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■七夕賞・復習

ハンデGⅢ・七夕賞を制したのは、1番人気に支持されたミヤビランベリ。昨年に続いての連覇となった。
53キロの軽量を活かして逃げ切った前年とは違い、57キロを背負って外目の好位から押し切る強い競馬。この1年で身につけた“自在性のある走り”が本物であることを証明した結果であり、戦前の下馬評にもあった通り、“本格化”と見ていいだろう。
若手の北村友騎手も好騎乗だった。4コーナーで膨らんだり直線でヨレたりはしたものの、道中のポジションと外目のコース取りは理想的。ジョッキーに関しても成長が見られたレースのように思える。
サマー2000シリーズ1戦目にして10ポイントを獲得。当然、シリーズ連覇への期待もかかる。ただし、57キロで勝ったことによって、今後のハンデGⅢではそれ以上の斤量を背負わされるのは必至。陣営もその点を考慮して「次走は別定GⅡの札幌記念」と公言した。別定GⅡとなれば、これまで以上の骨っぽい相手と戦うことになる。ワンランク上の条件でどのような走りを見せてくれるのか。ブエナビスタが出走予定の札幌記念は、さらに楽しみな一戦となった。

2着のアルコセニョーラは直線で馬群の間を縫うように差してきた。上がりはメンバー最速の34秒6。展開がハマった時(=時計のかかる上がり勝負)には最高のキレ味を見せてくれる馬である。例によって、道中は後方からの競馬だったが、馬場の荒れていない部分を通ってレースを進めたことが最後の伸び脚につながったと考えていいだろう。
次走はおそらく新潟記念。昨年同馬が勝ったレースである。ハンデは重くなるだろうが、結果如何ではシリーズ制覇の可能性も残されている。ぜひ、万全の状態で出走してきてほしい。

2番人気のホッコーパドゥジャはハナ差の3着。「もう少し前に行きたかった」という内田博騎手のコメントの通り、スタート後の位置取りが後ろすぎたようだ(レコード勝ちの福島民報杯では前々の競馬)。それでも、ゴール前の伸びには見所があった。元々、時計の速い馬場向きと言われている馬。この1戦で評価を落とす必要はない。

トウショウシロッコ(4着)は早めに好位に取り付き最後まで渋太く粘る競馬を見せた。24キロ減の馬体重だったが、関係者のコメントによれば「影響はなかった」とのこと。休み明けの分、若干掛かり気味で左右にフラつき審議の対象となったが、実力をアピールすることはできたと思われる。

上位3頭は馬場の伸びる外目を通った馬。結果的に、直線のコース取りが勝負を分けたレースだった。加えて、1着から9着までが0.5秒以内の混戦。七夕賞の着順だけで能力差を判断するのは早計だろう。
5着のデストラメンテ、8着のイケトップガンは直線で荒れた内へ進路を取ったために届かなかった。7着のシャドウゲイトは4コーナーの不利で外に振られるロスがあった。これらの馬には次走で見直せる余地が十分にある。2ケタ着順に終わったミストラルクルーズ、レオマイスターにしても、外目の枠に入っていれば違った結果になっていたはずだ。
七夕賞の結果は馬場状態に左右された部分が大きい。このレースに限らず、今開催後半の福島・芝のレースを走った馬の次走については、「荒れ馬場が有利に働いたか、不利に働いたか」という検討が必要になるだろう。荒れ馬場の福島での好走が、野芝で行われる高速の新潟・小倉での好走につながるとは限らない。



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■コメント

■ [電気羊]

アルコセニョーラ、ホッコーパドゥシャ……。両者ともいつもなせか買いづらくて。後者は騎手、二走前の実績から抑えましたが、前者は福島巧者なのは重々承知していながらも、多少侮ってしまいました。
ただこの馬、新潟記念勝ちがあることからも、開催後半に狙ってみたいです。
ホッコーは、予習にあったように芝が良いとき、あるいは良い所を通れるときでしょうか。
その他では、これも予習で紹介されていた陣営のコメントからイケトップガン、広くて長い直線が良さそうなシルバーブレイズ。この二頭が新潟に出走してきたら買ってみたいと思います。ローテーション的にも狙い目では?

今JCの記事から順に読んでいるところです。これから「予習・復習」をしっかり参考にさせて頂きます。

■電気羊さんへ [安東 裕章]

コメントありがとうございます。
アルコセニョーラとホッコーパドゥシャには、サマー2000シリーズ制覇の可能性が残っていますから、次走も注目だと思います。
イケトップガンも良馬場での瞬発力勝負の方が向いているかもしれませんね。シルバーブレイズに関しては、陣営はもう少し長い距離の方が向いていると思っているようです。

これからもできる限りブログを続けていこうと思っていますので、また遊びにきてください。

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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