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■日経新春杯・予習

今週の競馬は3日間開催。日曜日の京都ではハンデGⅡ・日経新春杯が行われる。
一昨年の勝ち馬がルーラーシップ。昨年はトゥザグローリー。近年はGⅠ級の実力馬が結果を出しているレースだが、今年のメンバーは条件クラスからの格上挑戦馬が半数近くを占め、正直、言い方は悪いが、“低レベル”の印象も否めない。
もっとも、予想をする上では、難解で歯応えのあるレース。絶対的な中心馬が不在のため、買い目の組み立てには苦労しそうだが、馬券的妙味も兼ね備えた面白い一戦とも言えるだろう。

ムスカテール
前走はアルゼンチン共和国杯2着。昨年夏以降のレース内容を見ると本格化の兆しもうかがえる。
近4走はいずれも左回りコースで〈2.1.0.1〉。左回り巧者であると同時に右回りだと内にモタれる面を見せる。その点では、ラチを頼って走れる最内枠はプラス材料。
今回は短期放牧明けになるが、気になるのは「東京開幕週のOP特別に目標を置いていたが、メンバーを見て急遽参戦を決めた」という陣営のコメント。はたして、どこまで状態が仕上がっているか。調教採点では「急仕上げ」との意見もあり、実際、本数そのものは少ない。

ダコール
デビュー以来22戦を走って、掲示板を外したレースはわずか1戦という堅実派。その1戦が道悪で行われたGⅡ・オールカマーということから、「良馬場ならば力を発揮できる」という陣営の言葉にも説得力がある。
京都芝〈3.2.2.0〉、2400m〈1.2.1.0〉。数字的には信頼できる。
ただし、1600万勝ちに5戦(降級があったためオープン入りまで9戦)かかったように、勝ち味に遅い面も。軸馬向きのタイプではあるが、アタマから狙えるかどうか。
近2走は後方からの競馬をしているが、Aコース使用の2週目ならばまだ内・先行有利の馬場のはず。主戦の佐藤哲騎手から乗り替わった福永騎手がどのようなポジションでレースを進めるかがカギ。

オールザットジャズ
エリザベス女王杯5着→愛知杯3着は、3年前の勝ち馬メイショウベルーガとローテーションも着順も同じ。1800mに良績があった点も似ている。
もっとも、自分の競馬に徹して末脚のキレを生かしたメイショウベルーガに対して、この馬は好位・中団での立ち回りの巧さが走りの特徴。それゆえ、2400mへの距離延長がプラスになるかどうかは少なからず疑問。
牝馬限定重賞の勝ち鞍はあるものの、近走の戦績を見る限りでは55キロのハンデも見込まれた感がある。

メイショウカンパク
57.5キロを背負うトップハンデ馬。2走前にはGⅡ・京都大賞典勝ち。その時の勝ちタイム・2分23秒4は優秀で、メンバー中ダントツの持ち時計。
ただし、京都大賞典と同じ舞台のレースだからと言って、今回も同様の走りができるとは限らない。前走のJCのようなスローの瞬発力勝負は不向き。「ある程度レースが流れてほしい」という陣営の言葉通り、展開に左右される面も。実際、同じ新潟2000mのレースでも、流れが向いた新潟大賞典では3着に飛び込み、スローの瞬発力勝負だった新潟記念では届かず11着に終わっている。
昨年は9戦して、うち5戦が2ケタ着順。「難しい馬」といった印象。

トウカイパラダイス
2走前のアルゼンチン共和国杯(11着)は大幅な馬体減が敗因。前走の金鯱賞(0.2秒差の4着)で復活の兆しを見せ、陣営のコメントによれば「今回はさらに状態が上向き」とのこと。能力を発揮できるようであれば好勝負も可能。
課題は時計勝負になった場合。この馬の全5勝の内訳を見ると、改装直後の中京で2勝、洋芝の函館で1勝、重馬場の京都で2勝。パワー型の走りを要求されるレースで結果を残している。今回の馬場状態がそうした走りにマッチするかどうか。

メイショウウズシオ
前走のステイヤーズSは8着。距離が長過ぎたのが敗因だろうが、掛かり気味だった走りを見る限りでは、折り合い面の不安を残した感もある。
昨年の御堂筋Sや大阪-ハンブルグCのように、好位・先行からの脚を溜める競馬ができるかどうかがカギ。
脚質的には馬場が味方しそうだが、この馬も時計がかかった方がいいタイプ。上がり勝負では分が悪いので、立ち回りの巧さで粘り込める展開になれば、馬券圏内の可能性も見えてきそうだ。

