■2010年01月

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■根岸S・結果

2010年1月31日 1回東京2日11R
第24回 根岸ステークス(GⅢ)
ダート・1400m 晴・良

 1着 グロリアスノア      小林慎    1.23.7
 2着 サマーウインド      武豊      1+1/4
 3着 オーロマイスター    吉田豊    ハナ

単勝 8  4590円(11番人気)
馬連 8-9 5960円  馬単 8→9 18350円
3連複 8-9-13 16330円  3連単 8→9→13 156290円

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■根岸S・予習

東京・ダート・1400mで行われるGⅢ・根岸ステークス。
今開催の最終週に行われるGⅠ・フェブラリーSの前哨戦という見方をされることも多いが、実際には、“根岸S出走→フェブラリーS連対”という馬は、2005年のメイショウボーラーを最後に出ていないのが事実。
したがって、ひとつの考え方としては、「GⅠへの叩き台」の要素が見え隠れする馬よりも、「ダート1400mがベスト(もしくは東京ダート1400mが適鞍)」という“このレースが目イチ”の馬を重視した方がいいかもしれない。

前日売りの段階で1番人気に支持されているのは、サマーウインド
ダートに限れば門別時代から5戦して5連勝中。前2走はともに2着馬に5馬身差をつける強い勝ち方を見せた。通常、クラスが上がるほど力が拮抗することを考えれば、1000万、1600万を大差で連勝するのは驚異的。重賞初挑戦ではあるが、潜在能力の高さを推測すれば、人気になるのも当然と言えるだろう。
課題をあげるならば、東京・ダート・1400m戦で要求される持続力。
ここ2走の1200m戦は、スピードの違いだけで圧勝できた感もあるため、直線の長い東京コースをクリアするには、そのスピードをどこまで持続できるか(あるいは、さらに加速できる二の脚を使えるか)がカギになる。前走でもいくぶん掛かり気味の走りを見せていただけに、1F延長もポイント。3走前に京都・ダート・1400mでの逃げ切り勝ちがあるが、初の東京コースで同じ競馬ができるとは限らない。この馬に関しては、能力の高さは認めるものの、未知数の部分があることも注意しておきたい。

ダート1400mでは<5.1.0.0>の実績を持つ4歳馬のケイアイテンジン
3走前のダート1600mでは7着に負けたが、それ以外の1400m戦では3連勝中。東京ダート1400mも2戦2勝。今回のレースは“適鞍”と考えても間違いない。
もっとも、この馬の場合、“逃げ”という脚質に惨敗の危険性も孕んでいる。今回は、前出のサマーウインドやスーニといった有力馬からマークされる展開になることが容易に予想できるからだ。
目標とされながらも直線で後続を突きはなす、これまで通りの競馬ができるかどうか。連勝の前2走に続いて手綱を取る藤田騎手の乗り方に注目したい。

昨年秋の交流GⅠ・JBCスプリントを制したスーニ
前走のGⅠ・JCダートでは14着と大敗したが、折り合いを欠いたことからもわかるように、明らかに距離が長かった。マイル以下のダートでは<5.1.0.0>。中山1800mのダート戦(伏竜S)での勝ち鞍もあるが、本質は短距離のダート馬と見るべきだろう。
問題は58キロの斤量。といっても、斤量そのものが問題なのではない。GⅠ・フェブラリーSでは定量の57キロで出走できることから(おそらく賞金面は足りているはず)、このレースが勝負駆けとは思えない部分もあるということだ(重い斤量を背負ったレースで無理をさせれば、体調面で本番に影響が残るということ)。
“強い世代”の4歳ダート馬だけに軽視はできないが、目標を先に見据えた叩き台であるのならば、58キロの斤量を嫌うという取捨選択もありかもしれない。

一昨年のこのレースの勝ち馬・ワイルドワンダー
前走のカペラSは距離不足で大敗したが、2走前の武蔵野S(3着)の走りを見る限り、8歳馬の衰えはさほど感じられない。
ダート1400mは<5.1.1.0>。東京ダート実績も<4.1.2.1>。適性面では、好走が期待できる1頭だ。
ただし、この馬に関しても、陣営が「大目標はフェブラリーS」と公言しているように、ここはあくまで叩き台の可能性が強い。もちろん、それなりの結果を出せる条件には違いないが、勝負気配という点では、他馬よりも劣るという見方もできる。

ダートに転向後、<4.3.0.1>と良績を残しているオーロマイスター
それまでの1700~1800m戦から距離短縮で臨んだ前走の大和S(京都・ダート・1400m)は、外々を回らされる展開になりながらも直線で差し切る強い競馬。重賞でも走りを期待できる内容だった。
東京コースは芝で走っていた当時に得意としていた舞台。ダートに変わっても長い直線はこの馬の差し脚向きと言えるだろう。
不安点は、関西遠征から中1週となるローテーション。中1週には問題はないにしても、前走が距離短縮という“条件替わりでの激走”であったことが少々気になる。直前の気配には注意したい。

準オープンを勝ち上がって重賞に挑戦するグリフィンゲート
前走の仲冬Sは、中山ダート1200mの最内枠で出遅れながらも、前残りのレースを差し切った。昨年秋から4連続連対中。東京ダート<2.2.1.0>、ダート1400m<1.1.1.0>と、適性の高さもうかがえる。近走の内容、勢いを重視するならば、この馬も馬券圏内の候補と考えても差し支えないだろう。
あとは、力関係。特に、時計面が課題になる。良馬場ならば1分23秒台前半の決着が推定される今回、どれだけ自身のタイムを縮められるかがポイントになりそうだ(3走前に出した1分24秒5では厳しい)。

適性を重視した場合、有力馬として浮上するのがワンダーポデリオ
東京・ダート・1400mは<2.2.1.0>と、複勝圏を外したことがない。オープン入り後の2、3走前も同条件で連続連対。条件クラスを勝ち上がるのに時間がかかり、重賞実績もないために“格下感”があるようにも見えるが、今回の舞台では軽視できない1頭だろう。
もっとも、1枠2番に入ったのは多少なりともマイナス。基本的には後ろから行く馬なので、どれだけ前をさばけるかがカギになる。

前走、GⅢのカペラSを制したミリオンディスク
直線でわずかに開いたインを突いた、村田騎手の“技あり”の騎乗だったが、道中の手応えや追ってからの瞬発力を見る限り、揉まれ弱かった以前に比べるとかなり力をつけてきたようにも思えた。
1400mよりも1200mに良績が集中し、左回りよりも右回りの方が結果を残しているため、人気にならないのかもしれないが、前走で重賞を勝っているのはメンバー中この馬だけ。一応のマークは必要かもしれない。

“展開次第”という条件はつくが、馬券圏内に入ってきてもおかしくないのは、セレスハントビクトリーテツニー
セレスハントは、内枠からハナを切れた場合も含めて、先行馬が残る展開になれば有力候補。東京・ダート・1400mには2戦2勝の実績があるし、1ケタ馬番に入った場合は11戦して7連対という数字を残している。
反対に、ビクトリーテツニーは、差し馬が台頭する流れになった時に末脚を発揮するタイプ。昨年のこのレースでは最内枠に入ったために直線で外に出すことができなかったが、今年は7枠14番。得意の“後方から大外一気”が決まるかもしれない。鞍上が乗れている横山典騎手というのも心強い。

