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■中山記念・復習

当日午後まで残った雨の影響で、不良のコンディションとなった芝コース。
悪条件の中で行われたGⅡ・中山記念は、13番人気→12番人気→5番人気の順に入線し、3連単は53万を超える波乱の結果となった。

レースは大方の予想通り、内枠のモエレビクトリーが主導権を握り、同型のドイームサンデー、サニーサンデー、マイネルグラシューがマークする形。1000m通過は60秒9で、馬場状態を考えれば多少速い流れで進んだ。
勝ったトーセンクラウンは、向正面では後方12番手に位置していたが、3コーナー過ぎからポジションを上げると、直線入り口ではインの6番手まで進出。最内をこじあけるように抜け出し、後続を一気に突きはなすと、最後は2着馬に5馬身をつけてゴール板を駆け抜けた。
時計勝負や瞬発力勝負になると分が悪い馬だけに、不良馬場を味方につけたことが一番の勝因だが、それにしても見事な勝ちっぷり。道中ロスのないラチ沿いを進んで、直線まで脚を溜めるレース運びを見せた江田照騎手の好騎乗も光った。
馬自身も〈3.4.1.4〉の中山実績通りの走りを見せてくれた。3コーナーから進出して直線で突き抜ける競馬。条件的に恵まれた部分があったとはいえ、コース適性の高さも好走要因のひとつだったと判断してもいいだろう。

2着には大外から伸びてきたテイエムアンコール。
3~4コーナーの中間で行き場を失ったため、一旦下げて外を回す競馬になったが、直線ではキレのある末脚を発揮した。マイナス12キロと馬体が絞れたことも好走要因だろう。
テイエムアンコールについては、『予習』の中で、「1000万・1600万をそれぞれ2着馬に0.3秒差をつけて連勝していることに注目」と書いたが、それは“高い潜在能力の持ち主”を証明する戦績だと考えたからである。不良馬場という特殊な条件だっただけに、今回の一戦だけでは評価できない部分も多いが、それでも能力の片鱗をうかがわせるレースだったように思える。
“道悪巧者”であることも確かだろうが、印象としては「良馬場でもキレるタイプ」。長くいい脚を使うというよりも一瞬のキレ味が持ち味のようにも思えるので、阪神の内回りコースやローカル向きかもしれない。気の早い話になるが、個人的には、今年のサマーシリーズに期待してみたい。

3着のショウワモダンは、誰もが認める“道悪の鬼”。レース直前、単勝5番人気にまでオッズが上がった理由は、馬場状態を考えた上でのファンの支持が集まったからに違いない。
「マイペースで行けるレースがベスト」「1800mは1F長い」といった理由から、『予習』ではこの馬を取り上げなかったが、今回はこれまでとは全く違う“後方からマクって先団に取り付くレース”を見せてくれた。
これは、鞍上・後藤騎手の“頭脳プレー”。前へ行っても同型と競り合って消耗するだけ。ならば、他馬が馬場を気にする中、自身は中山コースで勝てる走りに徹するといった判断があったのかもしれない。
「最後は距離がこたえた」という後藤騎手のコメントの通り、ベストの距離はマイルに違いないだろうが、今回のような馬場では多少の距離の差があってもマークの必要があるだろう。

4着は4歳馬のセイクリッドバレー。4ヶ月の休み明けということを考えれば、大健闘と言えるのではないだろうか。
最後は鋭い脚で伸びてきただけに、ポジションが後方すぎたのが残念だが、今後に向けて期待できる走りだったと評価してもいいだろう。掛かり気味だった菊花賞の内容と比較すると、2000m前後が適距離のように思える。
今後の課題は脚質に自在性を付けること。自分から動いていけるようになれば、幅広い決め手を使えるようになるかもしれない。

