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■根岸S・予習

東京ダート・1400mで行われるGⅢ・根岸S。
GⅠ・フェブラリーSの前哨戦という位置付けにはあるが、近年は短距離ダートのスペシャリストが競い合う一戦という印象が強い。今回の有力馬も、その多くが1400mを最も得意としているタイプ。実力拮抗の声も多く、激戦が期待できそうだ。

ダート1400mでは〈7.0.0.1〉の驚異的な実績を持つケイアイガーベラ
特筆すべきはその圧倒的な勝ち方だろう。4走前のプロキオンSでは2着に0.7秒差、続くエニフSでは0.9秒差、そして前走のギャラクシーSでは0.4秒差。良馬場のダートでも1分22秒台前半で走破できるスピードがあり、先行しながら上がり35~36秒台の脚で後続を突きはなすスタイル。自分の型に持ち込めれば、今回もこの馬の圧勝劇で終わるかもしれない。
ただし、専門紙等でも指摘されているように、今回は結果の出ていない関東圏でのレース(地元の京都・阪神以外では〈0.0.0.3〉)。陣営も輸送競馬に弱いことを考慮して、1週前に美浦に入厩させて調整する策を講じているが、俗に言う“繊細な牝馬”が環境の変化に対応できるかという不安もある。
さらに、東京は年が明けてからまったくと言っていいほど降雨がなく、ダートコンディションはいわゆる“パサパサ”の状態。つまり、よりパワー必要とする馬場になっている。時計的な裏付けがあるとはいえ、パワー優先の勝負になった場合、馬格で劣る牝馬にとっては不利な条件とも考えられる。
2走前の武蔵野Sの大敗(15着)は「出遅れと1F長い距離が原因」というのが大方の見解だが、一方で「左回りが得意でないのでは?」という意見もある(芝の1戦も含めて左回りは〈0.0.0.3〉)。全成績〈8.0.0.5〉という数字も、勝つか圏外かという極端なもので、安定感にはつながってこない。
いくつかの不安要素を抱えた中で、はたしてこの馬本来の競馬ができるどうか。今後を占う意味でも注目の一戦だろう。

ここまでダート5戦連続連対中(うち4戦は1400m)のダノンカモン
好位から抜け出す競馬が身上だが、前走は位置取りが後ろになりながらもキッチリ差し切る脚を見せてくれた。使われながら馬体重は増加の一途。充実期を迎えたという見方もできる。
東京ダートは〈2.1.2.0〉の好相性。530キロを超える馬体もパワーを問われる馬場向きだろう。「フェブラリーSへの叩き台」という見方もあるようだが、賞金を上積みして本番に備えるためには結果を出しておきたいレースでもある。
あとは、中1週で関東遠征というローテーションがどうか。
4走前のペルセウスSでは中1週の関東遠征でも結果を出している(1着)が、これは2か月の休み明けを1走(大阪スポーツ杯)叩いてのもの。中4週のローテを続けてきた今回とは状況が違う。仮に、前走の位置取りの悪さが連戦の影響によるダッシュ力の低下に因るものだとしたら、馬体重などには表れない“目に見えない疲労”を懸念する必要があるかもしれない。

前走、1200mのGⅢ・カペラSを制したセイクリムゾン
ここ6戦はすべて馬券圏内の堅実派。東京ダート・1400mでは2走前の霜月Sで2着に0.8秒差をつけて完勝している。
昨年のこのレースでは7着に敗れているが、これは直線で前が壁になって一瞬ひるんだことが原因。当時は“精神面の脆さ”があった。しかし、その後のレースぶりを見ると、最内を突いたり馬群を割ることもできるようになり、精神的な成長がうかがえる。この馬もまた、充実期を迎えたという印象が強い。
とはいうものの、今回の最内枠にはどうしても前が塞がるリスクがつきまとう。
東京ダート・1400mは一団となって速く流れるレースになりやすく、それゆえ、内に包まれると行き場をなくすことも少なくない。2年前の根岸Sで前が詰まって直線追えなくなったバンブーエールはその典型。セイクリムゾンに関しても、自身のまわりにスペースができるかどうかがカギになりそうだ。

カペラSでセイクリムゾンにクビ差の2着だったティアップワイルド
ここ2走は1200m戦で連続連対しているが、1400mでも〈5.3.2.2〉の実績。陣営も「距離は最適」とコメントしている。専門家いわく、「夏の休養で馬体が変わった」とのこと。先行できるパワー型のダート馬といった印象だ。
もっとも、1400mの実績は高いとはいえ、1200mで先行した近2走の影響については考えた方がいいかもしれない。
前半3Fを33秒8、34秒0で通過したここ2戦のスピードは、それ以前に走った1400m戦よりも1~2秒速い。今回のレースで馬が掛かり気味になって、同じようなペースで行くようなことになれば、直線で失速するケースもあり得る。1200m戦での“行きっぷりの良さ”がこの馬の持ち味とも思えるだけに、距離を戻すことがプラス材料と言えるかどうか・・・。