他にも、馬体が戻った場合のダイワディライト、昨年の2着馬・ヒシカツリーダー、得意の条件を目標に仕上げてきた4歳馬のグロリアスノアなど、どの馬にも伏兵の資格があるメンバーだが、人気薄から1頭、面白そうな馬をあげるならば、セイクリムズン
1400mダートでは、2走前の重馬場が1分22秒1、3走前の良馬場が1分23秒1と、時計的にはこのメンバーに入ってもまったく遜色ない。東京の左回りを克服できればという条件付きにはなるが、数字的には十分圏内に入る可能性があると思われる。

以上のように、なかなかの好メンバーが揃った今回の根岸S。馬券的には難解だが、非常に興味深い一戦になりそうだ。
ちなみに、土曜日のレースを参考にすると、同条件の東京・ダート・1400mで行われた春望Sは、先行した2頭と好位から直線で伸びた1頭で決着、他の条件クラスでもダート戦は前残りが目立っていた。
ただし、根岸Sに関しては、過去10年で「4コーナー5番手以内」の3頭で決まったのは2005年の1回だけ。展開に関しても、いくつかの可能性を吟味しながら検討しなければならないだろう。


京都で行われるGⅢ・京都牝馬Sについてもひとこと。
デムーロ騎手鞍上の52キロ・ヒカルアマランサスが人気になっているが、実質1600万条件の馬なので、本来ならば過信は禁物かもしれない。
とはいうものの、レジネッタやトールポピーといったGⅠ馬がオープン特別で簡単に負けるなど、ここ最近の牝馬限定の重賞戦線は“頭打ち”の状態。明け4歳(ブエナビスタ・レッドディザイアと同世代)の新勢力が一気に台頭する可能性も大いにありそうだ。
順当に考えるならば、京都実績がありマイルがベストの、レインダンス、ザレマ、クラウンプリンセスあたりが有力。昨年の勝ち馬・チェレブリタも、鞍上がルメール騎手だけに軽視はできない。
個人的には、昨年の『NHKマイルC・復讐』の中で予言(?)したように、4歳馬・ワンカラットの差し脚に期待。
大穴は、ここ3走続けて33秒台の上がりをマークしているマイティースルー(これも4歳馬)。決め手を活かせる展開になれば面白いかもしれない。



■AJCC・復習

堂々の連覇達成!
GⅡ・AJCCは5番人気の7歳馬・ネヴァブションが昨年に続いての勝利を飾った。

レースは前半1000mが60秒5、後半1000mが59秒7という緩みのない平均ペース。紛れの生まれにくい流れであり、言うなれば、“底力”の試されるタフな一戦だった。実際、勝ち時計の2分12秒6は、昨年のタイムを1秒3も上回る優秀な数字。1~3着馬が「中山芝実績5連対以上の3頭」ということからもわかるように、“適性=中山芝コースで発揮できる能力”が結果につながったレースだったと言えるだろう。

それにしても、ネヴァブションの“復活”は見事だった。
序盤から無理なく好位置(5番手)をキープし、内々をロスなく進み、3~4コーナーからマクリ気味に進出。直線で前を行くシャドウゲイトを射程圏内に捕らえると、ゴール前でねじ伏せるかのように差し切る“横綱相撲”。着差以上に強い勝ち方だった。
このレースを含めて、この日5勝と“乗りに乗れている”横山典騎手の好騎乗(位置取り・仕掛けどころ)も光ったが、それ以上に評価したいのは、伊藤正厩舎の“厩舎力”。まったく見所のなかった近走とは別馬のような出来の良さだった。
同厩のエアシェイディについても言えることだが、「目標のレースに向けた仕上げの技術」には本当に頭が下がる。『予習』の中で、「叩き3走目で横山典騎手に手綱が戻るというプラス材料があっても一変まではどうか?」と書いたが、まさかここまで最高の状態で最高の走りを見せてくれるとは・・・。読みの甘さを素直に反省したい。
次走は3月の日経賞が濃厚とのこと。“中山巧者”ぶりを考えれば、有力馬の1頭になることは間違いないだろう。7歳とはいえ、うち2年は故障のために休養していた馬。まだまだ活躍を期待できそうだ。

2着は9番人気の伏兵・シャドウゲイト。
『予習』でもふれたように、前走・有馬記念で久々に見ることのできた“持ち前の先行力”が、このレースでもしっかりと活かされた。田中勝騎手も「有馬記念で厳しいレースをした経験が実を結んだ」とコメント。自分のペースで走れたことで、国際GⅠ馬の底力が発揮できたということだろう。
『競馬のツボ3』の「レースサンプル」では、金鯱賞で一変した好走理由(2着)を取り上げたが、その時は“前走・大阪杯で久々に34秒台の上がりをマークして復調の兆しを見せた”というものだった。シャドウゲイトに限った話ではないが、前走で見せた復調の兆しというものには、今後も注意を払うようにしていきたい。

トウショウシロッコは上位2頭に3馬身半離された3着。
道中の位置取りもよく、直線では内から伸びてくるようにも見えたが、最後は逆に突きはなされてしまった。
「もう少し馬体が絞れていればキレも違った」という意見も出ているようだが、重賞を勝ち切るためには、自分から動いて勝ちにいく“自在性”がほしい。今回に関しても、道中脚を溜めて直線だけの競馬といった印象。そのあたりが、直線入り口で前を行く馬に取り付いたネヴァブションとの差と言えるだろう。
もっとも、この条件(中山芝・中長距離)では、確実に上位にくる“堅実派”であることもたしか。ある意味、軸としては最適の馬かもしれない。

4着には大外から差してきたマイネルキッツ。最後は一瞬“オッ”と思わせる脚を見せてくれたが、松岡騎手のコメントにもあるように、「この距離は少し短かった」ようだ。
スタートで出負けして後方からの競馬になったのも誤算。この点は59キロを背負ったっために行き脚がつかなかったことが原因かもしれない。春天を勝った時のように、好位のインをロスなくまわり、直線で抜け出すのがこの馬の持ち味。今回は自分の競馬ができなかったということだろうが、ここ数戦も同じようにポジションが悪くなっているのは少々気掛かりだ。

1番人気に支持されたキャプテントゥーレは11着に敗退。マイナス12キロの馬体減の影響もあったかもしれないが、ルメール騎手も「距離が長いようだ」とコメントしているように、やはり適条件ではなかったようだ。ブログの冒頭にも書いたように、今回は流れにムラのない底力が問われるレース。初距離を走るには厳しい内容だったに違いない。
加えて、有馬記念を除外になり、マイルCS以来の実戦になったことで、調整面における影響があったとも考えられる。結果論ではあるが、1番人気に支持されるだけの信頼性は乏しかったと言わざるを得ないだろう。