先行して粘ったドリームサンデーが5着。
モエレビクトリーにハナを奪われた時点では、「どうなるかな?」と思われたが、番手マークから直線で抜け出し先頭に立つ正攻法で、見せ場十分の内容だった。
鞍上の戸崎圭騎手は「坂をのぼってから踏ん張りがきかなくなった」とコメント。現状では、やはり“平坦向き”なのかもしれない。
とはいえ、今回の結果は、高く評価できるはずだ。モエレビクトリー、サニーサンデーなどの同型馬が馬場に脚を取られてスピードを出し切れないまま失速したの対し、渋太く粘ったこの馬には速さに対応できる自在性が見えた。条件次第では見直せる点も数多いし、重賞戦線でも馬券圏内に残れる逃げ・先行馬という印象が残った。

1番人気のキングストリートは7着。
先行馬の後ろのインという絶好のポジションでレースを進めたが、直線半ばで失速。「今回は馬場が敗因」という武豊騎手のコメントの通り、瞬発力とそこからの加速力が決め手のこの馬にとっては、厳しい条件だった。
『予習』の中では「経験不足が不安材料」と述べたが、道悪のレースを経験していないことがマイナスになったことも確か。ただし、今回の敗因が馬場状態だけに限られたものと言えるかどうかは次走の結果次第。良馬場で行われるオープンのレースでの走りに注目したい。

6着のシャドウゲイトはスタートで躓いたのがすべて。今回は参考外と言える。
それでも、最後方から6着まで追い込んできたのは、この馬の底力だろう。道悪も苦手ではないようだ。

3番人気のアブソリュートは、見せ場もなく10着。まったく流れに乗れないままレースを終えた。
コーナー4回の小回り中山コースで、東京マイルの走りを期待するのは無理だったということだろう。
さらに、田中勝騎手は「前走の疲れが残っていたのかもしれない」とコメント。体調面も万全ではなかったようだ。今後、陣営の青写真通りに安田記念を目標とするのならば、次走は状態も上がってくるはず。そこでも結果が出せないようであれば、この馬のピーク(あるいは衰え)というものを考える必要があるかもしれない。


終わってみれば、道悪の巧拙が順位に大きく反映した今回のレース。
極端な言い方をすれば、“参考外”の内容だった。
ただし、ここから学ばなければいけないこともある。「良馬場で行われていたらどのようなレースだったか」ということは考えなければならないはずだ。
1分46~47秒の決着であったならばどうだったか。馬場が良ければ先行馬のペースはどうなっていたか。
ただの推測にすぎないかもしれないが、仮定の検証を行うことで、今後、同様の条件のレースを予想する際のヒントを見つけられるようにしたい。



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■コメント

■Re: 中山記念・復習 [Yoshi]

大変ご無沙汰しております。
年が明けてから息をつく間もなく忙殺され、自分のブログも書けないありさま。そんな状態なので、馬券も当たるわけもなく、鬱々としておりました。。
それでも安東さんのブログは毎週楽しみに拝見しており、今週も大いに参考にさせていただいたおかげで、久々に、本当に久々に、中山記念で馬連万馬券をゲットすることができました!

実は、シャドウゲイトを本命にしており、相手にトーセンクラウンとモエレビクトリー、押さえにドリームサンデーといった布陣で考えていましたが、安東さんのブログを見てテイエムアンコールを再考してみました。なるほど、条件戦では0.3差の連勝ですし、昨年夏も0.3差の連続4着。前走は休み明けで絞れなかったと考えれば、充分に買える一頭ですね。
 さらに決め手になったのは、オペラハウス産駒だということ。僕は血統については大まかなことしかわかりませんが、以前メイショウサムソンから学んだ「オペラハウス、ひいてはノーザンダンサー系の流れを組むと重馬場に強い」ということをふと思い出しました。まさか1・2着に両方とも来るとは思いませんでしたが…。

なんか、今回のレースで吹っ切れたような思いです。これまで、本命は来るのに相手が来ないというレースが続いていたので、かなり嬉しかったです。

どうもありがとうございました。これからも、安東さんの分析楽しみにしてます!

