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■フローラS・予習

3着までに優先出走権が与えられるオークストライアル・フローラS。
GⅠ2勝(阪神JF、桜花賞)のアパパネが“頭ひとつ抜けた存在”とは言われているものの、混戦続きの今年の3歳牝馬戦線。1ヶ月後のオークスに向けて、どんな有力候補が名乗りを上げてくるか、非常に楽しみな一戦だ。

前日売りの時点で1番人気に支持されているサンテミリオン
新馬戦、500万を連勝して臨んだ前走のフラワーCは3着(1番人気)に終わったが、上位2頭は桜花賞2着のオウケンサクラとフェアリーS勝ちのコスモネモシン。後ろから差を詰めての0.4秒差であれば、悲観する結果ではないだろう。むしろ、デビュー3戦目で初めて揉まれるレースを経験したことをプラスに評価すべき。芝・1800mの時計を短縮したことも強調材料だ。
2000mの距離は新馬戦で経験済み。これまで中山でしかレースをしていないが、跳びの大きい走法は東京向きという声も多い。
不安点をあげるならば、8枠15番という枠順。
開幕週の馬場は前と内が有利なため、馬群も内寄りに集中しやすい。スタートで好位を取れれば問題ないが、外々を回らされる競馬になると最後に伸び脚に影響するかもしれない。
距離経験のない馬が多数を占めるレースは、基本的に“折り合いを重視するスローの上がり勝負”になりやすい。道中でどれだけ脚を溜められるかがカギになりそうだ。

東京コース〈1.1.0.1〉の実績を持つブルーミングアレー
昨年11月の赤松賞ではアパパネの2着。続く、阪神・エリカ賞では牡馬のエイシンフラッシュ(京成杯勝ち・皐月賞3着)の2着。1勝馬ではあるが、強豪相手に好走している経験値は大きい。
この馬に関しては、2ヶ月空いたレース間隔をどう判断するかだろう。
フローラSの過去10年のデータを見ると、連対馬20頭のうち18頭が中4週以内のローテーションで臨んでいる。この時期の3歳馬は、レースを使うことによって成長していく面もあるため、順調さの有無は重要な要素に違いない。基本的には、休み明けは割引材料ということである。
ただし、ブルーミングアレーの場合は、そうとも言い切れない。一戦ごとに上がりの数字が悪くなっている戦績。前走、得意の東京・クイーンCで5着に敗れた結果についても、陣営は「連戦の疲れ」とコメントしている。したがって、使い込むよりも間隔を空けた方がいいタイプという見方もできるわけだ。
“使い出し”の新馬戦では2着馬に0.6秒差をつける圧勝。今回のリフレッシュ放牧がプラスの効果をもたらせば、サンテミリオンとの人気の差を逆転する可能性もあるだろう。

阪神JF3着のベストクルーズ
実績ではナンバー1の評価もあり、昨年の5戦に関してはすべて馬券圏内という安定感が持ち味だ。
休み明け初戦のチューリップ賞は重馬場条件も加わって9着。前走のフラワーCは中1週の関東遠征による馬体減もあり4着。結果、桜花賞には出走できなかった。オークスで巻き返しを図るのであれば、なんとしても権利を獲りたいところだろう。
フラワーCでは勝ったオウケンサクラから0.4秒差。そのオウケンが中2週の桜花賞で2着に入ったことを基準にして、この馬を有力と推す声もある。しかし、『桜花賞・復習』でも書いたように、中1週→中1週→中2週という強行ローテーションをこなしたオウケンサクラという馬は、ある意味“例外”なのだ。
中4週の間隔はとったものの、再度の関東遠征はやはり不安材料。前走はデビュー以来もっとも軽い馬体重。桜花賞出走(フラワーCでの賞金獲得)を目標に一度ピークに仕上げられたのであれば、今回は状態面が気になる。新聞によっては調教の採点がかなり低いものもあった。昨年の実績通りの力を出せるかどうかは、直前の気配を確認してから判断した方がいいかもしれない。

