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■CBC賞・復習

CBC賞は2番人気のマジンプロスパーが快勝。道中2番手追走から直線坂上で先頭に立ち、そのまま後続を振り切った。
『予習』ではこの馬について「(距離経験が少ないため)スプリンターの資質をどう評価するかが予想のポイント」とした上で、「今回のレースは試金石」という見立てをしたが、十分に合格点を与えられる内容だったと評価していいだろう。高松宮記念では直線半ばで脚が上がって失速したようにも見えたが、今回は最後までスピードを持続。ひとことで言うならば“推進力のある力強い走り”を見せてくれた。
浜中騎手は「前走GⅠを使ったことでメンタル面でも強くなった」とコメント。経験値が馬を成長させるという意味では、その典型と言えるかもしれない。初のGⅠ挑戦で0.3秒差の5着という結果には、さらなる上昇の可能性が見えていたということだろう。
もっとも、当日の降雨によって馬場状態が重になったことは、パワー型のこの馬に有利に働いたという見方もできる。良馬場条件で1分7秒台の決着になった場合、同じような競馬ができるかどうか。あるいは、瞬発力を要求される展開で、馬群を抜け出してからさらに加速する末脚を使えるかどうか。高松宮記念もCBC賞も時計のかかる重い馬場だっただけに、高速決着および瞬発力勝負への対応が今後の課題になるだろう。

2着は大外から追い込んだスプリングサンダー。
「終い勝負に徹しようと思っていた」という四位騎手の“決め打ち”ではあったが、馬場状態を考慮すれば、33秒8の上がりは驚異的。キレ味を生かすという点では、1400mから1200mへの距離短縮は正解だったと言えるかもしれない。と同時に、1400mに実績があったからこそ、外々を回るロスにも対応できたと考えることもできるだろう。
ただし、勝ち馬を除けば前に行った馬が力尽きた感のあるレースなので、今回の結果だけでは判断しにくい部分もある。土曜日のような先行有利な開幕週の良馬場だったらどうだったか。スムーズに追走して外から届いたかどうか。そのあたりは、今後の課題として考える必要があるかもしれない。
とはいえ、『予習』でもふれたように「展開に左右されるものの勝ち切るだけの“武器(=末脚)”がある」ことは確か。今回の勝ち馬・マジンプロスパーをはじめ、カレンチャン、ロードカナロア、ダッシャーゴーゴーなど“正攻法の競馬”をするスプリンターが目立つ中で、対極的な走りをするこの馬の存在は面白い。次走は札幌・キーンランドCを予定しているとのことだが、追込馬には不向きとも思える直線の短いコースでどのような走りを見せてくれるか注目したい。

3着は1番人気のダッシャーゴーゴー。
ゴール前でもうひとつ伸びを欠いたのは、道悪で59キロの斤量の影響があったのかもしれない。
もっとも、気合いがカラ回りするほどの迫力を見せて“妨害→降着”を繰り返した当時と比べると、どことなくインパクトが薄れてきた印象もある。今回マジンプロスパーが見せた“力強さ”は、この馬の持ち味でもあったように思えるのだが・・・。
休み明けでトップハンデを背負いながら馬券圏内にとどまったことは、地力の証明と評価すべきかもしれないが、以前より強くなったと判断できるかどうか。この馬も次走は札幌・キーンランドCを予定とのこと。別定・56キロでの走りと良化の度合いがスプリンターズSを検討する上での物差しになるかもしれない。

4着はオウケンサクラ。
前走のバーデンバーデンCと比べると、序盤からうまく流れに乗れていたし、ゴール前では一度は交わされたダッシャーゴーゴーに再び迫る渋太さも見せてくれた。現時点ではまだ“スプリンターとしての自分の形”が出来ていないように見えるが、経験を積めば存在感のある伏兵になる可能性も。
次走は直線1000mのアイビスSDを予定しているとこのことだが、これまで以上に速い流れを経験することで行き脚がつく効果を狙った参戦かもしれない。となれば、アイビスSDの次のレースが興味深くなる。

逃げたエーシンダックマンは粘れず7着。
川田騎手は「敗因は道悪に尽きる。土曜の馬場ならば勝ち負けだった」とコメントしているが、持ち前のスピードで押し切るタイプだけに、パワーを必要とする馬場がマイナスに働いたことは明確。良馬場条件ならば、まだまだ見限れないように思える。

5着に入ったエーシンヒットマンは、マイナス12キロの馬体重、大外枠といったマイナス材料がありながら、そつのない競馬ができているように見えた。センスのある馬といった印象。重賞初挑戦でタフなレースを経験したことと4歳馬の伸びしろに期待したい。


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■コメント

■巴賞 [電気羊]


3歳戦は原則G1かトライアルしかしないのでラジオNIKKEI賞はパス。
もう一つの重賞CBC賞ですが、こちらは施行時期が移ったので控えました。おまけに<予習>で春とは芝の状態が大きく変わったとありましたからね。

それで巴賞を買うことにしたんですが、毎年荒れていますし、今年も正直よくわからないメンバーでした。

血統的には

■父SS系

函館で行われた08、10、11年と直近の1800M戦5鞍から、マンハッタンカフェ産駒とダンスインザダーク産駒を有力視。

サンディエゴシチー
メイショウクオリア
ミッキーパンプキン
ストロングガルーダ

■母方ではニジンスキー、ブラッシンググルームに着目

トウカイパラダイス
サンディエゴシチー
メイショウクオリア
 
このレースで波乱の主となるのは、忘れられた重賞好走馬か北海道で実績のある馬であることが多いよう。
そこからも札幌2歳Sを勝っているサンディエゴシチーが狙い目と考えました。

他、前走G2連対のトウカイパラダイス、内の先行馬ミッキーパンプキン、好調なルルーシュ、昨年3着(ラジオNIKKEI賞勝ち馬)のストロングガルーダで馬券購入。馬連とワイド3点的中、配当が低かったため辛うじてではありますが、何はともあれプラスでした。
明日は七夕賞。今開催の2000Mの結果を調べたら、ブライアンズタイムを筆頭に血統表にはロベルト系の名前が目立ちます。
ということはグラスワンダー産駒のミキノバンジョー?
あまり人気もなくて狙い目ですねぇ。ただ、さらに1F延びてどうなんでしょう……


■電気羊さんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございました。
巴賞、的中おめでとうございます!
うーん・・・渋太い!(笑)

七夕賞は難解でしたね。
でも、電気羊さんの狙ったミキノバンジョーはキッチリ馬券に絡んできました。
さすがです!
アスカクリチャンは・・・もろダート血統ですね???
休み明けだし距離実績もないし、狙いにくいなあ~
左回り巧者ですから、普通に考えれば「次の新潟で勝負かな?」と考えてしまいますね。

個人的には、関わらなくて(買えなくて)よかったと思えるレースでした。(笑)
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■まとめtyaiました【CBC賞・復習】

CBC賞は2番人気のマジンプロスパーが快勝。道中2番手追走から直線坂上で先頭に立ち、そのまま後続を振り切った。『予習』ではこの馬について「(距離経験が少ないため)スプリ...

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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