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■共同通信杯・復習

レースレコード(1分47秒3)で2着馬に1+3/4馬身差をつける圧勝。ブレイクランアウトがこれまで勝ち切れなかった鬱憤を晴らすかのように、その“強さ”を見せつけた。
「すごい瞬発力だった」という武豊騎手の言葉通り、とにかく馬群を抜け出す時の反応が素早い。上がり3Fは、今開催の東京・芝のレースにおける最速の33秒6。“いつのまにか先頭に現れ、あっという間にゴールを駆け抜けていった”というのが正直な感想である。
武豊騎手の好騎乗も見逃せない。道中の折り合い、内が伸びる馬場状態を見抜いてインのすき間へ潜り込んだコース取り、仕掛けのタイミング、すべてが完璧と言えるものだった。
皐月賞は使わずにNHKマイルCからダービーへ進むプランが浮上しているとのことだが、いずれにしても、クラシック戦線の中心となる1頭であることは間違いないだろう。

トーセンジョーダンは直線で一度失速しながら再び盛り返して2着。非凡な能力と勝負根性を見せてくれた。陣営の思惑通り、馬込みの中で脚を溜める競馬ができたことも収穫だ。とはいえ、今回の競馬を見る限り、先行して押し切るスタイルの方がこの馬の強さを発揮できると思えたのも確かである。キレ味で勝るブレイクランアウトを“ダービー候補”と位置づけるならば、こちらは“皐月賞候補”という見方ができるかもしれない。

3着は9番人気のトップカミング。このレースまでに7レースを使っていたため、上がり目はないだろうと判断したのだが、逆に重賞を含めたOPクラスのレースで揉まれた豊富な経験がレースに活かされたようである。強さよりも上手さが光るタイプ。ヒモ候補から外せない、いわゆる“相手なりに走れる馬”という印象を受けた。

マッハヴェロシティは故障馬(ヒシポジション)の外を回らされるロスがあっての4着。しかし、ロスがなければ勝ち負けに加われたかというと、それは疑問である。直線では一旦外から伸びながら急失速。スピードにしろパワーにしろ、ある程度の持続性がなければ“クラシック候補”とは呼べない。安藤勝騎手が「馬がしっかりしてくれば楽しみ」とコメントしているように、現段階ではまだ力を付けている途上と考えた方がいいだろう。今後どのように成長していくか、注目していきたい。

5着はシェーンヴァルト。デイリー杯をレコード勝ちした馬だが、今回の結果で評価を大きく落としたようだ。ただし、ここで見限るのは早計ではないだろうか。イレ込み過ぎだった朝日杯のパドック。落ち着かせるために最後尾を周回した今回のパドック。いずれも関東遠征のレースである。仮に能力と気の悪さが同居しているタイプならば、輸送が苦手であっても不思議ではない。マッハヴェロシティ同様、いずれは馬が変わるキッカケとなるレースに出会えるはずだ。見逃さないように気をつけたい。

プロスアンドコンズ(3番人気9着)は、やはり過剰人気だった。新馬戦の結果(ロジユニヴァースに0.1秒差の2着)が注目を集めていたが、残念ながらまったく見所のないレースだった。頭角を現わすのはまだまだ先になるだろう。



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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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