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■毎日王冠・復習

GⅡ・毎日王冠は1番人気の3歳馬・カレンブラックヒルが快勝。デビューから無傷の5連勝を飾った。

レースはシルポートが逃げて、1000m通過57秒8の緩みない流れ。道中、離れた3番手をキープしたカレンブラックヒルは、直線で抜け出すとそのまま後続を振り切る理想的な競馬を見せてくれた。
秋山騎手のコメントにもあるように、休み明けのせいもあって直線に向いてからの反応が今ひとつだったが、結果的には正攻法で押し切る見事な内容。初距離、初の休養明け、初の古馬一線級との対戦といった課題をたった一戦でクリアしたところに潜在能力の高さがうかがえる。中でも、スタートの速さ(ポジション取りの速さ)と折り合いの良さはかなりのもの。次走の秋天ではさらに1F距離が延長されるが、条件面での不安材料は気にしなくてもよさそうだ。
課題はスローペースから一瞬のキレ味勝負になった場合だが、NHKマイルCの時のようにハナに立って自分でペースを作れる強味がある。今後、どのような進化を見せてくれるのか。活躍に期待したい。

2着は12番人気の伏兵・3歳馬のジャスタウェイ。
クラシックを経験してはいるものの目立った戦績もなく、脚質的にも開幕週に不向きな差し・追込型であることから人気にならなかったが、最後はメンバー最速の上がりをマークして勝ち馬にクビ差まで迫った。
展開的にハマった部分もあるだろうが、古馬混合のGⅡでの2着は評価に値するもの。2歳時には注目を集めていた馬だけに、夏場の成長を推測し54キロの軽量をプラス材料と判断すれば、軽視できない存在だったかもしれない。この点は反省したい。
まだまだ未完成な印象もあるが、ものおじしない走りが目立っていたことも確か。今後、経験を積んでいけば、伸びていく素材かもしれない。まずは、この馬自身の個性を確立することだろう。強くなれる資質を感じさせる一戦だった。

3着には9番人気のタッチミーノット。
他馬との比較という視点で見れば、順調に使われている強味が結果につながったとも考えられるが、一番の好走要因は横山典騎手のペース判断だったのではないだろうか。
元来、好位からの競馬を得意とする馬だが、向正面では5番手いながら3~4コーナーでポジションを下げた。おそらく、速い流れを読んでの位置取りだろう。直線最後に見せた伸びは、前を深追いせず道中で脚を溜めたからこそのものだろう。
有力な差し馬が外へ持ち出すのを待つように、空いた内を突っ込んできたのも印象的。2着のジャスタウェイ=柴田善騎手も同様のコース取りを見せてくれたが、このあたりはベテランジョッキーの巧さと言えるかもしれない。

結果を出せなかった人気馬に関しては、『予習』で懸念した通りだったように思われる。
2番人気のエイシンフラッシュ(9着)は、今回のような緩みのないペースでは持ち味を発揮できないタイプ。宝塚記念(阪神内回り)や有馬記念(中山)の好走からもわかるように、一瞬のキレ味を生かせる条件の方が向いているのだろう。
3番人気のトーセンレーヴ(11着)は、調教の評価こそ高かったが、レースに行くとまだまだ力不足の印象。大外枠の影響もあったかもしれないが、気分良く走れないとモロいところがそのままレースに出たようにも見えた。『予習』では「安定感に欠ける」と書いたが、現状ではムラ馬の部類に入るようだ。
4番人気のフェデラリストはシンガリ負け。蛯名騎手のコメントにもあるように、状態面が万全ではなかったようだ。使い詰めの蓄積疲労が原因だとすれば、立ち直るまでに少しばかり時間がかかるかもしれない。

休み明けのマイラーが目立った今回のレースだが、いずれの馬も「次走に期待」といったところだろうか。
リアルインパクトの粘りとダノンシャークの差し脚には見所があったものの、今回の結果から目に見える能力差は判断できなかった。どうやらマイルCSは混戦になりそうだ。


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■コメント

■秋華賞 [うに]

枠も決まっていないうちからソワソワしてます。
伏兵の中で、アロマティコが気になって気になって。内回りコースで上がり最速を連発。
『予習』で、安東さんがどう評価されるのか楽しみです。

■Re: 毎日王冠・復習 [ちょび]

先週の月曜競馬、当選した府中指定席に行ってきました。
朝の1Rから行ったのは初めてです。

場所は一席3000円のメモリアルスタンドでした♪
4角側なので、ゴール前は見えませんが、高い位置(6階)から
見下ろしますので、向こう正面を各馬が
あんなにくっきりはっきり走る姿を観たのは初めてです。

ゴール前の直線は長いのは誰でもよく観ていますが、
向こう正面は基本的に映像では馬のアップですから、
理屈では「コーナー2つの2000m」って解っていても、
実際に目で見てみると、
「ああこれは中山とかの小回り2000とは全く違うわ」
ということが実体験できました。