期待の4歳馬・デルフォイも、今回は見せ場なく終わった(6着)。
この馬に関しては、条件云々よりも、経験の少なさが敗因になったように思える。常に自分に有利なポジションで競馬をできるようになるためには、強いメンバーと揉まれる必要があるだろう。その意味では、GⅡの厳しい流れを経験したことは、今後の糧になると考えたい。



■AJCC・結果

2010年1月24日 1回中山8日11R
第51回 アメリカJCC(GⅡ)
芝・2200m 晴・良

 1着 ネヴァブション      横山典   2.12.6
 2着 シャドウゲイト       田中勝    クビ
 3着 トウショウシロッコ     吉田豊    3+1/2

単勝 9  900円(5番人気)
馬連 9-13 10990円  馬単 9→13 20820円
3連複 2-9-13 14110円  3連単 9→13→2 111460円

■AJCC・予習

新春の中山開催最終日を飾る、別定GⅡ・AJCC。
はじめに、このレースの傾向を1点だけあげるならば、中山芝コースの実績がモノを言うということ。近3年の勝ち馬を見れば一目瞭然で、2007年のマツリダゴッホ、2008年のエアシェイディ、2009年のネヴァブションと、中山で良績のあった馬が結果を残している。中山向きの“勝てる走り”ができるかどうかという点が、ひとつの目安になりそうだ。
さらに、今回の出走馬13頭の顔ぶれを見てみると、過半数の7頭が前走で中山金杯(4頭)か有馬記念(3頭)を走っている。したがって、該当馬に関しては、「金杯と有馬記念がどのようなレースであったか」、そして「その中でどのような走りを見せたか」についての検討が必要になってくるだろう。

前日売りの段階で単勝1番人気(2.9倍)に支持されているのは、キャプテントゥーレ
重賞3勝の実績があり、2008年の皐月賞馬。その後、故障のために1年以上の休養を余儀なくされたが、復帰後2戦目にしてGⅢ・朝日CCを制覇。重賞戦線での活躍を期待できる能力の高さを示した。
今回は鞍上にルメール騎手を確保しての遠征。追い切りにも跨り感触を掴んだとのことで、「賞金を加算するために勝ちに来た」と見るのが妥当だろう。
もっとも、2200mの距離に関しては未知数。芝・2000mでは2勝をあげていることから、「小回りの中山ならばあと1Fは辛抱できる」という意見も多いが、昨年夏の復帰戦にマイルの関屋記念を選び、秋にはGⅠ・マイルCS(0.2秒差の4着)を目標にした使い方を考えると、今回の2200m戦への出走には若干の違和感を覚える。
もちろん、昨年暮れの有馬記念に登録(除外)した経緯を踏まえれば、陣営が中長距離路線を視野に入れているとも考えられる。しかし、だからと言って、馬自身にその“適性”が備わっているとは言い切れない。少なくとも、データ的には、前走でマイルCSを走ってAJCCで馬券に絡んだ馬は、過去10年・30頭中1頭もいない(前走1600mを走って馬券圏内に入った馬は3頭のみ)。
とはいえ、今回好走すれば、今後の選択肢が広がるのも事実。渋太く先行して直線抜け出しから後続を突きはなす、この馬の持ち味を発揮できるかどうか。まずは走りに注目したい。

前走、中山金杯で2着に入ったトウショウシロッコ
昨年のこのレースの3着馬であり、中山・芝・2000~2200mは<1.3.3.3>と、複勝率7割の数字を残している。適性は十分だ。陣営は「重賞を取る最後のチャンス」ともコメント。得意のコースだけにチャンスはあるだろう。
ただし、この馬の場合、展開に左右される部分が大きい。前走の金杯にしても、5F過ぎから一気にペースが上がり、結果的には“末脚のキレ”がモノを言う流れになった。実際、この馬の4コーナー通過は12番手。先行馬が苦しくなったところに突っ込んできたという見方もできる。付け加えるならば、3走前の福島記念2着も、5走前のアイルランドT2着も、いずれもハイペースに乗じた結果だった。
内の2番枠に入ったことで、前に馬を置いて脚を溜める競馬はしやすくなったとも思えるが、ペースが緩く落ち着いた流れになると、2走前のディセンバーSのように、脚を余したままで終わるかもかもしれない。

金杯で4着と健闘した4歳馬のデルフォイ
こちらは、トウショウシロッコとは違って、先行して粘った上での結果だった。7カ月の休み明けではあったが、厳しい展開の中でも直線では一旦先頭に立つ走り。しかも、古馬との初対戦であったことを加味すれば、十分な内容だったと言えるだろう。
問題は反動の有無。順当に上積みを見込めれば、前走以上の走りも期待できそうだが、休み明けの激走の後だけに、状態面に一抹の不安はある。もっとも、陣営によれば、2月20日の京都記念への出走も考えた上でのレース選択ということであるから、さほどの心配はいらないのかもしれないが・・・。

中山金杯では3番人気に支持されながら11着に敗れたゴールデンダリア
それまで中山芝は<1.2.2.0>と得意としていたし、レースでは外目からマクリ気味に進出し、直線入り口では抜群の手応えに見えていただけに、意外な大敗だった。
それに関して、陣営は「早めに動きすぎた」とコメントしているが、もともとマクるような走りをする馬ではないだけに、中山コースにおける“正攻法”の走りが裏目に出たようにも思える(3歳時にセントライト記念2着に入った時も直線だけの競馬だった)。
今回、巻き返しがあるとすれば、直線まで脚を溜めて一気に差し切る競馬ができた場合だろう。その意味では、トウショウシロッコと同様、展開に左右される面が大きい。『金杯』のブログにも書いたように、馬込みが苦手の馬。騎乗実績<1.2.1.3>の柴田善騎手が、この馬をどのように操るかがカギになりそうだ。

金杯10着のダイワワイルドボア
着順は2ケタでも、0.5秒差であったことは注目できるかもしれない(ただし、4コーナー15番手というポジションを考えると、差し馬向きの流れに恵まれた感もあるが)。陣営は「距離が短かった分、置いていかれたし、馬も余裕残しの作りだった」とコメント。ならば、条件的には前走よりも有利という見方もできるだろう。
好走があるとすれば、セントライト記念を制した時のように、3~4コーナーでポジションを上げていく競馬ができた場合。その点では、今回、当時の鞍上の北村宏騎手に戻るのはプラス材料だと思える。
前々走のステイヤーズSが0.4秒差、前走の金杯が先にも書いたように0.5秒差。数字的には復調の兆しがあるだけに、一変の可能性はゼロとは言えない。

暮れの有馬記念で5着に入ったマイネルキッツ
リーチザクラウンの逃げによってハイペースになった有馬記念は、先行馬には苦しいレースだった。その中で、10→6→5とポジションを上げて見せ場を作り、最終的に掲示板に残ったのは、GⅠ馬の底力と見ることもできる。
昨年の天皇賞・春を勝って以来、馬券に絡めずにいるが、今年も日経賞から春天連覇を目指すと公言している以上、このレースでは結果を出しておきたいところだろう。
陣営も“勝負”を意識してか、今回はこれまでのポリトラックから坂路調教へ変更。馬に負荷をかけて“闘志をあおる”ことにもを置いているとのこと。鞍上が主戦の松岡騎手に戻るのも好材料だ。
問題は59キロの斤量。この馬自身が克服できるかどうかよりも、他馬と比較した場合、やはり不利は否めない。ともあれ、春天を占う意味でも、この馬にとっては重要な一戦になることは間違いない。

