■2011年11月

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■今週末はJCダート

先週のジャパンカップはブエナビスタの勝利。降着に泣いた昨年の雪辱を果しました。

ブログには「スムースな競馬ができれば力を発揮できるはず」と書きましたが、若干窮屈なところはあったものの、うまく馬群を捌いて外に持ち出した岩田騎手の騎乗が光りました。秋天の無念を晴らしたと言えるでしょう。次走の有馬記念はおそらくラストラン。感謝の気持ちを込めて応援したいと思います。(おそらくそういう競馬ファンが多いでしょうね)

2着のトーセンジョーダンについては、「秋天は後方からの競馬(=本来の脚質とは違う走り)がハマった感がある」と思っていただけに、スローな展開になった場合の懸念があったのですが、今回は先行策からの粘り込み。流れを読んだウイリアムズ騎手の好判断が好走の大きな要因ですが、と同時に、馬自身もGⅠで勝ち負けできるだけの力を付けていることを証明したレースだったと思います。長距離適性の高さを考えれば、来年の春天でも期待できるのではないでしょうか。

3着は人気薄のジャガーメイル。この馬に関しては、ブエナビスタの直後に付けた位置取りが良かったように思います。直線でブエナが抜け出した後、空いたスペースからの追い出し。最内枠を利して、道中ロスなく進んだことも、直線の伸びにつながったと言えるでしょう。高齢馬といっても使ったレース数は少なく、近走の成績から「衰えた」と判断した人は痛い目にあったのでは? 叩き3走目でベストの条件、ヒモ候補としてはマークが必要だったと思います。

今回残念だったのは、最強世代と呼ばれる4歳馬が結果を残せなかったこと。瞬発力勝負を得意とするエイシンフラッシュやペルーサには向く展開だったと思われますが・・・。あるいは、ハイペースのレコード決着となった前走の反動があったのかもしれません。

さて、今週は砂の王者を決めるジャパンカップダート。
トランセンドとエスポワールシチーの2強対決の様相が濃いようです。となれば、馬券的には「3着候補をどのように選ぶか」がポイントになるかもしれません(あくまで3連系馬券についてですが)。
トランセンドもエスポワールシチーもともに先行馬。「2頭についていける先行馬」を狙うか、「2頭以外の先行馬が崩れたところに突っ込んでくる差し・追込馬」を狙うか。そのあたりの展開の読みが重要なカギになるように思います。


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■今週は厳しいです!

今週は豪華メンバーによるジャパンカップが行われますが、残念ながら仕事の関係で楽しむことができそうもありません。
じっくりブログを書く時間もなさそうです(今は移動中に携帯から書いてます・・・パケホじゃないのに)。

凱旋門賞の1・2着馬が参戦。
日本馬の方が強いと言われるJCですが、今回は「主役は外国馬」という記事が目立っています。
どのような走りを見せてくれるか、楽しみですね!

日本馬については「ハイペースでレコード決着となった秋天では流れが向かなかった馬」の巻き返しがポイントかもしれません。
今回のメンバーならば、おそらくスローの瞬発力勝負。
エイシンフラッシュ、ローズキングダムには好走が期待できるかもしれません(ともに超スローのダービーで結果を出した馬)。
ブエナビスタは前回のように窮屈なポジションにならなければもっと力を発揮できるはず。
取捨が難しいのがヴィクトワールピサ。海外遠征後の休養明けで体調がどうなのかという部分もありますが、それ以上に東京よりも中山向きの脚質という印象が強く、適性そのものに不安なところがあります。

それにしても、今回のメンバーは豪華!
“世界”を実感できるような熱戦を期待したいですね!

