン。以前は後方一気の走りに限られていた感のある馬でしたが、前々走の有馬記念と前走・日経賞では自分から動く競馬を見せてくれました。京都は3コーナーの坂からの動き出しがポイントとなるコースなので、脚質に幅が出たことは大きなプラス材料と考えてもいいでしょう。
屈腱炎で長期休養を余儀なくされましたが、復帰後のレースぶりを見ると、安定して強さを発揮できるようになったと思います。キズナには条件的に未知数の部分が多いだけに、この馬を軸候補に推す声も多いようです。
もっとも、岩田騎手の騎乗停止は、馬に自在性を教え込んだジョッキーだけに若干マイナスな面も。3200mの長丁場で、どのタイミングで動き出しを図るか。乗り替わりの凱旋門賞ジョッキー・シュタルケ騎手に期待したいと思います。
上記の“4強”に割って入る候補としては・・・。
京都の坂を利用して前々の位置からロングスパートをかけられるタイプが面白いかもしれません。
内枠から本来の先行策をとれた場合のサトノノブレス。同じく先行型のリアルインパクト。
大外枠だけにポジション取りが課題になりそうですが、スタミナ豊富で鞍上が曲者のデスペラード。
馬群が予想以上に早めに動き出した場合は、アドマイヤ2頭の差し・追込の台頭も。(デスペラードも位置取り次第でこちらにまわる可能性も考えられます)
穴ならば4歳馬のフェイムゲーム。ハンデGⅢ・ダイヤモンドSからのローテは強調できませんが(強い勝ち方でしたが)、未知の成長力は少なからず不気味に思えます。