有馬記念9着のシャドウゲイト
結果としては、勝ち馬に2.7秒差をつけられる大敗ではあったが、ハイペースの中でこの馬本来の先行する競馬ができたことは収穫だったはずだ。もとより、中山芝は<3.2.0.6>の実績があるコース。昨年の金鯱賞で2着に入った時にように、好位で流れに乗るレースができれば、大駆けがあるかもしれない。

有馬記念では12着に敗れたネヴァブション
昨年のAJCCの勝ち馬ではあるが、それ以降は掲示板に載ることもできていない。そもそも、昨年のレースはスローペースを見越して先行策に出た横山典騎手による“技あり”の勝利。近走、道中のポジションが下がっていく走りを見ると、「叩き3走目で横山典騎手に手綱が戻る」というプラス材料があるとはいえ、一変まで期待できるかどうか(状態面はかなり上がってきているということなので軽視は禁物かもしれないが)。
結果はともかく、展開面での可能性を考えると、2008年のJCで見せたような“逃げ”に転じるケースがあるかもしれない。

一昨年のダービー以来、1年8カ月ぶりのレースとなるアドマイヤコマンド
11月に帰厩した後、じっくり乗り込まれているとはいうが、やはり長期のブランクは割引だろう。まずは、今後につながる競馬を期待したい。

人気薄から1頭あげるならば、ベルモントルパン
1600万勝ちからの別定GⅡ挑戦は、さすがに敷居が高いし、前走の逃げ切り勝ちもスローに落とした展開の利があってのもので、時計的にも強調できない。
ただし、今回、大逃げを打った場合に限っては、残り目があるかもしれない。というのも、番手で競馬をすると思われるキャプテントゥーレは距離に課題があるため、自分のペースで折り合いに専念するのではないかと思われるからだ。
あくまで、仮定の上での話だが、ベルモントルパンだけがハイペースの走りをして、番手以降がスローという展開になれば、面白いかもしれない。


京都のダートGⅢ・平安Sは、復調度も含めてウォータクティクスの走りがポイント。
アドバンスウェイと無理にハナを奪い合う形になるようであれば、乱ペースになり、上がり3F・35秒台の脚を使えるダイシンオレンジや“後方決め打ち”のトーセンアーチャーが台頭する可能性が高くなりそうだ。
位置取りの自在性があり、マクリの競馬もできるネイキッドや、相手関係を考えて、次週の東京・根岸Sからこちらへ目標を変えたダイショウジェットあたりも圏内候補。前走、東京大賞典で3着に好走したロールオブザダイスは、冬の京都ダートに見られがちな“速い時計”に対応できるかがカギだろう。
大穴は“忘れた頃に激走する”メイショウシャフト。


■日経新春杯・復習

ハンデGⅡ・日経新春杯を制したのは、5歳牝馬のメイショウベルーガだった。
レースは、出ムチを入れてハナを切ったドリームフライトの先導で、1000m通過が58秒9というハイペース。後方追走から直線勝負に持ち込みたい馬にとっては、おあつらえ向きの流れとなった。
もちろん、メイショウベルーガもその1頭。3コーナー過ぎの下りから動き出したトップカミングとベストメンバーをマークするような形で、ワンテンポ仕掛けを遅らせ、直線半ばで2頭を交わすと、最後は3馬身差をつける圧勝。メンバー最速の上がり3F・34秒9を駆使した“大外一気”だった。
勝ち時計の2分24秒4は、新春杯が2400mで行われるようになって以降、史上2番目の好タイム。差し馬向きのペース、ゴチャつきにくい少頭数と大外枠など、展開や条件に恵まれた部分もあったが、この勝ち方はなかなかのもの。特に、以前のように直線だけの競馬ではなく、3~4コーナーで自分から動くことができたことは、内容的にも十分評価できるはずだ。
もっとも今回は、“古馬混合の一線級”とまでは呼べないメンバー構成。かつてのスイープトウショウのように、GⅠ戦線で牡馬相手にわたり合えるかといえば、現段階ではまだ未知数。今後のレースに注目していきたい。

1番人気に支持されたトップカミングは2着。最後はメイショウベルーガのキレ味に屈した形だが、この馬の競馬はできていたように思える。特に評価したいのは、レースを使うたびに、競馬が上手になっていること。“強さ”の印象はないものの、“しっかりした走りをする馬”という点で好感が持てる。
まだまだ成長過程にある4歳馬。昨秋から使い詰めの感があるので、ほどよく休養を取りながら、今後の中長距離路線の中心馬の1頭になれるよう育っていってほしい。

3着には最低人気のレッドアゲートが入った。3歳時にフローラS勝ちがあるものの、近走はまったく見どころがなく、条件的にも狙える材料はなかったのだが・・・。
好走要因をあげるならば、やはり、道中の位置取りだろう。中団のインをロスなくまわり、直線では馬群の開いた最内に突っ込んできた。これは、間違いなく、浜中騎手の好騎乗。さすが“菊花賞ジョッキー”(=京都の長距離に実績があるという意味)といったところだろうか。
その他に考えられるとすれば、厩舎が変わったことで馬自身にプラスとなる刺激(環境の変化)があったことかもしれない。もっとも、転厩初戦というのは、大方が“様子見の仕上げ”をするので、さらに狙いづらいものなのだが・・・。
いずれにしても、このレースがきっかけでレッドアゲートが再び第一線に浮上してくるのであれば、それはそれで喜ばしいことに違いない。

4着のサンライズマックスは、差し馬向きの展開であったにもかかわらず、最後まで伸びあぐねていた。たしかに、前が若干壁になっていたかもしれないが、スパッと切れるような脚も、馬群を割ってくる勢いもなかった。
武豊騎手は「掛かってしまって抑えた分、ポジションが悪くなった」とコメント。『予習』でもふれたように、気性的な問題が大きいのだろう。

5着に入ったゴールデンメインは、4コーナーで一旦後退しながらも、もう一度伸び脚を見せた。良馬場の時計勝負でも堅実な走りを見せたことは収穫。近走の好成績が地力に基づくものであることを証明した。10歳馬だが、これからも元気な走りを見せてもらいたい。

8カ月の休み明けながら、4番人気の支持を得たベストメンバーは7着。トップカミングと並ぶような形で直線を向いてきたが、最後は脚がなくなってしまった。ブランク明けで今回の速い時計は厳しかったに違いない。ただし、馬の雰囲気自体は、思っていた以上に良く見せていた。次走は期待できるだろう。ただし、距離に関しては、もう少し短い方がいいような気もするが・・・。


