■2014年04月

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■少しだけ皐月賞

仕事の都合でブログは休載の予定でしたが、少しだけ時間ができましたので、皐月賞の見解を少々。
近年稀にみる大混戦の皐月賞。取捨選択が非常に難しいレースに違いありません。
今回は大胆にも自分の買い目を書いてみようと思います
と言っても、現実には馬券を変えないのですが・・・。

5戦すべてが左周りコースで、レコード勝ちの軽いスピードが今の中山の馬場には適していないと思われるイスラボニータ。
前走・弥生賞ではトゥザワールドをハナ差まで追い詰めたものの、3コーナー手前でトゥザワールドが動いた時に置かれたことも事実で、脚の使い方が難しい(=加速までのタイムラグがある)ワンアンドオンリー。
大物感は認めるものの、デビューから3連勝はいずれも少頭数で激流に揉まれるような競馬を経験していないトーセンスターダム。
スプリングS勝ちは鮮やかだったが、絶妙ナ道中のポジション取り(後方・イン→中団・中→好位先頭・外)はデムーロ騎手の技術に因るところが大きかったロサギガンティア。

以上の4頭は、マイナス材料をもとに思い切って“消し”。
(中山最内+横山典騎手のワンアンドオンリーは怖い存在ですが、直線でインを突けないリスクもあり)

緩急に関わらず自分から動く競馬ができるトゥザワールド。
前走は休み明けの反応に鈍さを見せながら底力で2着まで追い上げたアジアエクスプレス。
バンドワゴンの回避で、自分のペースでレースを作れる可能性が高くなったウインフルブルーム。
(ただし、ウインは前走を見る限り2000mがギリギリという感じもしたので、道中うまく息を入れられることが条件)

馬券を買うとすれば、上記の8枠3頭の3連単ボックス。
さらに押さえとして、ペース・ポジションを問わずに相手なりに走れるクラリティシチーと、前走で前目の競馬もできることを印象付けたアデイインザライフの2頭からの3連複。

と、まあ、こんなところでしょうか。
かなり乱暴(無謀)ですが・・・(笑)


それでは、皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
私はこれからまた夜通しで仕事です。


安東 裕章



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■残念です!!

今週、来週は長期出張のためお休みです。
皐月賞はキッチリ予想したかったのに・・・(泣)

皆様のご健闘をお祈りいたします。


安東 裕章

■桜花賞

牝馬クラシック第1弾・GⅠ・桜花賞。

土曜日午後4時の段階で前売り単勝1番人気(1.2倍!)はハープスター。
暮れの阪神JFではハナ差の2着に敗れたものの、前走・チューリップ賞は持ったままで2馬身半差をつける圧勝。デビューから4戦連続で最速の上がりをマークし、管理する松田博調教師からは「ブエナビスタ以上の能力」というコメントも。たしかに器の違いを感じさせる走りでした。
今回は大外枠に入りましたが、後方一気の脚質を考えれば、内でゴチャつくリスクが少なくむしろプラス材料と考えていいでしょう。
当日道悪になった場合、末脚のキレが削がれる不安もありましたが、現在のところ天気予報は曇り。馬場コンディションに左右されることなく、力を発揮することができれば、人気に応える結果になる可能性が濃厚。“1強”という評価は妥当のように思えます。

阪神JFの勝ち馬・レッドリヴェール。
ここまで3戦3勝の無敗馬ですが、いずれも休養を挟みながらの出走。今回もぶっつけ本番で桜花賞というローテーションで臨みます。
420キロ前後の小柄な馬のため、実戦を使いながら体調を維持するのが難しいとのことですが、全力を出し切って走るレースぶりを見る限り、間隔を空けて使わざるを得ないようにも思えます。
もっとも、成長期に経験を重ねていくことの重要性を考えると、前哨戦を使わなかったことはデメリットという見方も。実戦を通じてレベルアップしてきた他馬との力関係がどうなのか。そのあたりが気になります。
さらに、仮に今回結果を出せたとしても、ローテが詰まる形になるオークスでは、取捨が難しくなるかもしれません。いずれにしても、この馬に関しては今後も含めて体調の維持がカギになりそうです。

