■2014年01月

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■AJCC&東海S

日曜日はGⅡが2鞍。中山でAJCC、中京では東海Sが行われます。

AJCCはいろいろな角度から注目できそうなレースですが、まず興味深いのは、明け4歳馬がどれくらいの走りを見せてくれるかでしょう。

前売り段階で単勝1番人気に支持されているレッドレイヴンは、2歳時から素質を高く評価されていた馬。大外からコディーノを追い込んだ東スポ杯の印象が強かったため、東京の長い直線向きの走りが持ち味かと思っていましたが、前走の中山・美浦Sでは好位から抜け出して持ったままの楽勝(上がりも最速)。小回りコースに適応できる柔軟性を見せ、改めて能力の高さを示したとも言えるでしょう。
今回の課題は距離。連対したレースすべてが芝の1800mという戦績は、ある意味、極端な数字のようにも見えます。体調の問題があったにせよ、青葉賞とダービーがともに2ケタ着順だっただけに、2200mがどうなのかという不安要素は残ります。

ケイアイチョウサンはラジオNIKKEI賞勝ちの後、3戦連続で5着。掲示板は確保してはいるものの惜敗とは言えず、出遅れ→後方からの競馬が目立つため、展開が向けば突っ込んでくる可能性はあるかもしれませんが、信頼度という点では今ひとつと言えそうです。

セントライト記念2着の実績があるダービーフィズ。前走のOP・ディセンバーSでも0.2秒差の3着と健闘し、堅実な走りのできる馬という印象を残しました。ただし、勝ち負けとなるとどうか。圧倒的な勝ち方を見せていない馬なので、「巧く立ち回って連下候補」という大方の見解があてはまるように思えます。

京成杯勝ちのあるフェイムゲーム。骨折明けの前走は6着ながらも3着・ダービーフィズと同タイム。直線で行き場を失いかけた展開でも末脚の伸びを見せていました。中山での連勝実績を踏まえると、叩き2走目で大駆けの可能性も。最内枠に入ったため、外に持ち出すタイミングが難しいかもしれませんが、好位から内を掬うような競馬ができれば、面白い存在になるかもしれません。

一方、歴戦の古馬たちも軽視できない一戦。

昨年の覇者・ダノンバラードは近2走2ケタ着順ですが、いずれも強豪相手のGⅠ(しかも、秋天は展開不向き、有馬は距離不向き)。57キロの斤量で相手関係を考えれば、有力候補と考えて差し支えないと思います。

昨秋のオールカマーを制したヴェルデグリーンも怖い1頭。ただし、近2走は出遅れ癖が目立ち、後方からの競馬しかできていないため、展開に左右される不安も。中山巧者ならではの3コーナー過ぎからの進出ができれば、好勝負に持ち込めるとも思えるので、中盤までに無理に脚を使わせない形(=出遅れずスムーズに流れに乗る形)が理想でしょう。

取捨は難しいのが、マイルGⅠ馬のサダムパテック。3歳時は長距離を走っていたとはいえ、前走から一気に800m延長となるこの条件はどうなのか。潜在能力は侮れないとしても、中長距離の重賞で好走した実績の後ろ楯がない以上、理詰めで狙える1頭とは言い難いでしょう。

冬馬でGⅠの常連・トゥザグローリー。初ブリンカー、鞍上・ルメール、斤量56キロと、一変の材料はあるようにも思えますが・・・。近走の走りから「ピークは過ぎた」と見限れるかどうかが、買い・消しのポイントになりそうです。

穴候補としては、格上挑戦ながらエ女杯4着の実績があり、近走大崩れがなく、荒れ馬場向きにも思えるマイネオーチャードと、中山2200の湾岸Sを2分12秒6で逃げ切ったサトノシュレン。特に後者は、ブノワ騎手がどのような騎乗を見せるか注目してみたいと思います。


中京の東海Sは、昨年の勝ち馬・グレープブランデーが次走でフェブラリーSを制したように、前哨戦としても興味深い一戦。こちらも簡単にふれておきます。

前売り段階では、GⅠ馬・ニホンピロアワーズの一本かぶりの様相ですが、この馬に関しては近2走が以前ほどスムーズに流れに乗れていないような印象も受けるので、絶対とは言えない気もします。
格を重視すれば、グレープブランデーも当然有力候補。末脚が武器のグランドシチーも、初ブリンカー+鞍上変更などから、勝負気配が感じられます。
思ったよりも人気になっていないのが、昨年2着のナムラタイタン。元々は1400~1600の馬でしたが、近走の好走は1800m以上。年齢的に上積みは見込めないでしょうが、内々を巧く立ち回って直線早めに抜け出す競馬ができれば、斤量2キロ減の後押しもあり、馬券圏内も十分に考えられると思います。
もう1頭あげるならば、近2走の競馬の渋太さが光るマイネルバイカ。サトノプリンシパルとアドバンスウェイをマークしつつ、後続を寄せつけないようなレースができれば、粘り込みがあるかもしれません。
明け4歳馬・ケイアイレオーネも気になったのですが、超大型馬の休み明けというのは、少なからずマイナス材料と言えるでしょう。