■日経新春杯・結果

2010年1月17日 1回京都6日11R
第57回 日経新春杯(GⅡ)
芝・2400m 晴・良

 1着 メイショウベルーガ    池添   2.24.4
 2着 トップカミング        蛯名     3
 3着 レッドアゲート        浜中     1

単勝 12  390円(2番人気)
馬連 8-12 630円  馬単 12→8 1360円
3連複 8-9-12 23560円  3連単 12→8→9 89590円

■日経新春杯・予習

京都・芝・2400mで行われる、ハンデGⅡ・日経新春杯。
フルゲートに満たない12頭立てではあるが、前日売りの段階で単勝1ケタ台に5頭がひしめく混戦模様。斤量差(上下差7.5キロ)もあることから、“一筋縄ではいかないレース”といった印象だ。

人気になっているのは4歳牡馬の2頭。
まず、クラシック戦線での好走歴があり、秋からの古馬混合戦では5戦連続で馬券に絡んでいるトップカミング(近4走は連続連対中)。
3歳春の時点では「善戦はするものの勝ち切れない詰めの甘さ」が目立っていたが、そのイメージを払拭したのが、2着馬に0.7秒差をつけた3走前の晩秋特別(東京・芝・2400m)。それまでは好位から流れ込む形が多かったが、このレース以降は決め手を活かす走りが持ち味となり、馬群を抜け出してからさらにひと伸びできる“強さ”も見せるようになった。
前走のオリオンSでも最速の上がりをマーク。形式上は昇級戦となるが、“キレ味勝負”ならば重賞でも通用する素地があるとも考えられる。55キロの斤量は前走より1キロ減で、恵まれた印象も強い。
不安点をあげるならば、ローテーション。
この馬の場合、昨年の11月以降、4レース連続で中1週のレースを走っている。今回は約1カ月の間隔が空いた。ひと息入れたことによって、リフレッシュ効果は見込めるだろうが、その一方で、これまでの連戦の疲労が休養によって一気に噴き出したのではないかとも懸念される。特に、精神面において、「一度緩んだ集中力が戻っているかどうか」が心配だ。パドックでの気合乗りなどには一応の注意を払った方がいいかもしれない。

8カ月の休み明けとなるベストメンバー
皐月賞5着の実績があり、ダービートライアルの京都新聞杯を制して“いざ本番”という時に骨折が判明した。
今回に関しては、中間の調整も順調で、新聞各紙の追い切りの評価も高く、態勢は整ったと判断してもいいだろう。ハンデは56キロ。同世代のトップカミングよりも1キロ重い斤量は、潜在能力の高さを測る目安とも思えるし、京都新聞杯で2着に破ったデルフォイが先日の中山金杯で4着と好走したことも、間接的な比較ではあるが、この馬の実力の評価につながっているようだ。
ただし、骨折放牧明けは、常識的に考えれば“割り引き”であることは間違いない。昨年のクラシックの主役だった馬たちが休養や引退に追い込まれた分、この馬に対しての期待が人気に反映されている感もある。アッサリ勝つだけの実力の持ち主かもしれないが、馬券の主軸に据えるだけの信頼性があるとまでは言い切れないだろう。

昨年夏あたりから、牡馬混合戦での好走が目立ち、頭角を表わしてきた5歳牝馬のメイショウベルーガ
前走の愛知杯では、1番人気に支持されながら3着に終わったが、前残りの競馬で外から追い込んでの0.1秒差で“負けて強し”という評価も多かった。もとより、得意としない小回り中京コースでの結果。広い京都コースへの条件変更は、この馬には大きなプラスと言えるはずだ。
2走前、3走前は、ともに今回と同じ京都外回りコースで33秒台の末脚を披露。決め手を活かせる展開になれば、馬券圏内の有力候補であることは間違いないだろう。
あとは、京都・芝・2400mの適性がどうか。コース実績は〈2.0.0.4〉、距離は初。京都・芝・2200mでは勝ち鞍があるものの、長距離路線を主戦場としてきた馬ではない。そのあたりをどのように判断するかが、取捨選択のポイントになりそうだ。

トップハンデの57.5キロを背負うサンライズマックス
重賞3勝の実績馬だが、いずれも1800~2000m戦におけるもので、今回のレースがこの馬にとっての適鞍であるかどうかを疑問視する声も多い。
もっとも、近走でのこの馬の好走は、4走前の天皇賞・春(芝・3200m)4着と2走前のアルゼンチン共和国杯(芝・2500m)4着。現状では、長距離で決め手を活かす競馬の方がこの馬向きという考え方もできる。
サンライズマックスに関しては、多くの専門紙の指摘にもある通り、レース前のイレ込みが問題視されている。陣営のコメントにも「当日、落ち着いていれば・・・」という但し書きが付き、当然ながら、直前の気配の確認が必要になりそうだ。と同時に、テン乗りの武豊騎手がこの馬をどのようにコントロールするかにも注目したい。

昨年のこのレースを逃げ切り勝ちで制したテイエムプリキュア
49キロの軽ハンデも味方したが、後続が脚を溜める下り坂で一気にスパートをかけた作戦も見事だった。
今回は54キロでの出走となるが、他の有力馬が後方から“決め手勝負”に徹するタイプだけに、前々で勝負するこの馬の粘り込みも頭に入れておいた方がいいだろう。
この馬の弱点は、前走の有馬記念のように、他馬が早めに競りかけてくるとレースをやめてしまうこと。自分のペースで走ることができれば、エリザベス女王杯の時のように番手でも辛抱できる。今回は同型のドリームフライトがいるため、単騎逃げは難しいかもしれない。どのポジションで、後ろにどれくらいの差をつけるか。展開面での検討が重要になるだろう。

サンライズマックスと同じく、トップハンデの57.5キロを背負うインティライミ
明け8歳になるが、実績面を考えればこの斤量は当然とも思える。前走のジャパンカップは14キロ減の馬体重の影響が大きかったようだ。陣営も「一気に絞りすぎた」というコメントを残している。
ただし、今回馬体が戻っていたとしても、近走の“精彩のなさ”はやはり気掛かりだ。〈2.0.1.2〉と得意としている京都コース(芝・2400mは3年前に京都大賞典を勝った舞台)で往年の力を発揮できれば上位への食い込みも可能だが、年齢的にも一変は難しいのではないだろうか。

前走、GⅡ・ステイヤーズSで2着に入ったゴールデンメイン
10歳とはいえ、長期休養を挟んでいるために、レース数はさほど多くない。昨秋の休み明け以降は、3着→4着→2着といずれも好走。ハンデも前走より3キロ減の54キロと、メンバー中一番の“下げ幅”だ。
キレる脚がないため、直線の決め手勝負になると分が悪いが、後続が牽制し合って前が残るような展開になれば、好位からの粘り込みによって結果を出す可能性も十分考えられる。
もっとも、先にあげた昨秋復帰後の3戦は、「豪雨」「不良馬場」「やや重の超スロー」といった、他馬にとって不利な条件での好走であったことも事実。良馬場の時計勝負になった場合にどうか。京都芝実績〈0.0.1.6〉という相性の悪さも気になる。

