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■根岸S・予習

GⅠ・フェブラリーSの前哨戦として位置付けられている根岸S。しかし、実際にはそれほど強い関連性があるわけではない。過去10年で根岸S→フェブラリーSを連勝した馬は、ノボトゥルーとメイショウボーラーの2頭のみ。スピードが優先される東京・ダート・1400mとスタミナを要求される同1600mの性質の違いが、そのまま結果につながっていると考えていいだろう。
関連性を重視するならば、むしろ近走使われている距離。根岸Sで馬券に絡んだ馬の多くは、前走GⅢ・ガーネットS(ダート・1200m・昨年まで1回中山開催で施行)での好走歴がある。逆に1600m以上からの距離短縮で結果を残した馬は数えるほどしかいない(しかもその多くは前走JCダート)。したがって、馬券攻略のカギはスピードタイプの短距離馬の取捨選択になりそうだ。

中心となるのは昨年秋の交流GⅠ・JBCスプリント(園田・ダート・1400m)を制したバンブーエール。逃げ・差し自在の脚質で現在4連勝中。3ヶ月の休み明けで別定59キロの斤量という課題はあるが、近走の“ブレのない”勝ちっぷりは強さの裏付けとして十分評価できる。
ひとつ気になるのは、陣営がすでにGⅠ・フェブラリーS出走を表明していること。賞金面では足りているだけに、このレースはあくまで“使い出し”という見方もできる。バンブーエールが本番を見据えて無理をしないレースをするようならば、先を考えずにここを目標にしている他の馬たちにもつけ入る余地がある。

上がり3F・34秒8の末脚で前走・カペラSをレコード勝ちしたビクトリーテツニー。オープン入りまでに時間はかかったが、ここにきてしっかり能力を発揮できるようになった。終いの切れ方を見る限り“府中の長い直線向き”という声が高いのもうなづける。
問題は馬場状態。当日のダートは不良もしくは重。差し脚が殺される馬場とまでは言いきれないが、土曜のレース(不良馬場)を見る限り先行馬が有利であることは間違いない。カペラS勝ちは重馬場ではあったものの、仮に今回大外後方一気の競馬になるようだとさすがに厳しい。最内の枠順を利して、直線で開いたインを突くことができるかどうか・・・。展開がポイントになるだろう。

短距離ダートへの路線変更を機に差し脚に磨きのかかったヒシカツリーダーについても同じことが言える。どのポジションからレースを運ぶか、どのように馬群をさばくか。職人・木幡騎手の手綱さばきに注目したい。

ダート路線の上がり馬と評されている4歳馬・ナンヨーヒルトップ。3走前の1600万下・秋嶺S(東京・ダート・1600m)では2着馬に1.1秒差をつける圧巻の走りを見せた。先行してさらに後続を突き離す競馬ができることはかなりの強調材料だろう。
不安点は短距離ダートの経験が少ないこと。スピード決着の“ガチンコ勝負”が予想されるだけに、自分の競馬をさせてもらえないケースも考えられる。

同じく4歳馬のセントラルコースト。ダート1400mでは<4・1・0・2>の実績を持ち、この距離のスペシャリストである。馬場を考えれば、逃げ・先行の脚質も有利に働くはずだ。
ただし、この馬の場合、今回がオープン初挑戦。1000万から2連勝と勢いは申し分ないが、クラスが上がれば当然ペースも変わる。ナンヨーヒルトップ同様、自分の競馬ができるかどうかがカギになる。鞍上が調子を上げてきた内田博騎手だけに軽視はできないが・・・。ちなみに、2005年にメイショウボーラーが勝利して以後、4歳馬はこのレースで1頭も馬券に絡んでいない。

東京・ダート・1400mの適性という点ではアドマイヤスバルも有力候補の1頭だ。この条件に限れば<3・1・2・0>と複勝圏内を外したことがない。昨年のこのレースでも他馬の故障という不利を受けながら3着の結果を残している。
この馬の取捨に関しては、近2走で芝を使ったことをどう考えるかだろう。陣営は「芝を使ったことで前半の行き脚が良くなるはず」とコメントしているが、穿った見方をすれば“ダートでは下降気味の状態だった”とも判断できる。好調時の走りができれば十分に戦えるのだが・・・。

フェラーリピサは東京・ダート・1400mのコースレコードホルダー。4ヶ月半の休養明けになるが、それ以前の5走はすべて連対という実績。
ただし、今回は中間に神経系統の病気を発症とのこと。割引が必要だろう。

勝ち切るまではいかないにしてもヒモとして面白そうなのは高齢馬の2頭。7歳馬のオフィサーと8歳馬のボードスウィーパー。いずれも東京・ダート・1400mに実績があり、年齢とともに脚質に自在性が出てきたところが“買い”の材料だ。
さらに、超伏兵として東京・ダートで3勝を上げているブイチャレンジ。ここではまだまだ敷居が高いとは思うし、追込一辺倒の脚質も信頼性に欠けるが、オープン初挑戦の前走・ギャクシーSでは出遅れながらもメンバー中最速の上がりで6着(7戦連続で2位以内の上がりをマーク)。中舘騎手のダンツキッスイが飛ばして流れが予想以上に速くなるようであれば、気楽な立場での“大駆け”もあるかもしれない。



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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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