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■京都牝馬S

今週は土日で3重賞。土曜日には京都牝馬Sが行われます。

牝馬戦線は相変わらずの混戦模様。ハンデ戦とはいえ、暮れの愛知杯が大波乱になったように、GⅢクラスならばどの馬にもチャンスがありそうな印象も受けます。

一昨年の勝ち馬・ドナウブルーが人気の中心という見方が多いようですが、瞬発力勝負になりやすいレース(過去10年で上がり最速馬が7勝)であることを踏まえると、他馬との斤量差が影響するかもしれません。

末脚のキレを基準とするならば、7枠の2頭=ゴールデンナンバーとウリウリが有力候補。ただし、枠順を考えると、外差しがイメージされるため、流れが落ち着いた場合には「外から追い込んで届かず」というケースもありそうです。

Aコース使用で内・先行有利という見方もあり、同じくAコースで行われた昨年のこのレースも、逃げたクイーンズバーンが2着と僅差の4着に粘り、勝ち馬・ハナズゴールも最内から一気の伸びで突き抜けました。
今回にあてはめれば、京都実績の高いノボリティアーナ、同じく京都巧者のノーブルジュエリー、格上挑戦でも近走連対を続けているエアジェルブロワあたりの先行馬にも注意が必要かと思われます。
インを突ける差し馬としては、前走で復活の兆しを見せたミッドサマーフェアが面白い存在。明け4歳の8枠2頭=コレクターアイテム、ローブティサージュも、2・3歳時の評価を考えると、軽くは扱えないようにも思えるのですが・・・。これに関しては、鞍上の秋山・岩田両騎手の騎乗(特にインに切り込んでいくかどうか)に注目したいと思います。

もう1頭あげるならば、アドマイヤセプター。1200からの距離延長は必ずしもプラスではないし、マイルでのキレ味は未知数ですが、GⅠまで駒を進めたスプリント戦線での牡馬との対戦経験がモノを言うかもしれません。以前は牡馬混合の京都金杯に出走した馬が強かったレース、経験値という点で気になる1頭です。


■日経新春杯&京成杯

今週は京都でハンデGⅡの日経新春杯、中山では3歳GⅢ・京成杯が行われます。

日経新春杯は、過去にルーラーシップやトゥザグローリーなどが勝ち馬に名を連ね、「GⅠ戦線で活躍できる力があればハンデは関係なし」と言われることもある重賞ですが、今年の場合は、出走16頭のうち重賞勝ち馬がわずか2頭(テイエムイナズマ=デイリー杯、フーラブライド=愛知杯)。それゆえ、どの馬にもチャンスがある混戦と考えた方がいいかもしれません。
菊花賞2着のサトノノブレス、有馬記念4着のラブイズブーシェ、ノド手術明けで58キロを背負いながら前走圧勝のアドマイヤフライトあたりが人気になりそうですが、実績の裏付けという点では今ひとつの印象。たしかに、このレースでサトノノブレスやアドマイヤフライトが完勝すれば、今後の中長距離戦線は面白くなるには違いないのですが・・・。
前走・アンドロメダSの凡走が不可解とされるラウンドワールドも有力視されているようですが、好走歴から判断すると“重い馬場向き”のようにも思えます。
むしろ怖いのは軽量馬の大駆け。
格上挑戦とはいえ、先行して最後に相手を突きはなす末脚が武器のステラウインド。前走よりも2キロ増ではあっても、3連勝中の勢いは無視できないフーラブライド。さらに穴候補としては、京都芝2400mは3戦3連対のコウエイオトメ、馬場のいい内を通って粘り込めそうなサフランディライトあたりが気になります。

中山の京成杯も前売りを見る限りでは混戦模様。
プレイアンドリアルが頭ひとつリードしているようですが、東スポ杯→朝日杯→京成杯というローテは、余裕のない使い方のようにも思えます。もっとも、ここで確実に賞金を加算して皐月賞に備えようという陣営の意図があるのかもしれませんが・・・。
このレースで興味深いのは、出走16頭中9頭が前走で「中山芝2000m」を走っていること。単純に時計だけを比較すればキングズオブザサンが断然ということになるでしょうが、レースで最速の上がりをマークしたのは、アデイインザライフ、ディアデルレイ、ウインマーレライ。メンバーと馬場状態を考えた上で、どの馬が持ち味を発揮できるかといった検討が必要かもしれません。
今後のクラシック(皐月賞)を見据える意味では、中山向きの立ち回りの巧さがあるかどうかにもポイントでしょう。東京実績の高いラングレー、ピオネロ、初の関東遠征となるヴォルシェーブ。このあたりの走りにも注目したいと思います。
個人的には、中山2戦でタイプの違う競馬をこなしたディアデルレイを中心に予想を詰めていきたいと思っています。