■マイルCS・展望

今週は京都でGⅠ・マイルCS。
相変わらず仕事に追われている身ですが、出張先でPCを借りることができたので、簡単にレースの展望を書いてみたいと思います。

春の安田記念を制した3歳馬・リアルインパクト。
安田記念勝ちに関しては「斤量の恩恵が大きかった」という意見も聞かれましたが、休み明けの前走・毎日王冠では57キロを背負ってダークシャドウ(秋天2着)にクビ差の競馬。その実力は本物という評価が高まっているようです。3歳という年齢を考えれば、まだまだ伸びしろがあるはず。前走以上のパフォーマンスを見せて、春に続いて秋のマイル王に輝く可能性も十分あるでしょう。
今回、ポイントと思えるのは2点。
ひとつは、関西への長距離輸送があること。
リアルインパクトは関西圏でのレース経験が1回しかなく、そのレース(ニュージーランドT)も11着に敗れています。陣営は「震災の影響で調整が万全でなかった」とコメントしていますが、輸送経験が少ないことは紛れもない事実。古馬と違って精神的に不安定な部分が残る3歳馬にとっては、思っている以上に大きな課題になるかもしれません。
もう1点は、騎手の乗り替わり。
近走の鞍上を見ると、内田博、戸崎圭、岩田といった、いわゆる“剛腕”と呼ばれる騎手が乗って結果を出しています。今回の鞍上の福永騎手は、技術的には申し分ありませんが、前述の騎手とはタイプが違うようにも思えます。剛腕騎手が“追って追って馬を前へ持って行く”のに対し、福永騎手はどちらかといえば“馬の能力を発揮させて気分良く走らせる”タイプ。このあたりの違いが影響するのだは?という気もします。言い方をかえれば、近走の好結果は騎手の乗り方が大きな要因になっているのでは?ということ。安田記念の戸崎圭騎手の騎乗(早めに仕掛けて追いっぱなしのロングスパート)が実に見事だっただけに、今回の乗り替わりは少々気になる材料とも思えます。

前走・スワンSを制したリディル。
2歳時に高い評価を受けた素質馬が、ケガを克服してようやくGⅠで主役になれる舞台まで辿り着いた・・・そんな感慨もあります。
前走の勝ち方は圧巻。逃げたジョーカプチーノの注文通りに運んだレースでしたが、直線で相手を射程圏に捕らえてから交わして突きはなす脚には驚かされました。トップギアに入ってからのスピードは超一級という印象です。
今回も逃げ馬・シルポートをマークして同じような競馬を試みると思われますが、そうした場合、8枠17番という枠順はどうなのか。外から差してくるタイプではなく、番手からの抜け出しを得意とする馬なので、外枠の今回、序盤から好位のポジションをキープできるかがカギになるかもしれません。

前哨戦の富士Sを勝ったエイシンアポロン。
個人的には3歳時からマイラーとしての資質に注目していた馬ですが、リディル同様こちらも長期休養を経て見事に復活した感があります。
インの好位でロスのない走りをするイメージが強かったので、前走で13番枠に入った時は正直どうかな?という部分もあったのですが、結果は後方から差し脚を伸ばして1着。思っていた以上に脚質に幅があるという評価も生まれました。
課題は時計勝負になった場合。キレ味で勝負するタイプではないので、瞬発力を問われる展開になると厳しいところがあるかもしれません。それを考えると、土曜の雨で馬場が悪化が見込まれていることは、この馬にとっては好材料と言えるでしょう。

外国馬2頭も怖い存在。
レイティング等の評価では3歳牝馬のイモータルヴァースの方が格上とのことですが、追込一辺倒の脚質だけに不発に終わるリスクも考えられそうです。
むしろ、3年連続でこのレースに参戦するサプレザの方が、下り坂を利用する京都コースの特性を知っているだけ優位かもしれません。牝馬ながら近走は57.5~60キロの斤量での競馬。今回の55キロは恵量に違いないでしょう。あとは、馬場が悪化した場合、どこまでこなせるかがカギ。