年明けの万葉Sから中1週で臨むマンハッタンスカイ
前走はプラス10キロの馬体増。この中1週で絞れていれば、もう少し走れるはずだ。
とはいえ、近走は2ケタ着順続き。ハンデに恵まれたわけでもなく、現状では厳しい戦いを強いられそうだ。

テイエムプリキュアが番手に控えた場合、ハナを切ると思われるのが、軽量50キロのドリームフライト
近走の戦績や、〈1.0.0.9〉という京都実績からは、強調できるものは乏しいが、テイエムプリキュアが前で残るというビジョンを立てるならば、この馬も一緒に粘り込むケースも考えられる。つまり、エリザベス女王杯のクィーンスプマンテとテイエムプリキュアの“行った・行った”と同じことが起きる可能性もあるということだ。
あくまで“後続の有力馬が脚を溜めて牽制し合う”という前提の上でのものだが、「後ろが届かない」という展開を重視するならば、“消せない1頭”だろう。

もう1頭、人気薄で面白そうなのがセラフィックロンプ
牝馬限定のハンデ重賞・愛知杯勝ち(2008年)の実績はあるものの、ここでは格下感が否めないし、距離に関しても未知数と言わざるを得ない。
しかし、スローペースの好位から33秒2の脚を使って0.1秒差の6着に踏ん張った2走前の新潟記念のレースぶりを評価する声もある。前走の愛知杯も同じ形のレースができたものの、休み明けの分伸びを欠いた。
叩き2戦目となる今回、直線で先に抜け出して後続に差をつける脚を使えるようならば、馬券圏内に残る可能性もあるかもしれない。


中山で行われる3歳GⅢ・京成杯は、エイシンフラッシュ、レッドスパークル、アドマイヤテンクウの三つ巴の様相になっているが、他馬が割って入る可能性も十分にあると思われる。
特に、新馬戦を勝ってここに駒を進めてきた組には、上積みが期待できそうだ。
距離が伸びて良さそうなブルーグラスとアースステップ。時計的には評価が低いが、今回と同じ中山・芝・2000mを勝ったタイムチェイサーも検討の対象にしておきたい。
他では、デビューから3戦すべて2000mを使われているログ。前走は逃げ切り勝ちだったが、本来は前々で器用に立ち回るのが持ち味の馬。中山コース向きの走りのようにも思える。


■今週末のブログについて

競馬のツボ<ブログ版>にご来訪いただき、ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、今週末のブログは、仕事の都合により休ませていただきます。
何卒、ご了承ください。

10日には京都でシンザン記念が行われます。
暮れの朝日杯に出走したガルボ、キョウエイアシュラ、エイシンホワイティといったあたりに人気が集まりそうですが、翌日のフェアリーSではなく牡馬混合のこのレースに狙いを絞った牝馬2頭=タガノパルムドール・マイネアロマの走りにも注目したいと思います。
特にマイネアロマの場合は、阪神JF(出走していればそこそこ人気になったはず)が除外になり、2000mのエリカ賞に回って大敗。マイルに戻る今回は巻き返しがあるかもしれません。
他にも、ピサノユリシーズ、メイショウカンパク、シャインなどの有力馬が出走。かなりの混戦になりそうです。

11日の中山・フェアリーSも興味深い一戦。
クラシック級との評判が高いアプリコットフィズ、テイラーバートンがどのような走りを見せてくれるのか。また、良血のアドマイヤテンバ(クロフネ×アドマイヤグルーヴ)、メジロオードリー(スペシャルウィーク×メジロドーベル)の2頭にも期待がかかります。

どちらのレースも春のクラシックを占う上で重要なレース。
当日、馬券を買うことはできないと思いますが(遠方への出張のため)、レースの検証は欠かさないようにしたいと思います。

■中山金杯・復習

1着から5着までが着差なしの同タイム。ゴール前の大混戦をクビ差で制したのは1番人気のアクシオンだった。
レース前半は1000m通過61秒9の数字通りの超スローペース。しかし、3コーナー過ぎから一斉に馬群が動き出すと、その後は11秒台のラップが刻まれる壮絶な叩き合いとなった。こうした流れの中で、アクシオンは常に中団のインで“我慢の競馬”。結果的には、道中でじっくり脚を溜めたことが、馬群を割って出る勢いと最後のひと伸びにつながったように思える。
言うまでもなく、これは、藤田騎手の好騎乗。ロスのない内々を通ったことは、最後の瞬発力勝負を見越しての作戦だろうし、Cコース変更になって内目が伸びる芝の状態も計算にあったに違いない。レース後は「馬の力を信じて乗った」とコメント。人馬の信頼関係は、それまでの騎乗実績〈3.1.0.0〉の数字にも表われていた。
プラス14キロの出走だったが、走りに影響するほどの太目残りではなかったようだ。実際、パドック解説の専門家は「馬体増はそれほど問題ではない」と語っていた。減った分の体が戻ったということなのだろう。
これで、鳴尾記念に続いて重賞2連勝。屈腱炎のために2年以上の休養があったことを思えば、馬自身はもちろんのこと、スタッフの努力に対しても本当に頭が下がる。「時計も平凡だし見所のなかったレース」という辛口の論評もあるが、この馬の“復活→本格化”には称賛の価値があるはず。SS産駒のラストクロップとして、これからの活躍を期待したい。

2着はトウショウシロッコ。スローペースの後方だったので「今回も脚を余すかな・・・」と思って見ていたが、最後は外目から矢のように伸びてきた。内が伸びる馬場状態を考えれば、末脚のキレは相当なものと評価できる。自分から動いていけないタイプだけに、途中からペースが上がったことも味方したようだ。吉田豊騎手は「勝った馬とは内外の差」とコメント。この馬なりに能力は発揮できたと見ていいだろう。
相手が楽だったディセンバーSでの取りこぼしからもわかるように、この馬は力関係よりも展開(主にペース)によって好走か凡走かが決まることが多い。緩みのない流れになった時、あるいは今回のように、後半ペースが上がるレースでは、キッチリと馬券圏内に入ってくるタイプ。今後もこの馬に関しては、展開面での見極めがポイントになりそうだ。

驚かされたのは3着のトウショウウェイヴ。
鞍上・中舘騎手、ブリンカー着用。「前に行くかもしれない」という推理はできても、“左回り専門”と呼ばれている馬の好走までは読み切れなかった。しかも、一旦は後方に退きながらも再び伸びてきた走りは見事。“府中の長い直線で後方一気”というイメージは封印した方がいいのかもしれない。
もっとも、この1走だけで、この馬の脚質の幅が広がったと判断できるかどうかは疑問。『競馬のツボ3』の中で、マツリダゴッホを例にあげて解説したように、特定のコースを得意としている馬は競走能力に偏りがあり、苦手のコースでの好走は無理な走りによる消耗が激しい。次走、仮にトウショウウェイヴが得意とする東京のレースに出てきたとしても、「中山であれだけ走れたのだから」という考えから簡単に手を出すのは危険かもしれない。
いずれにしても、この馬が次に出走するレースでどのような走りを見せてくれるかに注目したい。

