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■ダイヤモンドS・復習

従来の記録を0.9秒上回る3分29秒4のレコード決着。3400mのマラソンレースを制したのは4歳馬のモンテクリスエスだった。
1マイル通過が例年よりも2秒近く速い1分37秒4。序盤の1200mで1F11秒台のラップが4度も刻まれる“乱ペース”。さらに他馬が早目に仕掛けたことで、追込脚質のモンテクリスエスにとって有利な展開になったことは間違いないが、それでも今後の長距離戦線での活躍を十分期待できるレース内容だった。
道中の折り合いも良く、仕掛けてからの反応も十分。底知れないスタミナを感じさせる530キロ超の迫力ある馬体。天皇賞・春に挑戦するプランもあるということだが、まだまだ成長が見込める4歳馬だけに、ステイヤーとしての資質にさらに磨きをかけてほしい。

2着は12番人気のブレーヴハート。嵌れば破壊力抜群の末脚を使うもののムラっ気でいつ走るかわからない狙いづらいタイプだったが、今回は後方でじっくりレースを進めて一度は先頭に立つ好走を見せた。長距離適性を試すために使った前走の万葉S(京都・芝・3000m)が0.1秒差の4着。2戦連続の好走によって、今後進むべき路線が見つかったと考えてもいいかもしれない。すでに7歳馬だが、兄のローエングリンは8歳でGⅡ・中山記念を勝っている。この先、遅咲きの花を咲かせても決して不思議ではない。

3着には軽量52キロのスノークラッシャーが入った。ステイヤーを輩出するサッカーボーイ産駒ということで距離が合ったという見方もできる。騎乗した松岡騎手は「2500mまでなら重賞を狙える器」とコメント。モンテクリスエスと同じく先々を期待できる4歳馬。まだ準オープンの身だが、今後の走りに注目していきたい。

1番人気のフローテーション(12着)は若干かかり気味で途中からハナに立つレースとなったが、現時点ではそこから押し切るまでの力はなかったようだ。重賞級の素質はあると評価されているのだから、今後厳しいレースに揉まれることで強くなっていくだろう。ただし、前々の競馬がこの馬に向いているかどうかについては正直疑問。好位で脚を溜めて直線で抜け出す形がベストのようにも思うのだが・・・。

エーシンダードマン(6着)は、淡々とした流れに乗って直線を向いてからジリジリと伸びてくるタイプだけに、早目に動かざるを得なかった展開では持ち味が殺された感がある。(9着・トウカイエリートも同様)

今回のレースは極端な展開だった。したがって、この一戦の結果だけでそれぞれの能力を比較することはできない。むしろ重要なのは、各馬が次走にどのようなレースを使い、どのような走りをするかということだろう。そこで初めて「ダイヤモンドSは展開が向いた」、あるいは「展開が向かなかった」という結論に達するものだと思う。



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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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