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■アイビスサマーダッシュ・復習

サマースプリントシリーズ第2戦・アイビスサマーダッシュは、昨年の覇者・カノヤザクラが見事に連覇を飾った。
掲示板に載った馬番は、17、18、12、16、14とすべて外枠。さらに、1・3・4着が牝馬で5着が3歳馬。終わってみれば、例年の傾向通り(=「外枠」「牝馬・3歳馬」の台頭が目立つ)の結果だった。

カノヤザクラはこのレースに向けてキッチリと仕上げられていたようだ。『予習』では「前走の負け方が気になる」と述べたが、橋口調教師いわく「1走叩いた上積みは予想以上」。昨年を上回るダッシュ力を見せ、好位から後続を突きはなす強い競馬で勝利をモノにした。
昨年はGⅡ・セントウルSを連勝してサマースプリントシリーズも制したが、今年も同様のローテーションでシリーズ連覇を狙うとのこと。状態の良さを維持できれば、その可能性は大いにあるだろう。

2着は大外18番のアポロドルチェ。結果にケチをつけるつもりはないが、この馬に関しては“パワーが必要とされる馬場”と“展開”に恵まれた部分が大きい。
特に“展開”は味方した。他馬が外側に寄らずにコースをまっすぐ走ったことで、馬群は左右に大きくバラけ、前が詰まることもなく外ラチ沿いをスムーズに進むことができたからだ。
レースの展開について、某競馬評論家は、「斜めに走ることは馬にとってかなりの負担になる。今回のような重馬場では外ラチ側へ寄っても脚を使うだけで有利にはならない」と解説していた。つまり、重馬場であったために、馬群が外に集まらなかったということ。“外枠有利”がそのまま結果につながった一番の理由と考えていいだろう。

3着のアルティマトゥーレは初の直線競馬にもしっかりと対応できていた。最後は外から伸びた馬に差をつけられたが、この馬のスピード能力ははっきりと見てとれた。もっとも、松岡騎手のコメントによれば「コーナーでリズムの強弱をつけながら走る方が向いている馬」。今回の結果も十分に評価できるものとは思うが、それ以上に1200m戦での活躍が期待できそうだ。

ウエスタンビーナス(4着)は見せ場十分の走り。アポロドルチェと同じく、力の要る馬場を得意する馬なので、この結果はまずまず順当と言えるだろう。無理にハナに立たなくても競馬ができたことは収穫。ここ2走のように安定感のある走りができれば、今後も上位争いに加わってくるに違いない。

1番人気のエイシンタイガーは途中まで抜群の手ごたえのように見えたが、最後は伸びずに5着。鞍上の内田博騎手は「敗因がよくわからない」と語っているが、道悪の影響というものも考えられる。あるいは、直線競馬の適性なのかもしれない。次走でどのようなレースを見せてくれるか。この3歳馬の実力についての評価はその結果を見てからの方がいいだろう。

8着に敗れたコスモベル(5番人気)は、直線競馬よりもコーナーのある1200m向きという印象を受けた。前に馬を置いて脚を溜め、直線で抜け出してくる競馬の方が能力(最後の瞬発力)を発揮できるタイプだと思える。この一戦で評価を落とす必要はないだろう。

直線・芝・1000mという特異な条件に加えて、当日の午後まで強い雨が残った馬場状態。各馬の能力を検証するには難しいレースだった。その中で、昨年以上の強さを見せてくれたカノヤザクラと近走以上の伸びしろが確認できたアルティマトゥーレ。この2頭に関しては今後を大いに期待したい。


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■コメント

■質問よろしいですか? [うに]

はじめまして。
予想歴まだ半年です。ぺーぺーの私に教えて下さいませ。
安東さんは、毎週全てのレースを予想又はチェックされているんですか?
土日で72レース、私は1日2レースが限界です。

■うにさんへ [安東 裕章]

はじめまして。

質問の答えですが、私も全部のレースを予想するわけではありません。
馬柱表を見て「予想してみようかな」と思うのは、だいたい1000万クラス以上のレースです。
個々の馬の走りというものを重視するようにしているので、知らない馬が多く出走する未勝利や500万にはほとんど手を出しません。
さらに、予想を始めても“わからないなあ・・・”と思った時は、わりと簡単にあきらめます(笑)。

ただし、予想をする・しないに関わらず、未勝利・500万も含めて、レースの中継(あるいはゴール前のダイジェスト)は、VTRに録るなどしてできる限り見るように心掛けています。
自分なりにデータを頭に入れておけば、後になって「あ、あのレースで強い勝ち方をした馬か!」というように、予想の参考になることもありますから。

私も競馬を始めて半年くらいの時は、予想に時間と手間がかかるばかりで、1日2レースどころか日曜日の重賞の買い目を決めるだけでクタクタになっていました(笑)。
やはり、経験を積んでいくことで手際が良くなりますし、もっともっと競馬が楽しくなると思います!

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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