4着はデルフォイ。7カ月の休み明けだったが、しっかりと仕上がっていたようで、レースでも最後まで渋太く伸びていた。初の古馬相手の重賞でこの結果。当然ながら、今後を期待できる内容だったと言えるものだろう。

5着のシェーンヴァルトも大健闘の一戦だった。近走は、掛かって前に行ったり後方ままのレースが続いていたが、自分から動いてマクリ気味に進出するなど、十分に見せ場を作ってくれた。
これは、主戦の北村友騎手に手綱が戻ったことが大きな要因だったとも考えられる。実際、馬自身も伸び伸びと走っているようにも見えたし、それゆえ、最後の追い比べでも踏ん張れたのではないだろうか。

ハナを奪ったサニーサンデーは6着。1コーナーまでは一気の行き脚をつけたが、2コーナーでペースを落としてスローに持ち込んだ。巧妙な逃げのようでもあったが、他馬が予想以上に早めに仕掛けてきたため、最後は失速。目標にされるキツイ展開になってしまったようだ。
それでも勝ち馬からは0.1秒差に留まったのだから、内容としては及第点だろう。今回は最内のマイネルグラシューが控えたために逃げる形になったが、個人的には、番手で前をマークして直線で抜け出す競馬の方が力を発揮できるように思える。

2番人気のヒカルカザブエは、メンバー最速の上がり34秒8で追いこんできたものの7着止まり。見た目には完全に脚を余した形だった。
「スタートは悪くなかったが、進んで行けず位置取りが悪くなった」という横山典騎手のコメントから察するに、2000mのレースでは序盤で置いていかれてしまうのだろう。やはり、距離はもっと長い方がいいと思われるし、直線が長く広いコースの方が向いているようだ。
天皇賞・春が目標という以上、長距離の前哨戦を使ってくるはず。その時に改めて見直したい。

ゴールデンダリア(3番人気)は11着に敗退。マクリ気味に進んで直線で弾けそうな気配があっただけに、不可解な負け方だった。内田騎手は「4コーナーを回った時には反応がなかった。原因がわからない」とコメント。故障でなければいいのだが・・・。

それにしても、今回の中山金杯は難解だった。
前半のスローから後半で急にピッチが上がる展開。自分から動いた馬ではなく、我慢して脚を溜めていた馬のワンツー。従来の金杯とはかなり様相が違っていたように思う。
同じコースで同じ距離のレースが行われても、同じ展開にはならないことは重々承知していたが、改めて勉強させられた一戦だった。


■中山金杯・結果

2010年1月5日 1回中山1日11R
第59回 中山金杯(GⅢ)
芝・2000m 晴・良

 1着 アクシオン         藤田    2.00.8
 2着 トウショウシロッコ    吉田豊    クビ
 3着 トウショウウェイヴ     中舘      ハナ

単勝 4  320円(1番人気)
馬連 4-12 2230円  馬単 4→12 3220円
3連複 4-9-12 59540円  3連単 4→12→9 248790円

■中山金杯・予習

2010年の年頭を飾るGⅢ・中山金杯。
ハンデ重賞ということもあり、波乱の傾向が強く、近5年で馬券に絡んだ1番人気馬は2005年の勝ち馬・クラフトワーク1頭のみ。また、5年連続で8番人気以下の馬が複勝圏内に入っているように、人気薄の好走率も高い(過去10年まで遡ってみても、複勝圏内30頭中11頭が8番人気以下)。ただし、“穴馬=軽ハンデ馬”とは限らず、2007年の2着馬・アサカディフィートのように、トップハンデが嫌われて人気を落とした馬が結果を残すケースもある。
ローテーションについては、「前走、鳴尾記念もしくはディセンバーSを使った馬が中心」というデータを取り上げる専門紙も目立っているが、昨年の1~3着馬はいずれも別路線組。絶対条件と言えるものではない。
展開面では、近年「逃げ馬が粘り込むケース」が目立っているが、それに関しても“単騎のマイペース”という前提があってのこと。必ずしも「前が有利」といった結論には至らない。
ひとことで言えば、的の絞りにくいレース。予想の“基準点”をどこに見つければよいか。年明け早々、馬券の検討に頭を悩ますことになりそうだ。

人気を集めそうなのは、美浦・二ノ宮厩舎の2頭。
アクシオンはここまで5走連続連対中。前走のGⅢ・鳴尾記念は、スローの瞬発力勝負になりながらも、末脚自慢のスマートギア、ナムラクレセント、イコピコを負かしての勝利。十分に評価できる内容だった。明け7歳になるが、2年3カ月の休養があったため、レース数はまだ16戦。それゆえ、“ここにきて本格化”“この先大舞台で活躍できる器”という声も上がっている。
中山・芝・2000mは初となるが、ペースに対応できる脚質(近5走、前走のスロー以外は平均ペースでの連対)と思われるので、さほど問題はないだろう。1800mからの1F延長に関しては、陣営が鳴尾記念の後に有馬記念を目標とした経緯からみても、折り合い面での不安材料があるとは考えづらい。
気になる点をあげるならば、馬体重。
この馬の近5走をみると、3走前のプラス4キロを除くと、いずれも前走よりも馬体減での出走で結果を残している。6走前はプラス4キロで5着、7走前はプラス8キロで5着だった。ちなみに、3走前の2着(プラス4キロ)も勝ち馬からは0.6秒も離されている。
今回、調教後の計量ではプラス18キロ。陣営も「脂が乗って絞りきれないので530キロを超えるかもしれない」とコメント。となれば、大幅な馬体増になるわけだ(前走は518キロで出走)。
近5走で20キロ減った馬体が一気に増えるとすれば、走りに影響をもたらす懸念もある。ここにきての充実ぶりは“買い”の材料には違いないが、直前の状態には注意を払う必要があるだろう。

ゴールデンダリアは、3歳時にダービー6着、セントライト記念2着の実績の持ち主。近走3戦続けて馬券圏内を確保したことで、当時の状態に戻ってきたという意見も多い。
中山芝実績は〈1.2.2.0〉と好相性。前走のディセンバーSはスローで脚を余した3着だっただけに、スムーズに流れに乗るレースができれば、適性の高さが後押しするだろう。ハンデが55キロというのも魅力。あくまでデータではあるが、この馬は斤量が56キロ以下の場合、〈3.2.3.0〉という数字を残している。
弱点はゴチャつく競馬になった時。直線で外を回るパターンが目立ち、インから抜け出すにしても前が大きく開いた場合が多い。それについては、陣営も「苦手の馬込みを克服できるかどうかがカギ」とコメントしている。その意味では、内目の3枠5番の枠順は少なからず不利かもしれない。あとは、鞍上の内田騎手がどのように馬群をさばくかだろう。

前走、GⅢ・福島記念を制したサニーサンデーも有力候補。
51キロのハンデに恵まれたとはいえ、1000m通過が57秒5のハイペースのレースを先行して押し切ったのだから“強い勝ち方”だった。福島では他にラジオNIKKEI賞2着があり、中山芝実績も〈2.0.1.1〉。小回りコースを得意とする脚質と考えられる。ハナにこだわらず、番手や好位からも競馬ができることもこの馬の強味だ。
問題は、目標にされた時に後続を振り切る走りができるかどうか。2走前のラジオNIKKEI賞も前走の福島記念も、言うなれば“人気薄の激走”。3~4コーナーから差を詰めてくる後方集団を、直線で突き離す競馬ができれば、重賞連覇の可能性も高くなるに違いない。