■Re: 中山記念・復習 [ECO]

安東さま、毎度です。土日重賞は出遅れで2レースが終わりました。しかし2レース5着1レース6着にきてますので反省が思い切ってしにくいですね。しかし最後に坂がある右回りコースって馬に少し遅く走るようになっている感じがします。ちなみに人間は左回りの方が走りやすく、第1回オリンピックの走る競技は右回りだったそうです。2回目より競技者からのクレームで左回りになりました。人間と馬は違うかも知れませんが右回りに走りにくさを感じている馬もいるのでは(笑)いずれにせよ私には右回り難しいですね。右手前のうま探します。イコール栗東調教馬!?にも注目します。

■Yoshiさんへ [安東 裕章]

お久しぶりです。
的中おめでとうございます♪

テイエムアンコールは力のある馬だろうとは思いましたが、初の中山コースで流れに乗れるかどうかがカギでした。
でも、しっかり追走できていたし、最後はいい脚を見せてくれました。
オペラハウス産駒は今回のような力を必要とする馬場向きなんですよね。
おっしやる通り、血統の裏づけもあったと思います。
13番人気と12番人気の馬連が180倍(前日は360倍)止まりだったのも、“オペラ産駒のワンツー”という馬券が売れたからかも知れません。

ご多忙とのこと、体調に気をつけてお過ごしください。
コメント、ありがとうございました。


■ECOさんへ [安東 裕章]

毎度です!

人間は左回りの方が走りやすいというのは、私もどこかで聞いたような気がします。
馬の場合はどうなんでしょう・・・。
ただ、得手・不得手はあると思います。

それにしても、「右手前の馬=栗東調教馬」というのは、おもしろい着眼点ですね!
となると、週末の阪神・チューリップ賞は、すでに栗東入りしているアパパネで決まり・・・?(笑)

今週もがんばりましょう!

■Re: 中山記念・復習 [アラキ]

安東さん、こんばんは。
中山記念は買った馬が掲示板に1頭もこない惨敗でした。
初コースも不良馬場も関係なく、連勝の勢いと素質の高さでキングストリートが突き抜けると思ったのですが・・・そのイメージ通りに走ったのはトーセンクラウンでした(笑)。

レース後に安東さんのブログを読み返してみると、「キングストリートはアテにならないからやめといた方がいいよ」と言っているようにも感じました。まだまだ僕は検討が甘いですねー。
ところで、気のせいかもしれませんが、安東さんが「もう1頭あげるならば・・・」と言って解説する馬は、安東さんのイチ押しの穴馬(しかもけっこう馬券に絡む)のように思えるのですが、どうなんでしょう?

これからもブログを楽しみにしています!
身体に気をつけてがんばってください!

■アラキさんへ [安東 裕章]

こんばんは。

今回の中山記念は馬場の影響もあって買い目の難しいレースでしたね。
キングストリートについては、「やめた方がいいよ」と言ったつもりはないのですが、好走するには不確定要素が多かったと思います。

「もう1頭あげるならば・・・」と書く時はイチ押しの穴馬ですか?(笑)
うーん・・・、狙い目を推奨するブログではないので、イチ押しという意識はないのですが、自分で買おうと決めている馬が多いかもしれませんね。
でも、アテにはしないでください!(笑)

これからもできる限りブログ続けていきたいと思います。
また遊びにきてくださいね。
コメント、ありがとうございました。

■ [トト]

安東さんへ

いつも楽しくブログを拝見しています。
ちょっとお聞きしたいのですが、安東さんは馬券を買う時連敗する確率などを考えて馬券を買われますか?

というのも他の馬券本で「競馬で勝つためには連敗する確率まで考えて、きちんと資金配分しなければならない」と
書かれていたのですが、安東さんはどのようにお考えでしょうか?


■軸がぁ…… [電気羊]

正直この中山記念も勝ち馬がイメージできませんでした。ただ1番人気、3番人気の馬が勝つとはあまり考えられず、実績重視でシャドウゲイトをいわば「押し出されての本命」に。単勝を少しとワイドをやや手広く買いました。その相手にトーセンクラウンもショウワモダンもいただけに、なんとも残念至極です(笑)

実はつい最近になって血統面もきちんと考慮しようとしていまして、私にも「力のいる馬場ならオペラハウス」という印象がありましたし、“リピーター”ローエングリンの父、シングスピールと系統が同じということもあり、かなり面白いと考えました。ただ、テイエムアンコールは少し足りない印象で……。
まあ、残念ではありますが血統というファクターの面白さを再認識し、モチベーションが高まりました。
しかし、オペラハウスのワンツーも驚きましたが、安東さんの眼力にはあらためて脱帽いたしました(笑)

