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■秋華賞・復習

史上3頭目の偉業達成!
GⅠ・秋華賞は1番人気のアパパネが完勝。スティルインラブ以来、7年ぶりに3冠牝馬が誕生した。

それにしても、強い競馬だった。
道中は中団の後ろで折り合い、外目を気分良さそうに追走。3コーナーの下り坂から進出し、直線では大外から一気に伸びた。着差こそ4分の3馬身だが、他馬との力の差を見せつけるかのような余裕の走り。まさに“馬群を尻目に”という言葉通りのゴールシーンだった。
『予習』で述べた不安要素も、終わってみればすべてプラス材料としての逆の解釈が成り立つ。
夏場に放牧に出さずに多くの追い切りを消化したのは、それだけの負荷をかけても耐えられる強靱な身体の証明だった。プラス24キロはまぎれもなく成長分。そして、ローズS4着に関しても、負けてダメージが残るような弱い馬ではないからこそ、陣営は「合格」とコメントできたのだろう。春先のレースで、今回のような“圧倒的な強さ”を感じなかったとはいえ、この馬の実力を少々見くびり過ぎていたかもしれない(この点は大いに反省である)。
次走はエリザベス女王杯。ブエナビスタ、レッドディザイアは参戦しないということなので、楽しみは先延ばしになるが、古馬や牡馬の一線級との対決を心待ちにしたい。

2着のアニメイトバイオは状態面が懸念されたものの、今回もこの馬らしい瞬発力を見せてくれた。完璧な競馬だったと言ってもいいだろう。なにより、馬群を割って突き抜けてるくる“勝負根性”が素晴らしい。距離に関して融通が利くのも大きな武器だ。
馬体の維持という点を考えると、あまり無理な使い方はしてほしくないのだが、今後もアパパネの好敵手として競い合う存在になってほしい。

3着はアプリコットフィズ。
好位の内で我慢の競馬ができていたが、レース前の発汗や行きたがるような走りにはまだまだ粗削りな感がある。それでも、直線での伸び脚を見ると、パタッと止まった桜花賞の頃よりもかなりの成長がうかがえる。
経験を積んで落ち着きが出てくれば、さらに力を発揮できるようになるだろう。アーネストリーのように、スピードに乗りながら脚を溜めることができればベスト。期待したい。

ワイルドラズベリーは外から追い込んで4着。
終始アパパネをマークするような位置取りだったが、最後は突き離されてしまった。もう少しキレる印象があった馬なので、あるいは距離が長いのかもしれない(折り合いはついていたが)。ローズSで2着になり「実力差を縮めた」と評価されたが、今回もこの馬の走りはできていたように思える。個人的にはエ女杯よりも、スワンSやマイルCSでの走りを見てみたい。

5着のレディアルバローザは最内枠をいかしたロスのないレースをした。
直線でもラチ沿いから伸びてきて見せ場十分。ただし、距離はもう少し短い方が良さそうだ。今回は枠順と内回りコースという条件が有利に働いた感もある。立ち回りは巧いと思うが、もう少しこの馬ならでは特長が欲しいところ。

アグネスワルツ(9着)とオウケンサクラ(11着)は、それぞれ自分のレースができていたようにも見えたが、結果には結びつかなかった。春先の調子に戻るまでの良化途上なのかもしれない。
ショウリュウムーン(16着)は前走に続いての不利。四位騎手は「この前と同じ乗り方をした騎手の責任」とコメントしているが、桜花賞での佐藤哲騎手の外への出し方(直線)を見ると、馬込みが苦手なタイプなのだろうか。
3番人気のサンテミリオンは大きな出遅れ。道中もまったく覇気の走りだった。あまりの負け方に敗因は何とも言えないが、とりあえず次走の変わり身に期待するしかないだろう。

今年の秋華賞は、上位馬が100%の力を発揮できた一戦だったと思う。
アニメイトバイオの後藤騎手もアプリコットフィズの武豊騎手も「この馬の力は出せた」とコメントしている。だからこそ、アパパネの強さがひときわ輝いて見えたのだろう。
3冠牝馬誕生にふさわしい好レースだった。



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■コメント

■復習 [ECO]

安東さま、毎度です。
強かったですね。アパパネ。ペースを気にしてみるとよくわかりました。しかしオウケンサクラはのびなかったですね。
秋華賞は予想展開通りですが ペースが違いました。府中牝馬は展開もペースも違いますし、前走逃げた馬での予想だけではぺースの仮定がしにくいですね。
しかし角度を変えるとこれだけ違うものがみれてありがたいやらなんやらです。

■ECOさんへ [安東 裕章]

毎度です。

展開やペースを予測するのは難しいですね。
ただ、予想の上で必要のないものかといえば、決してそんなことはないと思います。
私の場合は、いくつかの違った展開パターンを想定して、その中から絞り込んでいくようにしています。
それでも、思った通りの展開になることはなかなかありませんね。
ECOさんはいろいろと新しい発見をされているようですので、これからも頑張って道を切り拓いてください。
期待しています!

■秋華賞 [電気羊]

秋華賞、幸いにも三連複的中できました。

血統面は毎度ですが、京都の内回りだけに、中団より前で競馬ができる、しかもタフな流れに対応できることがポイントではと考えました。

まず目をつけたのがアプリコットフィズ。古馬相手に先行して勝ったこともですが、母親の血統構成がレッドディザイアの父マンハッタンカフェと同じという点から、当初は全く買う気のなかった馬が買いたい馬に(マンハッタンフィズはカフェの全妹。後から知りました、笑)。
次いでやはりアパパネ、そしてオークス3着の先行馬アグネスワルツ。
さらに実際アパパネに勝っているショウリュウムーン、ローズS組からはアニメイトバイオを。
前者は、母父ダンスインザダークの産駒が07、08年と人気薄で2着に入っていることに期待。後者は、ワイルドラズベリーより前で競馬ができ、現に抜かせなかった分、アドバンテージを感じました。
ワイルドラズベリーについては、良績が少頭数でのものに偏り気味で、初の2000Mで多頭数の17番ゲートは不利に思え、<予習>の見解からも思い切って消しました。

アパパネはオークスでは距離、今回は調整面の不安をものともせず三冠達成。コース、展開も不問といった印象で、本当に怪物かも知れませんね。

■電気羊さんへ [安東 裕章]

こんばんは。
3連複的中、おめでとうございます!

アパパネに関しては、正直、オークスまではそれほど強い印象はなかったのですが、今回は衝撃を覚えました。
怪物だとしたら、しばらく楽しみが続きそうです。

今週の菊花賞も距離的な観点から血統面の考察が重要になりそうですね。
好結果を期待しています!


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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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