重賞での好走歴を目安にするならば、ヒカルカザブエも要注意の1頭。
昨春のGⅡ・阪神大賞典2着、前走は6カ月の休み明けでハンデGⅡ・アルゼンチン共和国杯3着。底力という点ではナンバー1と見ることもできる。しかも、この2戦、阪神大賞典では先行、アルゼンチン共和国杯では後方からと、異なった脚質で結果を出していることも評価の対象。どのポジションからもレースを運べる器用さは、展開不問の武器と言えるだろう。
不安点をあげるならば、距離短縮と小回りコースに対応できるかどうか。
昨年は長距離レースを中心を使われてきており、2000m戦を走るのは一昨年の12月以来。小回りコースに関しても、札幌に勝ち鞍はあるが、2600m戦でのもの。陣営も「最終目標は春の天皇賞」とコメントしており、馬の適性とレース条件との間にはかなりのギャップがある。横山典騎手がこの馬の力を発揮させるために、どのような乗り方をするか。注目したい。

昨年のAJCCで3着に入ったトウショウシロッコ
秋のオールカマーでも4着と健闘し、中山の重賞では好走するイメージが強い。実際、中山芝実績は〈2.3.2.8>。数字的にも悪くはない。
2走前の福島記念では2着。小回りコースにおける立ち回りの巧さはこの馬の持ち味と言ってもいいだろう。前走のディセンバーSは2番人気で5着に敗れたが、原因は“太目残り”とはっきりしている。今回、調教後の馬体重はプラスマイナス0。キッチリ絞れているようであれば、巻き返しの可能性も十分ある。
もっとも、この馬の場合、展開に左右される部分も大きい。前走にしても、太目残りとはいえ、スローペースになると自分から動けない弱さを露呈した感がある(逆にハイペースの福島記念はこの馬向きだったということ)。中山・芝・2000mは基本的に緩みのない流れ(この馬向きのペース)になりやすいが、最終的な取捨選択は、展開をより慎重に検討した上で行った方がいいだろう。

「どういう競馬を見せてくれるのか?」という期待値込みで人気を背負いそうなのが、4歳馬のデルフォイ
7カ月の休養明けになるが、京都新聞杯2着の実績があるように、昨年の春にはクラシック有力馬の1頭だった。4月のアゼリア賞では12月の古馬混合の準オープンを勝ち上がったトップカミングと差のないレースもしている。
とは言うものの、今回は休み明けに加えて古馬との初対戦。常識的に考えれば、厳しい条件であることは間違いない。未知数の魅力があり、明け4歳のレベルの高さを考えると食指の動く1頭だが、過大評価は禁物。馬券的には“押さえの1頭”という考え方が賢明かもしれない。

専門紙やスポーツ紙の印は、ここまであげた6頭に集中しているようだが、気になる伏兵についても何頭か取り上げてみたい。

明け9歳となるマヤノライジン
昨年のダービー卿CT3着や函館記念2着で見せたような、3コーナーからのマクリの競馬(中山コース向きの走り)をできることが強味。その時の鞍上だった藤田騎手と同じような“追い通し”を石橋脩騎手ができるかどうかがポイントになるだろう。高齢馬のため、叩き2走目での上積みはそれほど見込めないかもしれないが、凡走の後でも突然好走するタイプだけに軽視できない存在だ。
前走・中日新聞杯5着のレオマイスター
近走、苦手の左回りで内容のある走りを見せており、それなりの成長が窺える。さらに、近5走すべて2000mの距離を使っている陣営の“距離へのこだわり”も相当なもの。そろそろ結果に結びついてもおかしくない。あとは、前走の敗因でもあった14キロの馬体増がどれだけ絞られているかだろう(調教後はプラス18キロだったが・・・)。
今回、昇級初戦のマイネルグラシュー
最内枠を引いたこともあり、おそらくこの馬が逃げると思われる。中山芝実績は〈3.1.1.3〉と高い数字。ハンデも前走より4キロ減。条件は有利になる。あとは力関係。前走の逃げ切りはスローペースの展開に恵まれたものだけに、いきなりの重賞は敷居が高いようにも思えるが、三浦騎手が思い切りの良い逃げを打てば、複勝圏内に粘り込む可能性もゼロとは言えない。
準オープンからの格上挑戦となるブルーマーテル
1600万でも成績が安定しないため、このメンバー相手ではさすがに厳しく見えるが、中山・芝・2000mの適性だけを見れば〈3.1.0.1〉とトップの数字。52キロのハンデを活かして、内々で脚を溜める走りができれば、直線でインから抜けてくるシーンがあるかもしれない。

他にも、3歳時にセントライト記念勝ちのあるダイワワイルドボア、昨年の皐月賞4着のシェーンヴァルトを“穴候補”に推す声もある。ただし、前者は復調気配にはまだ遠いように思えるし、後者は重賞勝ち(デイリー杯2歳S)と同条件の京都金杯が除外濃厚のためこちらに回ってきたフシがある(鞍上が主戦の北村友騎手に戻るのはプラスだが)。いずれも強調材料には乏しい。
また、トップハンデのホッコーパドゥシャは、陣営のコメントから察するに、夏の連戦の疲れが抜けないまま天皇賞・秋を使ったせいもあって、状態を戻すのに手間取っているようだ。


最後に、同日に行われる京都金杯についてもひとこと。
前走、鳴尾記念2着(32秒8の上がり)のスマートギアと、マイルCSで2着に逃げ粘ったマイネルファルケが人気を分け合いそうだが、この2頭は言うまでもなく両極端の脚質。しかも、スマートギアは初マイル、マイネルファルケには同型との兼ね合いという課題がある。
したがって、スマートギアが届かないケースとマイネルファルケが馬群に吸収されるケースについても、考えておく必要があるだろう。
一応の狙い目としては、昨年の勝ち馬・タマモサポートや一昨年の勝ち馬・エイシンデピュティのように、好位から抜け出せる馬に注目したい。今回の場合、クラウンプリンセスとフィールドベアー。あとは、脚を溜めることができればという前提でドラゴンファング。さらに、前走のように前々で競馬ができるようならば、レインダンスも侮れない。
先行激化によって、好位の馬よりも差し・追込馬が有利と判断するならば、決め手勝負歓迎のティアップゴールド、実績のないコースで2戦連続好走を見せたヤマニンエマイユあたりもマークしておきたい。
いずれにしても、展開重視の検討が重要な一戦になりそうだ。


■あけましておめでとうございます♪

昨年中は大変お世話になりました。
たくさんの方々のご来訪に感謝しています。
ありがとうございました。
本年も「競馬のツボ<ブログ版>」をよろしくお願い申し上げます。

皆様にとって健康で幸多き一年になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。


安東 裕章


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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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