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■弥生賞・復習

単勝1.3倍。断然の1番人気に支持されたロジユニヴァースが、無傷の4連勝で弥生賞を制した。
これまでの先行抜け出しの競馬から一転してハナを切っての逃げ切り勝ち。横山典騎手は「他に行く馬もいなかったし、テンションが高めだったので最初から逃げる作戦も考えていた」とコメントしているが、結果的にロジユニヴァースは、自分でペースを作ったことで有利な展開に持ち込めることができた。つまり、ハナを切ることによって他の有力馬の決め手を封じ込める形になったのである。
逃げるかと思われていたアーリーロブストは無理に競りかけることができず控えるレースになり、セイウンワンダーはロジユニヴァースのペースに合わせる走りしかできなくなり仕掛けのポイントを定められなかった。もちろん、脚質を変えても“強い競馬”ができたことは、ロジユニヴァース自身の能力の高さの裏付けであることは言うまでもない。終わってみれば完勝。皐月賞本番でどのような走りを見せてくれるのか楽しみだ。

2着には『予習』で穴として推奨したミッキーペトラが入った。やや重の馬場で内を通った先行策が結果に結びついた形だが勝ち馬との力差は歴然。トライアル2着とはいえ皐月賞の有力候補に急浮上したかといえば疑問である。これは3着のモエレエキスパートについても同じ。外を回ったケイアイライジン(5着)と伸び脚を比較すれば、ポジションとコース取りの差がそのまま着順の差になったように思える。少なくとも、本番でロジユニヴァースとの逆転を予感させるほどの見所はなかった。

2番人気に支持されたセイウンワンダーは8着。プラス12キロの馬体重が示すように、完調には遠い余裕残しのままの出走だったようだ。もっとも、今回の負け方は、キレ味勝負の馬が緩い馬場でスローペースに泣かされる典型的なパターン。仮に本番が良馬場で違う馬が流れを作るような展開になれば結果も変わってくるはず。専門家の評価は大きく下がったようだが、この一戦で見限るのは早いのではないだろうか。まったく競馬をしていない分、逆に変わり身が期待できるようにも思えるのだが・・・。

「緩い馬場に脚を取られてリズムに乗れなかった」(福永騎手)というコメント通りならば、アーリーロブスト(3番人気・6着)も馬場が合わなかったことになる。たしかに自分のスタイルに持ち込むことができないまま見せ場もなく終わった。ただし、皐月賞にこだわらず先を見据えて考えた場合、今回控えるレースをしたことは脚質の幅を広げる意味では大きな経験になったかもしれない。

いずれにしても、ロジユニヴァースの“強さ”だけが光った一戦だった。しかも、今回はこれまでと違う作戦での勝利。“どんな競馬でも勝てる馬”というイメージが強く刻まれた。
本番の皐月賞で対抗できる馬は現れるのか。残り少なくなったトライアル(スプリングS,若葉S)の結果、特に今回の弥生賞を回避したアントニオバローズ、ナカヤマフェスタ、フィフスペトル(ニュージーランドTからNHKマイルCへ向かうというプランも出ているが)の走りに注目したい。



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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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