阪急杯の方も1、3着馬は拾っていたのにビービーガルダンが来ず完敗。こちらはエイシンから入ることも考えただけに、より悔やまれます。
毎度のこととはいえ、また馬券の難しさを思い知らされました。






■18連敗!! [うに]

安東さん、こんばんは。
題の通り、スランプです。
阪急杯は、本命をビービーガルダンからエーシンフォワードに変えて、更にトライアンフマーチを思いきって消して、馬連と3連複を買いましたが、ワンカラットを切っていたので外しました。
写真判定でもったいつけたわりに、すぐに確定しましたね。目視ではサンカルロが優位に見えたのにぃ~!ぬか喜びしてしまいました。
でも、これはまだ、諦めもつきますが、問題は中山記念。
テイエムアンコールは好走の材料が多く、自信アリで3連複の軸にしたのに、最終的にショウワモダンを消して失敗。
馬連も、今回に限って軸を変えて失敗。前日に重賞を勝った石橋騎手の、マイネルグラシューに賭けみたのですが… よりによって惨敗してるし(哀)
これだけでも大ダメージなのに、馬連が万馬券だと後で知って、2度死にました(笑)。
私は、オッズと人気を見ると判断がぶれるので、あえて見ないようにしているのですが(記者の印で大体わかってしまいますが)まさかあんなに人気がなかったなんて。

馬連こそボックスで買った方が賢いのかな?とも思いましたが、獲って損もありな『諸刃の剣』な買い方ですよね。

なんか、勝負の女神から、試練?

■トトさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございます。

連敗する確率ですか??
えーと・・・、まったく考えていません!(笑)
「勝つ」「負ける」「儲ける」といった意味のことは考えませんね。
収支を基準にすると、どうしても配当を狙ってしまいますから。
やはり、「どういうレースになるか」「どの馬が馬券に絡むか」に重点を置きますし、キレイ事に聞こえるかもしれませんが、結果は後からついてくるものだと思っています。

もちろん、資金配分は大事なことに違いありません。
やみくもに馬券を買っても深みにはまるだけですから。
私の場合は、1ヶ月で競馬に使える金額(仮に買ったレースが全部外れたとしても、見学料、授業料と割り切れるくらいの額です)を決めて、その中でやりくりするようにしています。

本当ならば「どうしたらプラス収支にできるか」といった“馬券術”を追求しなければならないのかもしれませんが、現時点では“レースの楽しみ方”や“予想の極め方”が主眼になってしまいますね。
自分ではまだまだ勉強の時期だと思っています。

■電気羊さんへ [安東 裕章]

こんばんは。

シャドウゲイトはスタートで躓かなければ、どうだったかわからないだけに、うーん・・・残念でしたね。
オペラハウス産駒のワンツーは“出来すぎ”の感じもありますが、改めて“血統の面白さ”“ファクターとしての重要性”を教えられた気もします。
私も勉強しなければ!(笑)

それにしても、不良馬場というのは各馬の実力を測れない部分が多いですね。
今週末も雨の予報が出ていますが、できれば良馬場で能力が発揮できるレースをしてほしいと思います。

■うにさんへ [安東 裕章]

こんばんは。

18連敗???
最近のうにさんは当たっているイメージがあったので、ちょっと意外です。
でも、きっかけひとつで、調子は戻ると思いますよ!
気を落とさずにがんばりましょう!

