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■秋華賞・展望

今週も週末多忙のため、1日早くブログを更新しておきます。

牝馬クラシック最後の一冠、GⅠ・秋華賞。
週中のスポーツ紙を見る限りでは、「ホエールキャプチャ鉄板」あるいは「ホエールキャプチャとアヴェンチュラの一騎討ち」といった見出しが目立っていました。
春の実績馬と夏の上がり馬という違いはありますが、どちらも馬券的な安定感があり、前走では人気に応える強い競馬を見せてくれました。

仮にこの2頭を比較するならば、「“春のクラシックで結果を残した経験値”と“古馬混合戦を勝ち上がってきた経験値”のいずれを上位に評価するか」という考え方になるかもしれません。あるいは、「“トライアルレースを使ったローテーション”と“北海道シリーズの後、じっくり間隔を空けて調整したローテーション”のどちらを有利と見なすか」という点も判断材料のひとつになるでしょう。
特にアヴェンチュラの場合は、ここまで6戦して、うち3戦が北海道の洋芝での競馬。時計的には速い決着で結果を残しているものの、京都の軽い芝への適性に関しては未知数の部分もあります。このあたりが、もしかしたら取捨選択のカギになるかもしれません。

今回のレースは、ローズSで結果を出せなかった桜花賞馬・マルセリーナとオークス馬・エリンコートの巻き返しもひとつのポイントになるはずです。2頭に関しては、いかにも“叩き台”といった馬体増でしたが、それを割り引いたとしても負け過ぎの感がありました。

マルセリーナはそれまでとは違った先行策に出ましたが、好位からでは持ち前の瞬発力が発揮できませんでした。福永騎手は「次につながるレースができた」とコメントしましたが、この馬の末脚を活かすために今回どのような作戦に出るか。さらに今回は枠順もカギになりそうです。大外18番からのスタートは前に壁を作りにくいデメリットがあり、それゆえ、掛かり気味に前へ行こうとするリスクも生じます。反対に、控えて内を行く馬群の後ろに付けたとしても、直線の短い京都内回りコースでは追い込みが届かないケースも考えられます。1走叩いたことで良化は見込めるとは思いますが、能力を発揮できるかという点では不安な部分もあるように思います。

一方のエリンコートについては、陣営が前走の敗因をつかみ切れていない様子。中間ハードな追い切りを行ったということですが、調教後の馬体重は前走からさらにプラス14キロ。成長分と考えたとしても、いくぶん納得できない数字でもあります(ちなみにマルセリーナの調教後の馬体重はプラスマイナスゼロ)。
歴代2位のタイムでオークスを制した馬ですので、今の京都の時計勝負には向いているかもしれません。ただし、初勝利まで3戦を要した馬。実戦を使って良くなるタイプとも思われるので(実際、陣営も「叩き良化型の馬」と認めています)、叩き2走目の今回は状態面に関して100%とは言えないかもしれません。

ローズSで2・3着に入ったマイネイザベルとキョウワジャンヌ。
この2頭には、スローの瞬発力勝負という展開が大きく味方した感があります。
秋華賞というレース(=京都内回り2000m)は「一瞬のキレ味」よりも「スピードの持続性」が要求されるだけに、条件的には前走よりも厳しくなったという見方が妥当かもしれません。
とはいうものの、軽視は禁物。特に前走で距離を克服したキョウワジャンヌは、最内枠に入ったことで、馬場のいい経済コースを通れるメリットが生まれました。道中じっくりと脚を溜めて、直線でインを突く競馬ができれば十分圏内の可能性があるのではないかと思います。

レコード決着となった今年の紫苑S。こちらもまた、人気馬が結果を出せなかったレースでした。したがって、ローズS組と同様に「春の実績馬の巻き返しがあるかどうか」を考える必要があるでしょう。特にオークス2着のピュアプリーゼは、休み明けということもあってかなり気負った走りを見せていただけに、1走使って“ガス抜き”が出来ていれば、先行策から粘り込むシーンがあるかもしれません。

紫苑Sで権利を獲ったカルマートとデルマドゥルガーも有力候補と言えるでしょう。
カルマートはゴール前で差し返す強い競馬。夏の新潟で力をつけてきたという印象があります。今回は外目の枠がどうか。競り合いに持ち込みたい馬だけに、安藤勝騎手がどのようなポジションから仕掛けていくかに注目です。
デルマドゥルガーは春のクラシックが散々の結果だったため、前走だけでは評価できない部分もありますが、早目に栗東に入厩して調整している勝負気配はプラス材料。展開面でのカギとなりそうなのは、中山のレースで見せるマクリ(この馬の好走パターン)が京都の下り坂で使えるかどうかでしょう。
なお、この2頭については、レコード決着の反動も気になるところ。直前の気配をチェックする必要があるかもしれません。



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■コメント

■プチ秋華賞? [うに]

安東さん、こんばんは。先日はお返事ありがとうございました。

いよいよ秋華賞ですね!
私がホエールキャプチャの次に、密かに狙っていたビッグスマイルが落選。
それで土曜日の『堀川特別』に出走になったわけですが、メンバーの中には、同じく落選した馬も出走するのですよね。

目移りして困ってしまいました。
マイネジャンヌをもう一回狙おうかな~(ワイドで)

3歳馬が人気になるなら、穴は古馬ですね!
…と思いはしましたが、やっぱり3歳馬の方が強そう(笑)。


WIN5対決は、今回はお預けですかね。残念。
また、予想を書かせて頂きますので、よろしくお願いします。


■うにさんへ [安東 裕章]

こんにちは。

堀川特別の3歳馬は強かったですね~!
秋華賞に出走できていれば本当に面白かったかも。
マイネジャンヌは惜しくも4着!
シブイ狙いでしたけど・・・残念でした。

で・・・WIN5対決??
「対決」だったんですね!!(笑)
私の方が、全然当たらなくて負けっぱなしですけど・・・(笑)
でも、今週は予想してみました。
まったく自信ありません(笑)



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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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