■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■根岸S・短評

根岸Sを制したのは4番人気のシルクフォーチュン。
メンバー最速の上がり34秒9の末脚で豪快に差し切りました。
レース前日の『短評ブログ』では「展開に左右される点は否めない」と書きましたが、今回は後方に置かれることもなく、4コーナーで外に持ち出しながらの仕掛け。前崩れのハイペースではなく緩やかな平均ペースの中で、この馬なりの“自分から動く競馬”ができたことは評価に値すると思います。単に「展開に恵まれた勝利」とは言えないでしょう。
今回、賞金を加算できたことで、本番のフェブラリーSへの出走が予想されますが、その場合、1F距離が伸びても同じ競馬ができるかどうかがカギ。昨秋の南部杯では3着に入りましたが、フェブラリーSは強い先行馬がスピードで押し切る決着が多く見られるレースであるため、次走こそ展開の助けが必要になるかもしれません。

2着は9番人気の伏兵・トウショウカズン。
速いスタートから一度はハナに立ちましたが、直線では逃げるタイセイレジェンドをマークするような形で最後まで流れに乗れていました。内々で巧く立ち回った田辺騎手の騎乗も光っていたように思えます。
大和Sでも見せた渋太さを発揮できたレースでしたが、もうひとつキレ味が欲しいのも正直な感想。正攻法の競馬ができる馬だけに、抜け出してから後続を突きはなせる“ひと伸び”があれば、さらに結果につながるのではないかと思います。

3着は『短評ブログ』で「軽視は危険」と書いた実績馬・テスタマッタ。
シルクフォーチュンと同じように外から伸びてきましたが、最後は58キロの斤量が微妙に影響したのかもしれません。
一昨年のフェブラリーSでは2着。それゆえ、今回の上位組では本番で一番怖い存在という意見もあるようです。ただし、道中(3コーナーあたり)で見せた掛かり癖は、少なからず懸念材料。もう少し脚を溜めて、弾ける競馬ができればいいのですが・・・。

1番人気のダノンカモンは5着。それでも、最後はそれなりの脚を使って追い込んできました。
直線で行き場がなく窮屈になったことが敗因にあげられているようですが、道中で頭を上げるなどレースに集中できていないようにも見えました。このあたりは休み明けの影響なのかもしれませんが、スムーズな競馬ができないと脆いという不安も残りました。
当初から目標はフェブラリーSと推測できるので、本番では状態が上がってくるとは思いますが、「GⅢクラスならば堅実な走りを見せる」といったこの馬の持ち味である“安定感”が見られなかったのは残念に思います。

今後、注目してみたいのは、サクラシャイニー(8着)。
前が有利な緩やかな平均ペースの上、内枠で外に持ち出せない条件ながら、最後は空いたインに潜り込んでいい脚を使っていました。走る気持ちが萎えていなかったことは評価できるのではないでしょうか。今回の重賞経験を活かしてほしいと思います。

京都牝馬Sは明け4歳のドナウブルーが勝利。
これまでは折り合いに不安のある馬でしたが、今回は自分からポジションを上げて前を捕らえる強い競馬を見せてくれました。好位から押し切った前走に続いての連勝ですから、ここにきてひと皮向けた(=人気に実力が追いついた)という印象もあります。
2・3着馬は京都金杯の上位馬。「牡馬混合戦で好走した牝馬の限定戦出走は狙える」というセオリー通りの結果だったとも言えるでしょう。

スポンサーサイト

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ

プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。