阪急杯。
ワンカラット、サンカルロともに、普段よりも前目の位置で競馬をしていましたね。
内枠の利という要素もあったのでしょうが、先行有利の馬場状態に合わせてポジション取りを変えても、しっかり結果を出したのは“さすが”でした。
どちらも4歳馬、今後が楽しみです。

中山記念のショウワモダンにも驚かされました。
後藤騎手が巧く乗ったとはいえ、ああいうマクリの競馬ができるとは・・・!
それにしても、“道悪の鬼”ですね。

馬券の買い方は人それぞれですので“正解”はありませんが、私は基本的にボックスが多いです。
高めがくればラッキー、安めは保険で押さえる・・・みたいに考えています。

■ [トト]

丁寧な回答ありがとうございます。

仰るようにまずは「どういうレースになるか」ということや、「どの馬が馬券に絡むか」をしっかりと考えていくようにしたいと思います。

たしかに結果はしっかりとした予想ができるようになれば、結果は後からついてきますもんね。
どうしても負けることを考えるとついつい不安になってしまいまして。。

レースの楽しみ方や予想の極め方をしっかり追求しながら、資金配分も考えて馬券を買いたいと思います。
安東さんもお忙しいかと思いますが、お体に気をつけてお過ごしください。
ブログの更新楽しみにしています。

■ [うに]

安東さん、励まして頂いてありがとうございます!
なんとか浮上できるよう、頑張ります!
私に対するイメージも意外でした(笑)。最近はホントにさっぱりです。

復習をしていて、疑問が出てきたので、教えて頂けますか?
ちょっと遡りますが、2月14日の「きさらぎ賞」の結果についてです。
勝って当然の重賞実績のある馬が、未勝利・500万を勝ったばかりの馬に負けたのが、どうも解せなくて。
もしかして、重賞で激走した“反動”なのでしょうか?
でも、凡走というほど、そんなに負けてはいないので、微妙なんですが。(ちなみに、どこからを凡走と言うのでしょう?今頃ですが)

安東さんは、どう思われましたか?
見解をお聞かせ下さいませ。

昨日のコメント、途中で切れてしまいましたね。長すぎてスミマセン。


■うにさんへ [安東 裕章]

こんばんは。

きさらぎ賞についてですが、ご指摘の馬(重賞実績のある馬)というのは、ダイワバーバリアンとシャインのことでしょうか?
だとすれば、“勝って当然”というのは、ちょっと違うのではないかな?と思います。

まず、ダイワバーバリアンですが、戦前から言われていたように「距離が伸びて折り合いがつくかどうか」という不安がありました。朝日杯の3着にしても、最後になんとか粘り込んだという印象がありましたから、距離延長がプラスに作用するとは考えづらい。まして、短期放牧明けです。馬のテンションが高ければ、なおさら掛かりやすくなります。
こうした不安材料がある以上、実績では上回っていたとしても、今回(きさらぎ賞)の条件で能力が発揮できるかといえば、疑問だったと思います。

シャインの場合、OP勝ち→シンザン記念2着という戦績を残していますが、それぞれ8番人気・9番人気。能力が評価された上での結果とは言えません。特に、シンザン記念は、他馬が行かなかったこともあってハナに立ってペースを握りましたが、2着といっても0.5秒差。恵まれた印象もあります。

そして、両馬に共通するのが、「キレる脚がないこと」。
きさらぎ賞が差し馬3頭で決まったことからもわかるように、この時の京都の芝は、例年と同じように、差しが決まりやすい馬場でした。脚質的にも向いてなかったということです。
実績上位の2頭でしたが、能力を十分に発揮できる条件ではなかったことが一番の敗因だったように思います。
未勝利勝ち、500万勝ちであっても、自分の武器(末脚のキレ)を使える条件が揃えば、逆転の目があるということですね。まして、走りの完成されていない3歳馬です。クラシックを意識させるような強い勝ち方をした馬は別として、基本的には実績ほどの差はないと考えた方がいいのかもしれません。

あと、凡走についてですが・・・。
正確な定義はわからないのですが、『ツボ』的には“人気を背負って負ける”といった意味で使っています。

ご質問の答えになったでしょうか?
ご不明な点がありましたら、またコメントをつけてくださいね。

■教えて頂き、ありがとうございます。 [うに]

詳しく解説して頂いて、ありがとうございます。
格下=弱い馬、だと決め込んでいました。
勉強不足ですね。本当の実力を見抜けるようにならないと。
安東さんのご見解は、やっぱり勉強になります。私の復習ノートに、書き加えさせて頂きます(笑)。
私の読みは、まだまだですね。今日のチューリップ賞も、難しかったです。

弥生賞の予習、期待してます!

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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