でも府中の馬券はからきしでした(笑
普段じっくり予想する癖が付いているので結果はそれなりですが
パドックみてテキパキ選んだりするのはもっとダメです。
一応パソコンなど自宅でも使う予想ツールは
全て持ち込んだのですが、後から「ああこれは取れたなぁ」
という穴っぽいところも見逃しまくりでした。
ただ一日「遊んだ」といいう意味では本当に楽しかったです。


結局前日にほぼ決めていた、
京都大賞典はメイショウカンパク本命で
単勝的中。
当日競馬場で1着3着のワイドを買い足すことができましたが、
あのオウケンブルースリは一体どうやったら買えるのでしょう・・・。


メイショウカンパクは当てたから言うわけではないですが、
「直線平坦コースに良績」「着順はともかく常に上がり最速」
「京都は開幕週ながらも差しが決まっていた」「好調教」
「週末色々思うところあって気をはいた池添J」(これはこじつけです・笑)
と買える要素は満載でした。
一緒に観戦した妻の買い目には一切アドバイスしませんでしたが
この馬だけは勧めた位です。


オウケンは確かに、これで3年連続このレース2着。
ネイスネイチャ的な馬・・・?
あ、でも菊花賞馬ですもんね。京都の中長距離、というくくりでしょうか。
今回は浜中Jがハミの取らし方を工夫した、とレース後のコメントで
見かけましたが、これは予想は困難ですし、それはわかったところで
買えるだけの予想とも言えません。


近走は元気ないし、調教はヨレてるし、嫌々走ってるように見えるし…。
強いていえばアポロンと同じく、顔が牛っぽい位でしょうか。
これは確かに買いです(笑
遅ればせながら、今後京都2400以上だけは別馬として扱うようにします。

秋華賞は…ジェンティルは抑えるしかないので、
買い目から外すとか入れるとかの予想検討の対象外とします(笑)
あと2頭選ぶだけなら結構混戦かな…とも思います。

■Re: 毎日王冠・復習 [ちょび]

あ、京都大賞典はもちろん本線は
3連単と馬連でしたので、
的中といってもチャラです。
わざわざ言うほどのことでもないですが(笑

■府中牝馬S [ちょび]

秋華賞はちょっと観戦メインになりそうです。
どうにもイメージが膨らみません。
その分今日のメインはかなりそそられます。

【府中牝馬S】は本命をエリンコートに。
前走に復活の気配がありました。
上がり最速をマークし、1着と0.4秒差。
もっとも数字は狙える範疇ですが、
正直映像で観てもあまりパッとしないんですけどね。
このクイーンS組みなら、4着のレインボーダリアのほうがしっかり追い込んでいます。
ただエリンコートはオークス以来、ずっと着差が1秒以上でやる気ゼロでしたが
ここにきて一気に向上、しかも東京コースはオークス以来初。
勝ったとしても「なるほど、アリか」といえるだけの条件は揃っています。
また今開催の府中はクッションも効いていて、
芝の具合も洋芝の生育もよく、
ちょっと北海道に似ているようです。
デビュー以来と前走で洋芝の相性がそれなりに良いのもプラス要因。

3連単ボックス 2/8/15/16
馬連F 15/16→2/5/8/11/15/16/17
3連複F 5/17→2/8/15/16
単勝 15/16

人気薄の軸なんで、色々買っても充分儲かりますが、
結局15/16が来なければ何ともなりませんw

■うにさんへ [安東 裕章]

こんにちは。
コメント、ありがとうございます!

アロマティコ!
やっぱり、目をつけられましか!!(笑)
なかなか面白い存在だと思いますよ。
ブログに書いたように、昨年のキョウワジャンヌのような走りを見せてくれると、馬券に絡む可能性もあるかもしれませんね。

個人的には、となりのブリッジクライムの方が気になるのですが・・・、前走、体重が減りすぎたかなあ?

ただ、今年の秋華賞、私は“見”です!(笑)

■ちょびさんへ [安東 裕章]

こんにちは。
コメント、ありがとうございました!

競馬場での楽しさと興奮が伝わってきました。
読み応えのある丁寧なコメントをいただき、大感謝です!
オウケンの牛顔、笑えました!(笑)

秋華賞は、私も見るだけになりそうです(苦笑)。
今日はこれから仕事に戻るので、府中牝馬には参加できませんが、夜にVTRを見ながらエリンコートを応援しましょう!
うーん・・・、たしかに前走の0.4秒差は復活の兆しかもしれませんね。

■エリンコート・・・ [ちょび]

最下位でした(苦笑

復活の兆しかと思いましたが、
やっぱり去年のオークスで燃え尽きてしまって
いるのかもしれません。
う~んいろいろ残念ですねぇ。
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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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