未勝利、500万を逃げ切りで連勝したアグネスワルツ
いずれも2着馬に0.3秒差をつける快勝で、とりわけ、2走前のレコード勝ちは、前半よりも後半の方がラップが速くなる非凡な勝ち方だった。
開幕週の馬場向きの脚質。ポジションを取りやすい内枠(3枠5番)。条件は有利である。
ただし、課題も多い。
5ヶ月の骨折休養明け、長距離輸送、初距離。他にハナを主張しそうな馬が見当たらないため、マイペースの展開にはなるはずだ。あとは、息が保つかどうかだろう。

サンテミリオン、アグネスサクラと同じく2勝馬のアマファソン
前走の君子蘭賞(阪神・芝・1800m)の勝ち時計(1分48秒2)はなかなか優秀。馬場差を無視すれば、フラワーCの勝ち時計よりも2秒1速い(前日の毎日杯と比べても1秒1速い)」。
近走はいずれも4コーナー10番手以降からの競馬。府中の長い直線向きとも思えるが、開幕週だけに前が残れば届かない可能性も高い。デビューから10戦目ということで上積みにも疑問。経験は侮れないが、今回は条件的には割引という見方もある。
むしろ、君子蘭賞で先に抜け出してクビ差2着に粘ったフラムドールの方が、脚質的には面白いかもしれない。東京初騎乗となる若手の国分恭騎手にも注目したい。

その君子蘭賞で1番人気に支持されたマシュケナーダ
2走前にはクラシック候補と言われた牡馬・ルーラーシップに0.4秒差の3着。3走前はエルフィンSで0.3秒差の4着(勝ち馬は桜花賞3着のエーシンリターンズ)という結果を残している。
君子蘭賞の敗戦(6着)が案外ではあるが、陣営によれば「馬込みを気にしていた」とのこと。スムーズなレースができれば巻き返しがあってもおかしくない。新馬勝ちの時に騎乗した福永騎手に手綱が戻るのも好材料だろう。

未勝利勝ちから権利獲りに挑戦するアスカトップレディメジロジェニファー
アスカトップレディの前走は、好位から抜け出し34秒0の脚を使った見所のある競馬。さらに、近3走はいずれも阪神の外回りコースということで、長い直線にも対応できそうだ。インで脚を溜めて内から抜け出してくるレースが理想だろう。
メジロジェニファーは2000mの持ち時計がメンバー1。ゲートが悪く位置取りが後ろになってしまうのが課題だが、3月デビューということもあり、走りにはまだまだ伸びしろがありそうだ。
この2頭に関しては、初の長距離輸送もあり、格上挑戦でいきなり重賞勝ちはどうかとも思われるが、馬券圏内の候補としてはマークが必要かもしれない。

人気薄で気になるのはディミータ
5ヶ月の休み明けだった前走の牡馬混合500万で3着と健闘。今回は2走目の上積みが期待できる。2ケタ着順となった2走は1600mと1400m戦。父・ダンスインザダークの血統、近親にダイレクトキャッチがいることから、距離が伸びた方がいいタイプかもしれない。あとは、相手関係がどうかだろう。



京都ではダートのGⅢ・アンタレスSが行われるが、こちらもなかなか面白そうなレースだ。
注目は“強い世代”と呼ばれる4歳馬の走り。
直前になってワンダーアキュートが回避したのは残念だが、それでも、トランセンド、シルクメビウス、フサイチセブンといった役者が揃った。
使われている強味があるのはフサイチセブンだが前走より3キロ増の58キロがどうか。斤量に関しては、休養明けでも56キロで出走できるトランセンドが有利に見える。
平安S2着で京都ダート〈3.2.2.0〉のダイシンオレンジ、近走の充実ぶりが顕著な4歳馬・ナニワトモアレも有力候補。先行馬が競り合う展開になれば、ダイショウジェットの末脚も侮れない。
人気薄で面白そうなのは、昇級初戦でもダートは〈3.3.2.0〉と底を見せていないロラパルーザと1走叩いたマルブツリード。初ダートのドリームサンデーも、血統(父・タイキシャトル、母父・ブライアンズタイム)と先行して粘り込む走りのスタイルから、大駆けがあってもおかしくない。




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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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