昨年の覇者・エーシンフォワード。
前走・スワンSは外々を回らされる競馬で6着に敗れましたが、元々目標は今回の本番。陣営いわく「寒い時期に成績を残す馬」。追い切りの評価も高く、枠順も希望していた内枠に入った以上、軽視はできないでしょう。ただし、この馬はどちらかといえば、跳びがきれいな馬。道悪になった場合の影響が、少なからず気になります。

馬場状態を考慮すると、シルポートが逃げ残る可能性もあるように思えます。
以前のブログにも書きましたが、小牧騎手が乗るようになってからのシルポートは、マイル戦で残れる逃げ方に変わりました。具体的に言えば、前3Fを35秒台で通過して上がり3Fを34秒台でまとめる逃げ方です。したがって、安田記念の前3F33秒9は明らかにオーバーペースでした。休み明けの2戦の敗因を距離と考えれば、今回は巻き返しの可能性も十分あると思います。重馬場は〈1.1.0.0〉。内にグリーンベルトができるわけではありませんが、BコースからCコースへの仮柵移動もプラスに働くはず。あとは、幸騎手がこの馬の持ち味を発揮できるかどうかでしょう。幸騎手が主戦となる同じ西園厩舎のヘッドライナーのような逃げ方でいいと思うのですが・・・。

他では、3歳マイル王者のグランプリボスにも注目。
海外遠征に出た後、休養明けの前走・スワンSで大敗。近走の存在感こそ今ひとつですが、朝日杯を含めてこの世代ではGⅠ2勝の実力の持ち主。復活の度合いが気になりますが、大駆けがあっても驚けないでしょう。

初のマイル戦となるミッキードリームも面白そうな存在。
ハイペースとなった前走の秋天でも先行しながらもある程度踏ん張り、底力の一端を見せた内容だったと思います。ただし、ローテーション的には3走前に朝日CCを使っている分だけキツイような印象も。目標は秋天だったという気もします。

週中の時点で、個人的には、キョウワジャンヌとマルセリーナの3歳牝馬2頭が気になっていたのですが・・・、どちらもキレ味勝負の馬だけに、馬場が悪化すると評価を下げざるを得ないようにも思います。
実力馬のスマイルジャックは、予定していた毎日王冠が使えず調整が狂った点が不安材料。昨年の2着馬・ダノンヨーヨーは適条件に戻りますが、休み明けの2走がスタートで置かれすぎている感もあり、道悪巧者とはいえ後方からの競馬になると厳しいのではないでしょうか。
逆に馬場悪化で面白く思えてきたのがレインボーペガサス。
前走の富士Sは道悪で負けていますが、敗因は馬場よりもハナに立ったことで序盤から脚を使ってしまったことと考えられます。速い上がりの脚を使えない馬なので、時計のかかる展開向き。京都コースとの相性〈2.1.2.0〉を加味すれば、穴候補としてマークしてもいいかもしれません。



■寸暇を惜しんでブログ更新(笑)

現在長期出張中の身ですが、半日だけ戻ることができたので、この機会にブログを更新しておきたいと思います。

今週はGⅠ・エリザベス女王杯。
週明けからのスポーツ紙を見る限りでは、「スノーフェアリーの連覇濃厚」といった記事が目立っているようです。たしかに、2着馬に4馬身差をつけた昨年の勝ち方は圧巻でしたし、その後の戦績からは、さらにパワーアップした状態もうかがえます。ブエナビスタのように実力のある牝馬は、牝馬限定戦ではなく牡馬混合GⅠに出走するというのが、今の日本の牝馬戦線の現状。それを考えると、昨年同様レベルの違いを見せつけられる可能性も高いかもしれません。
ただし、今年の場合、気掛かりな材料もあります。それは、ローテーション。
10月に2戦走っての来日。しかも2走前はあの凱旋門賞での激走(3着)です。輸送経験が豊富とはいえ、はたしてピークの状態にあるのだろうかという懸念も生まれます。

