■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■秋華賞・短評

GⅠ・秋華賞を制したのは2番人気のアヴェンチュラ。
ケガのために春のクラシックには出走できませんでしたが、夏の北海道シリーズで復活。その能力を開花させ、見事に牝馬クラシック最後の一冠を手中におさめました。

『展望』の中でもふれましたが、今回のポイントは「ホエールキャプチャとアヴェンチュラの力の差をどのように測るか」だったと思います。結果は互角。ホエールキャプチャに騎乗した池添騎手は「枠順の差が大きかった」とコメントしていますが、それはすなわち、「能力が拮抗していたからこそ枠順の差が結果に影響した」と考えていいでしょう。好位のインから早め先頭に立って後続を突きはなしたアヴェンチュラの勝ち方は、ペースの違いはあるものの、ローズSのホエールキャプチャが見せた走りと同じもの。“正攻法の競馬ができたかどうか”が着順の明暗を分けたレースだったと思います。

2強に割って入ったのは7番人気の伏兵・キョウワジャンヌ。
『展望』の中で「道中じっくりと脚を溜めて、直線でインを突く競馬ができれば十分圏内の可能性がある」と書きましたが、その通りの競馬を見せてくれました。
ただし、前走のローズSでもそうでしたが、ゴール前では脚色が若干鈍りがち。やはり、マイルまでの距離の方が向いているようにも思えます。

桜花賞馬・マルセリーナは7着、オークス馬・エリンコートは10着。
この2頭の凡走は予想できる範疇でしたが、まったく見せ場なしというのは、さすがに物足りない結果です。条件や状態面が変われば巻き返しの可能性もあるとは思いますが・・・。

今年のようにクラシック三冠を違う馬が分け合った場合、ひとつの懸念材料として上げられるのが“世代レベル”です。昨年のアパパネや一昨年のブエナビスタ、あるいは、ウオッカとダイワスカーレットの時のように、クラシック3戦すべてで活躍した世代のトップクラスがそのまま古馬GⅠでも活躍できればいいのですが、2008年のレジネッタやトールポピーのように、その後伸び悩むケースもあります。(その結果、「この世代は弱い」という烙印を押されてしまうのですが・・・)
その意味でも、アヴェンチュラとホエールキャプチャが、この先どのような競馬を見せてくれるか注目です。と同時に、今年、最強の3歳牝馬と呼ばれたレーヴディソールの復活にも期待したいと思います。


スポンサーサイト

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ

プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。