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■NHKマイルC・短評

3歳のマイルGⅠ・NHKマイルCを制したのは、1番人気のカレンブラックヒル。
好スタートからハナを奪い、そのまま逃げ切り勝ち。終わってみれば、2着馬に3馬身半差の完勝でした。
1番の勝因は、自分でレースを作れたこと。
先行しながらも最後にもうひと伸びできる脚があることは、前走のNZTで証明済みでしたが、今回は自分のペースで行けた分、さらに後続を突きはなす脚を使うことができたように思います(それにしてもラスト2Fからの加速は見事でした)。
もっとも、鮮やかな逃げ切りだった反面、「ずいぶん楽に勝たれたなあ」という印象も。確固たる逃げ馬、特にスプリンター系のハイペースで飛ばすタイプが不在だったため、カレンブラックヒルの注文通りのレースになったとも言えるでしょう。前半3F通過が35秒1、勝ち時計は1分34秒5。タイム的に強調できないということは、ペース配分の巧さがあったとはいえ、楽な展開だったことは確か。個人的には、好位から突き抜けてくるような正攻法の強い競馬を期待していただけに、若干の物足りなさを感じた部分もあります。
とはいえ、デビューから4連勝でのGⅠ制覇は高く評価すべきでしょう。悲願のGⅠタイトルを手にした秋山騎手の“真摯な騎乗”にも拍手を送りたいと思います。
今後の課題をあげるならば、常に自分の走りができるかどうかという点。古馬混合重賞で厳しい流れになった時でもスッと好ポジションをキープできるならば、マイラーのトップクラスとしての活躍を期待できるかもしれません。

2着は2歳王者のアルフレード。
朝日杯の勝因のひとつが「インをロスなく通ったレース運び」だったので、今回の外枠は不安材料でしたが、外々を回りながらも最後までよく踏ん張りました。このあたりはウィリアムズ騎手の“馬をもたせる腕”が光ったとも言えるでしょう。内々で脚を溜めてカレンブラックヒルを目標にできる展開だったならば、もっと際どい勝負になっていたかもしれません。
ともあれ、GⅠ馬の面目は保ったと言えるレース。ゴール前ではオツリがなくなっていたようにも見えたので、皐月賞をパスしてマイル戦を目標にしたローテーションも正解だったと思います。
あとは、馬がどこまで成長できるかどうか。カレンブラックヒルのように“先行しながらゴール前でもう1段ギアが入る走り”ができるようになれば、今後への期待も高まると思います。

3着は15番人気のクラレント。
デイリー杯の勝ち馬だけに、終わってみれば低評価すぎたという気もします。朝日杯で2番人気に支持されたということは、潜在能力の高さは認められていたわけで、皐月賞トライアル(弥生賞)大敗からの巻き返しはアルフレードと同じパターン。十分マークできた1頭だったと思います。
次走はダービーを予定しているとのこと。「今まで競馬をしていなかったが、やっとこの馬の力を出せた」という小牧騎手のコメントの通り、今回が復調の走りであるならば侮れない存在かもしれません。差し馬には不向きな展開の中で2着と差のない3着という結果は評価できると思います。

不向きな展開の中での好走という点では、5着のセイクレットレーヴも評価の対象。4コーナー・後方15番手から食い込んできた走りには、末脚の精度の高さを感じます。
現時点では「まだ芯が入っていない」という印象があるので、この先経験を積んでいけば“キレる馬”になる可能性も。カレンブラックヒルとは脚質的に逆のタイプの馬だけに、今後の2頭の戦いには興味が湧きます。

次走の巻き返しを期待できそうなのは牝馬のハナズゴール。
桜花賞回避で順調さを欠いた(陣営も「急仕上げだった」とコメント)とはいえ、牡馬混合GⅠでそれなりの走りを見せてくれたと思います。大外から差し切ったチューリップ賞とは違って、馬込みの中で伸びてきたことも収穫でしょう。今後にとって貴重な経験になったと思います。



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■コメント

■ビギナーズラックを故意に引き起こせるか実験 [うに]

こんばんは。何を馬鹿な事をと思われたかもしれませんが、私は大真面目です。
ここ最近、初心者でないと買えないであろう馬の激走に、少しばかり腹が立っておりまして…


いえ、馬に対してではなく、自分にですよ。

気になっていたのに消して激走された時の悔しさと言ったらないですよね!

そして思ったのが、競馬を始めたての、右も左も分からない頃の自分だったら、ひょいと拾っていたのではないかということ。

かつて、「何でそれを拾えたんや」と言われても、自分でも明確に答えられなかった事がありましたが、ここらへんに謎を解く鍵がありそうです。

(書きながら、可笑しくなってきました…笑)

なので、今日のところはこの辺で。

つづく。


■うにさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございます。

え~と・・・
とりあえず、つづきをお待ちいたします!