阪神JF3着馬のフォーエバーモア。
前走・クイーンCは着差以上の強い勝ち方。順当に賞金を加算して本番に備えることができました。
どの位置からでもそつなく競馬ができるタイプでレース巧者の印象。正攻法の走りができて崩れにくいことから、末脚不発のリスクのあるハープスターよりも軸馬向きという意見も多いようです。
ただし、距離不安のある逃げ馬(ニホンピロアンバー、フクノドリーム、コーリンベリーなど)が“行けるところまで行く”と腹を括って飛ばす展開になった場合は、末脚がキレるタイプの方が有利かもしれません。乱ペースに巻き込まれ、前を深追いしすぎて失速という危険を回避するためには、どのポジションでどれだけ脚を溜められるかがポイントになると思います。

前走・チューリップ賞2着のヌーヴォレコルト。
ハープスターにつけられた差は決定的という見方もありますが、初の右回り、初の阪神コースを克服した学習能力の高さとレースセンスは評価できるでしょう。
陣営によれば、「前走は休み明けで反応が鈍かった」とのこと。1走使った上積みが見込める今回、鞍上の指示に応えて鋭く伸びるような脚を使えれば、好勝負に持ち込めるかもしれません。
阪神JFがレベルの高いレースだったこともあり、その1~3着で再度決着するケースも十分に考えられるという声も多い中、1角を崩す可能性もありそうです。

前走・チューリップ賞3着のリラヴアティ。
楽逃げで最後まで粘り込めた感もありますが、相手なり走れる印象も強くなったと思います。勝ち負けはともかく、好位から先団をマークして直線で抜け出すような競馬ができれば面白い存在。ただし、スケールという点では見劣りするとうのが正直なところ。

トライアルのフィリーズレビューを勝ったベルカント。
それまでの逃げではなく控える競馬で結果を出せたのは収穫。「ああいうレースができればマイルでも」という意見もあるようだす。
ただし、インをロスなく立ち回って最内を突けたのには、枠順(1枠1番)の恩恵も大きかったはず。それゆえ、今回の外枠はマイナス材料で、距離に関しても強調できないように思えます。

フィリーズレビュー2着のニホンピロアンバーは距離がどうか。
同レースで1番人気(5着)に支持されたホウライアキコも、イレ込みや直線の不利といった敗因があったとはいえ、ここ2走を見る限りでは坂のあるコースに不安が残ります。
一発の魅力ならば、最速の上がりで4着に追い込んできたアドマイヤビジン。内回りコースで外々に振られながらのレースだったため、今回の外回りは条件好転。ハープスターを併せるような形で外差しの競馬ができれば、圏内の可能性もあるかもしれません。

阪神JF5着のマーブルカテドラルも軽視できない存在。
前走のアナモネSは案外の結果でしたが、陣営によれば6割程度の出来だったとのこと。しかも、走りは中山向きの大マクリでしたから、本来の姿とは言えないでしょう。あくまで叩き台と割り切れば、一変が見込めるとも思います。できれば、最後にもうひと伸びできる脚がほしいところ。

穴候補は2頭。
レーヴデトワールは阪神JFで3番人気の支持を得た馬。陣営によれば「中1週での参戦だったた体調が万全ではなかった」とのこと。デビュー前から期待されていた良血馬だけに、激走があっても驚けないと思います。何より、前走・すみれS(2200m)からの得意のマイルへの距離短縮が不気味。
もう1頭はニシノミチシルベ。
年明けのフェアリーSは除外になりましたが、出走していれば上位人気になっていたはず。調整の狂った菜の花賞と長距離輸送で大幅馬体減のエルフィンSで結果を残せなかったため評価は低くなりましたが、前走のアネモネSではソツのない競馬を見せてくれました。関東馬で唯一の栗東滞在。唯一の外国人騎手。調教後の馬体重マイナス8キロは少なからず気になるものの、内枠から巧く立ち回れば面白いかもしれません。


■すみません!

急用のため、今週のブログはお休みします。

皆様のご健闘をお祈りいたします。


安東 裕章

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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