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■AJCC・復習

1年近くにも及ぶ骨折休養から復帰し、一昨年の日経賞以来となる重賞勝ちを手にしたネヴァブション。馬自身の復活にはもちろん賞賛を送りたいが、それ以上に素晴らしかったのは鞍上・横山典騎手のレース運び。
3番手の内にポジションをとり意識的に早めに動く作戦。ラチから離れないことによってロスを極力おさえたコース取り。レースの流れと馬場状態を考えた上での頭脳プレーである。
『AJCC・予習』の中で「ネヴァブションのポイントは騎手の乗り方」と述べたが、横山典騎手も「思い通りのレースができた」とコメントしているように、まさに“完璧な騎乗”と呼べるものだった。
本来、もっと距離があった方がいいタイプだけに、天皇賞・春の有力馬の一頭として期待できそうだ。

2着のエアシェイディは正攻法の競馬を見せてくれた。渋った馬場と58キロの斤量がこたえたらしく、3~4コーナーの追い上げ時の反応がもうひとつのようにも見えたが、それでもまだまだ力を発揮できることを証明したレースだった。8歳馬にしてこの走り。1走でも多くがんばってほしい。

トウショウシロッコはネヴァブションをマークするような形でインを突き、3着に入った。こちらも好騎乗と言っていいだろう。相手関係を考えれば大健闘。着実に力をつけてきたことがわかる。
「もう少し絞れていればよかったし、距離も少し長かった」という吉田豊騎手のコメント。好走条件が揃えば重賞勝ちもそう遠い日ではないかもしれない。

4着のマイネルキッツ。中央の重賞レースではどうしても“あと一押し”が足りない。『中山金杯・復習』でも書いたように、狙い目は平坦ローカルの重賞だろう。ひとつ気になるのは昨年の6月から使い詰めできていること。仮に夏のサマーシリーズを狙うのであれば、春は休養をとって備えた方がよさそうだ。

1番人気のドリームジャーニーはスローな展開と馬場に泣かされ持ち味が出せなかった。ただし、大外から差す競馬に徹したのは“判断ミス”ではないだろうか・・・。4コーナーで先行集団に追いつき直線で突き放すレースもできるだけに残念な結果である。

アルナスラインは4コーナーで一瞬伸びかけたように見えたが、そこからがサッパリだった。武豊騎手はレース後に「バテているわけではないのに追い出してから今ひとつだった」と語っている。やはり本調子ではなかったようだ。専門家からも期待されている素質馬。もう一度きちんと立て直すことが先決だろう。


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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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