(返信になってないなあ・・笑)

■ビギナーズラックを故意に引き起こせるか実験part2 [うに]

こんばんは。
勝手に他人の庭で何をしようとしているんだ! と、怒られるかとドキドキしていましたが、大目に見てくださっているようで、ありがとうございます。


本題に入る前に、前回のコメントの訂正をさせて下さい。
“初心者でないと買えないであろう馬の激走―”と書きましたが、熟練者の中にも買っている人はいるはずですよね。
初心者に限定するのは間違いでした。

それに、唐突すぎて、説明不足だったかもしれません。

今回、コンセプトを発表します。
『ビギナーの思考回路と度胸を見習おう!』


要するに、勘・直感を信じる強さを持とう…と言うことです。

ビギナーの強い所は、勘の鋭さよりも、怖いもの知らずの思い切りの良さかもしれません。

自分も最初はビギナーだったから、思い出せばいいだけの事…と思い、昔の復習ノートを開いて見たら、まるで別人。
当の本人が見ても、かつての自分の思考回路がわかりません(笑)。

よって、まずはビギナーの生態を検証するところから、始めてみたいと思います。

つづく。


■休むつもりが… [電気羊]

今年のGWは1日から6日まで帰省。マイルCはTVで観るだけのつもりでした。でも結局「ちょっと予想を……」が「馬友」に買ってもらうことに。<性-さが>ですねぇ(笑)

前週と当日のマイル戦計3鞍を見ると、2着馬の父はいずれもロベルト系(シンボリクリスエス、タニノギムレット2頭)。
ということでSクリスエス産駒のアルフレードに着目。デキも良さそうで2歳王者の巻き返しに期待しました。
もう一頭はカレンブラックヒル。NZTの勝ち馬、しかも強い勝ち方に思えました。
母父ミスプロもプラス材料。数は目立つ程ではないものの当日も1着馬の母父はミスプロ系。
父としても09年はアグネスデジタル産駒グランプリエンゼルが13番人気で、08年にアルデバラン産駒ダノンゴーゴーが14番人気で3着に。

この2頭にあと2頭絡めたワイドを買い、一点のみの的中でしたがなんとかプラスに。買ってもらえてラッキーでした。「馬友」に感謝です。



■うにさんの企画に少し便乗を。 [ちょび]

こんにちは。
私は基本穴党ですが、調子が悪くなると
安易に人気馬を買って外し、それはそれは気分が凹みます(笑
逆に自分の信じた穴馬で外れても
気分的には何も凹まないものです。

初心者というか、初心に戻って買うなら、やっぱり逃げ馬では。
普通に考えれば、前にいた方が有利に決まっていますから、
馬券買い始めの頃って、レース中に見つけやすいこともあって、
逃げ馬って良く買いませんでしたか…?

先週の新潟大章典でも安東さんにもフィードバックを頂きましたが、
「普通に考えれば、開幕週で先行内枠」で買えばよかった、
というのと同じで、シンプルに考えるということは
それこそビギナーズラックにつながるのでは、と思うのです。
最近ならマイラーズカップのシルポートもしかり。

そんなわけ土曜日の京王杯SCは逃げ馬スペシャルハートを狙ってみます。
といっても本命はオセアニアボスなんですけどね(笑
3連単は2/3/8/10のボックス。馬連を上記2頭から流してみます。

■電気羊さんへ [安東 裕章]

こんにちは。
コメント、ありがとうございます!

青葉賞複勝ならびにNHKマイルCワイド、的中おめでとうございます!
締切直前と馬友さんの助け。
下手すれば買えない馬券を購入して当たったのですから、これは運気に勢いのある証拠かも!(笑)

休むつもり→予想だけ→馬券購入。
いつまでも貪欲な性(サガ)を持ち続けていたいですね!(笑)

■うにさんへ [安東 裕章]

こんにちは。
コメント、ありがとうございます!

なにやら大河ドラマを彷彿させる長期連載になりそうですね!?(笑)
しかも・・・
早くもちょびさんから“便乗コメント”が!!
反響が大きいようです。

つづきを楽しみにしています。
あ、予想コメントもお願いしますね!

■ちょびさんへ [安東 裕章]

こんにちは。
コメント、ありがとうございます!

シンプルに考えることがビギナーズラックにつながるというご意見は、まさにその通りだと思います。
逃げ馬に関しては、買う・買わないは別として、予想の上では絶対に無視してはいけないものでしょう。
ただ、言われてみれば、たしかに前にいる方が有利なんですよね!(笑)
う~ん・・・、馬券を買い始めたころは、穴はノーマークの逃げ馬って考えていたかもなあ・・・。
ずいぶん純粋さを失った気がします!(笑)

とりあえず、うにさんの連載を楽しみにしましょう!
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■まとめtyaiました【NHKマイルC・短評】

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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