むしろ怖い存在なのは、もう1頭の外国GⅠ馬・ダンシングレインの方かもしれません。
昨年の『エリザベス女王杯・復習』では、スノーフェアリーの勝因について「斤量面で有利な3歳牝馬が日本まで遠征してくる“勝負度合い”の高さ」と書きました。今年の場合、その考え方にあてはまるのがダンシングレインです。逃げの脚質だけに、目標にされるというリスクも伴いますが、他に同型馬が見当たらない今回は軽視できない1頭だと思います。

日本馬で期待されているのは、前走秋華賞を勝ったアヴェンチュラ。
インをロスなく回れる枠順の有利があったとはいえ、直線先頭から後続を振り切る勝ち方は見事。正攻法の競馬で勝負できる強さを持った馬という印象が残りました。後方から追い込んでくる脚質ではないので、例えば大外枠に入るような場合は不安材料になるかもしれませんが、好位のポジションを取れそうな枠順ならば、この馬の力を発揮できるのではないでしょうか。

秋華賞3着のホエールキャプチャ。
常に馬券に絡む堅実派であることはたしかですが、前走、外を回った分だけ負けたこともあって、もうひと押しが足りないというイメージも強くなりました。1週前の状態や陣営のコメントから判断すると、前走が究極の仕上げだった感もあります。「牝馬3冠の最後のひとつを獲る」という目標の後だけに、状態面でどれだけ余力があるか、少なからず気になります。

オークス馬・エリンコートは、使い込んで良くなるタイプと言われているので、叩き3走目の今回は上位進出の可能性もあるかもしれません。もっとも、休み明け2走目だった前走・秋華賞でもそれほど変わった面が見られなかったのは不満点。大きな変わり身が期待できるかどうか。

勝ち負けは別として、今回のレースで注目されているのが、2歳女王・レーヴディソールの走り。
常識的に考えれば、骨折休養明けのレースでいきなり結果を出すのは難しいと思いますが、2歳の時点で“3冠確定”とまで言われた怪物なだけに、期待したいという気持ちも捨て切れません。とはいえ、放牧先では馬体重が30キロ以上も増えていたとのこと。直前の気配を見て、心身ともに臨戦モードになっているかどうかの確認は必要でしょう。

今回、最も取捨が難しいと思われるのがアパパネ。
もともと休み明けは結果が出ない馬ですが、それにしても前走の府中牝馬S(14着)は負け過ぎ。直線で前が壁になったわけでもなく、“ここから伸びる”というところで後退しました。一説には、古馬になって母系(短距離馬・ソルティビッド)の血が出始めたという見方も。それでなくても、この馬はマイラーで今回は距離が長いようにも思えます。
調教では覇気が戻ったという意見も多いようですが、前走の敗因がはっきりしていないだけに、もうひとつ信頼できない部分もあります。

古馬ならばイタリアンレッド、フミノイマージンも馬券圏内候補。ともにこの夏力をつけてきました。
個人的には、早くからこのレースを目標と公表して、前走の府中牝馬Sを叩き台と割り切っていたフミノイマージンの方により食指が動きますが・・・。
あとは、アニメイトバイオ。
昨年の惨敗(15着)はレース中の鼻出血が原因。その後も回復に手間取ったようですが、前走ではアパパネと競り合っていた頃の走りのキレを見ることができました。後方からの直線勝負では届かないかもしれませんが、そのあたりは連続騎乗となる鞍上・田辺騎手の判断に期待です。




■しばらくお休みです

いつも「競馬のツボ<ブログ版>」にお越しいただき、
ありがとうございます。

仕事の都合(長期出張)により、申し訳ありませんが、
しばらくの間ブログの更新をお休みさせていただきます。
(予定がわかり次第、報告するように致します)

秋のGⅠシーズン、
競馬に参加できないのは残念ですが・・・。
皆様のご健闘をお祈り申し上げます。


安東 裕章

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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