連勝でオープンに昇級した4歳馬のスターボード
東京ダートは〈4.2.0.1〉と得意としており、さらに1400m戦では〈3.0.0.0〉。成長著しい4歳馬だけに、他馬との斤量差を活かせば面白い存在かもしれない。
課題は時計。
前走は同条件の良馬場で1分25秒4の勝ちタイム。重賞で好勝負をするためには、少なくとも2秒の短縮が必要になる。まずは、レースの流れに乗れるかどうかがポイント。可能性を含んだ馬ではあるが、今回は試金石の一戦だろう。

同じく連勝で昇級戦となるワールドワイド
ダート1400mは〈4.4.3.3〉の実績。近走も1分23秒台で走っている。初の東京コース、相手強化など課題も多いが、勢いという点では侮れない部分もある。
問題は枠順。
好位からの競馬で結果を出しているこの馬にとって、ポジション取りの難しい8枠15番は不利な材料だろう。外々を回らされるレースになれば道中で必要以上に脚を使うことにもなる。1700mの距離経験があるとはいえ、そのあたりがどうか。後方から追い込むタイプではないだけに、位置取りがカギになりそうだ。

7か月の休み明けとなる、GⅠ馬・サクセスブロッケン
適距離とは言えない初の1400mで58キロの斤量。したがって、フェブラリーSへの叩き台と考えるのが妥当だろう。実績では抜けた存在でありながら、人気になっていないのもそのためだ。
もっとも、GⅠ馬の底力というものは、一概には軽視できない。
この馬はデビュー以来、4コーナーで5番手より後ろにいたことがない。仮に今回、1400m戦の速い流れに乗り送れて後方からの競馬になった場合、どれだけの差し脚を見せるかは未知数だ。あくまで仮定の話だが、「後ろからこれだけの脚を使える馬だったんだ」と驚かされる結果になるかもしれない。GⅠ馬であるがゆえの可能性である。いずれにしても、フェブラリーSの行方を検討する上で、この馬の走りには注目したい。

伏兵の台頭は展開によって左右される感もあるが、前が残るとすればエーシンクールディ
前走の武蔵野Sはゴール前で失速。文字通り“1F長い”印象だった。今回は〈5.3.0.2〉の実績を持つ1400m。実際、武蔵野S以前はこの距離で連続連対を続けており、今回人気のダノンカモンとクビ差の結果を残している。
この馬自身、逃げにこだわる馬ではないが、ケイアイガーベラがハナを譲るようであれば、先手を取りに行っても面白いだろう。

逆に息の入らない先行馬に厳しい流れになれば、差し・追込馬の出番も考えられる。
東京実績のあるダイショウジェットワンダーポデリオが候補だが、近走は得意としていた1200mよりも1400mでの好走が目立つビクトリーテツニーにも注意しておきたい。


京都ではGⅢ・京都牝馬Sが行われる。
4歳馬のアグネスワルツ、アプリコットフィズあたりが人気になりそうだが、前者はマイペースで逃げられるかどうか、後者は美浦からの輸送になるため(秋華賞3着は栗東滞在だった)落ち着きがあるかどうかがカギだろう。
同じ4歳馬では、適距離に戻るレデイアルバローザとペース次第で距離をこなせそうなケイアイデイジーに注目したい。
実績のあるブロードストリート、ヒカルアマランサスも圏内だが、この時期の京都芝は流れひとつで大外一気の可能性もある。となれば、前走、暮れの中山で32秒8の上がりを見せたプリンセスメモリーも怖い存在だ。






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■コメント

■Re: 根岸S・予習 [ECO]

安東さま、毎度です。

土曜日は4着でした。内枠前走先行馬狙いましたが、結果差し競馬で決着。反省です。

根岸は3番、京都牝馬は6番両重賞とも前走から距離延長先行馬で購入しました。

京都牝馬は人気馬が真ん中、外枠、根岸は人気馬が内枠にいますのでダートであること含め内枠先行馬で狙います。

■根岸S予想 [うに]

こんにちは。

根岸Sは、ダノンカモンを狙います。東京ダートコースで着外無し、場を選ばず連対中、あと一番ポイントが高いのが、武蔵野Sの2着。フェブラリーSでも狙えそうなこの馬で勝負します。
セイクリムズン、エーシンクールディは、2走前の勝ちっぷりから同コースのここでも期待。
スターボードは連勝中で、3走前のG?で4着、叩き3走目と怖いです。
あとは、ケイアイガーベラですが、力が要りそうな馬場で持ち味が出るか分かりませんが、1400m7勝、前走でダノンカモンを下しているので、買っておきます。

先週、本命より堅実な馬を軸にして失敗したので、なんか吹っ切れました。ああ、鉄板でも飛ぶんだなあと…(笑)。

おかげで、迷いなく本命で勝負できます。


京都牝馬の方は、コースが替わったのに、外差しも決まるとあって、悩み中です。




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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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