■今週は3日間開催

今週の競馬は3日間開催。
日曜は京都でシンザン記念、祝日の月曜には中山でフェアリーSと、2つの3歳マイル重賞が組まれています。

シンザン記念は、過去の連対馬にジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ダイワスカーレットなどが名を連ね、“出世レース”と称されることもしばしば。将来の中長距離路線の中心馬になり得る逸材を見抜くという点でも注目に値する一戦と言えるかもしれません。
今年の場合、朝日杯3着のウインフルブルームと未勝利(レコード)と500万・ひいらぎ賞を圧倒的なスピードの違いで連勝したミッキーアイルの“一騎討ちの様相”と言われていましたが、前売りの時点ではミッキーアイルが断然の単勝1番人気に支持されているようです。
共に逃げ・先行型のため、他馬を置き去りにする“行った・行った”の決着が濃厚という意見が目立ちますが、ならば逆に、キレ味勝負の馬の台頭についても一考の余地があるかもしれません。
距離短縮がプラスに働きそうなタガノグランパ、ビップレボルシオン(個人的には後者の方が気になります)。フェアリーSを除外されてこちらに回ってきた牝馬のワイレアワヒネの末脚も侮れないでしょう。
京王杯で1番人気に支持されたモーリスも瞬発力に注目できる1頭ですが、初のマイルがどうか。京王杯を見る限りでは、京都外回りの長い直線が不安材料に思える部分もあります。

フェアリーSの方は、有力視されていたニシノミチシルベが除外されたことも含めて、かなりの混戦模様。
朝日杯9着(0.7秒差)のグリサージュあたりが、各馬の力を判断する基準になるのかもしれませんが、全16頭中9頭が前走で新馬もしくは未勝利勝ちというメンバーですから、正直、能力の比較が難しいと言わざるを得ません。例えば、仮に中山マイルの経験と持ち時計という視点で考えれば、グリサージュの朝日杯のタイムを上回る5枠2頭あたりが狙い目のようにも思えますが、成長途上にある3歳馬については数字で測れない部分の方が大きいと考えるべきでしょう。
マイル重賞になってからの過去5回の結果を見ても、うち4回が2ケタ人気の馬が馬券に絡んでいます。枠順に関しても、昨年のこのレースは真ん中より外の3頭での決着となり、一筋縄にはいかない印象。阪神JF上位馬は桜花賞を目標にトライアルから始動という定石がある以上、このレースが有力馬不在となるのは仕方ないのかもしれません。
個人的には、中山マイルに起こりやすいレースパターンを念頭に置いて、エクセレントビュー、イントロダクション、アンジュデュバンあたりの、瞬発力勝負ではなく緩みのない流れで好走しているタイプに注目しようかと思っています。

最後に重賞以外で気になるレースをあげるならば、月曜日の淀短距離S。
以前は、このレースを足がかりにシルクロードSから高松宮記念と勢いの乗ったタイプもいたので、ロードカナロア引退後のスプリント戦線を考える上でも、チェックが必要と考えています。



■謹賀新年

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって健康で幸多い年になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

さて、1年の競馬は東西の金杯から。
共にハンデ戦で難解なレースで、一筋縄にはいかない印象が強いレースと言えるでしょう。

中山は、ディサイファ、ケイアイチョウサンあたりが人気になりそうです。
ディサイファは、前走、オープン昇級初戦の福島記念で外々を回りながらも0.1秒差の4着ならば、メドが立ったという見方もできるかもしれません。
ケイアイチョウサンは重賞での古馬との力関係がカギ。
ステイヤーズS2着のユニバーサルバンクは今回の距離短縮がどうなのか。2000mのアンドロメダSで2着に来ていますが、基本的には長距離仕様の使われ方をされてきた馬だけに少なからず不安もあります。
他では、AコースからCコースへの変更を踏まえて、軽量の先行馬にはマークが必要かもしれません。
好位で巧く立ち回れて、一瞬の脚でゴール前で伸びてくるタイプが向いているレースのようにも思えます。

京都は、今後のマイル路線を占う意味で、明け4歳馬の走りには注目でしょう。
オースミナイン、メイケイペガスター、プリムラブルガリス。
この中から、マイル重賞の主役となりそうな出てくるかどうか。
京都コースもCからAへのコース替わりで、内枠+先行有利。
もっとも、先行型が揃った感のある今回は、外差しが決まる展開になる可能性もないとは言えないでしょう。

最後に個人的に気になる馬を・・・。
中山金杯は、単騎で自分のペースで行けた場合のサムソンズプライドと、好位の内々で流れに乗れた場合のミッキーパンプキン。(どちらも“条件付き”になりますが・・・)
京都金杯は、前走の大敗は太目残りが原因と考え、条件クラス3連勝の実力を見直してブレイズアトレイル。そして、実績の割には「ハンデが見込まれた」(=力を評価された)最内のドリームバスケット。
このあたりの走りにも注目してみたいと思います。


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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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