エキストラエンド
明け4歳の可能性を買われたこともあってか、前日売り午後3時の時点で単勝2番人気の支持を得ている。
京都新聞杯では3着の実績。準オープンからの格上挑戦になるが、53キロの斤量とインを突ける鞍上・岩田騎手はたしかに魅力。今後の中長距離戦線の新星としての期待も高まる。
ただし、前走の負けが不可解。陣営もはっきりとした敗因がつかめていないようだ。「母・カーリングの産駒には気性難が多い(その代表はリベルタス)」という血統的な見解もある。評判通りの潜在能力の高さを見せてくれるかどうか。ここは注目の一戦。

格上挑戦組には他にも面白そうな馬が目立つ。
昨年4歳秋の充実期に入ったように見えるカルドブレッザ
除外がなければクリスマスカップでも1番人気に支持されていたと思われる連続連対中のカフナ
距離を克服できるならば京都では確実な脚を使うナムラオウドウ
軽ハンデで好枠をひいた4歳馬のカポーティスターも立ち回り次第では面白い。

京都巧者のロードオブザリングには、これまで“重賞の壁”があったが、今回のメンバーならあるいは・・・という気もするが・・・。
穴ならばサトノパンサー
オープン昇級初戦の前走・朝日CCが0.2秒差の6着。大きく負けてはいない。初距離が課題になるが、4歳秋に上昇度を見せた馬だけに軽視できない。実際、今回人気のムスカテール、ダコールとは好勝負を繰り返していた。



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■コメント

■Re:日経新春杯・予習 [ちょび]

【日経新春杯】カフナ
なんとも小粒なメンバーですね(笑
安東さん仰るように、予想としては難解です。
あれもこれも消せなくて悩んだのですが、
逆にこういう時こそ基本に忠実に、
出来る限りシンプルに考えてみようと思いついてからは
割とすんなり決まりました。

13カフナ本命、14ダコールも本命に近い対抗という感じです。
ヒモに2カポーティスター 5カルドブレッサ 6サトノパンサー

斤量は軽すぎず重すぎずを狙います。
ヒモはちょっと軽めを選びました。

次に距離適性。ずいぶん悩みましたが、紅一点はこれで消し。
ほかにも1800や2000で好成績の馬は人気や格、ハンデに関わらず消しました。
6だけ残しましたが。

馬場。京都の前残りですが、先週程では無い印象。
それなりに好位差しやまくり差しも決まっています。
ただし内枠が上位に来ているのは先週のままのようです。
本命馬2頭は外枠ですが、ヒモは内側を選択。
本命馬は外でも消しきれませんでした。

展開は軽ハンデのホッコーガンバが単騎逃げ。
1000mを1分程度で逃げるペースとしては標準的なもの。
番手候補はたくさんいますので、
プリキュア的なことにはならないと判断します。
それほどハイペースでタフなレースではなく、
追い込みは馬場や展開からちょっと届かない、
4角前目辺りの馬が上位に来る、
京都の外回りらしいシンプルな切れ味勝負とみて、
悩んだトウカイパラダイスは消します。

馬連13-14がつんと入れます。
カフナは単勝ではちょっと信頼が弱いので、ここは馬連。

馬連流し 13→2/5/6/14
3連単2頭軸マルチ 13/14→2/5/6

■日経新春杯 [うに]

こんにちは。さっぱり分かりません(泣)。なので、京都コースの勝ちパターンにハマりそうな馬を買います。
“早め抜け出し”が叶うとしたら、内枠と軽ハンデが有利。カポーティスターとカルドブレッサを選びました。
復調したトウカイパラダイスも押さえておきます。

馬単とワイドBOXと、単勝2番。人気薄だから思い切って勝ちに行けるんじゃないかな~
チャンスをモノにできるように、頑張ってほしいです。

■震えました(笑)。 [うに]

こんばんは。高倉君、やりましたね~!
私も嬉しくて涙が…って、本人は泣いてませんやん!
涙、引っ込みましたわ(笑)。


明日も競馬ありますね。今日の結果に奢らず、まっさらな気持ちで挑みます!

■今年の課題 [うに]

こんばんは。首都圏は大雪で大変ですね。大丈夫でしたか?
風邪を引かないように、お気をつけ下さい。


今日は、京都のメインのみの予想でしたが、考えが足らずに外れました。

昨日のように分からないなりにも、頭の中の引き出しを全部引っ掻き回すがごとく、考えて考え抜いた先でないと、解法の糸口は掴めないのでしょうね。簡単に考えた時は、まず当たっていない事を、経験上よく知っているはずなんですが。


安東さんに読んでもらう予想だけ、必死に頭をフル回転していちゃダメですよね。普段から労力を惜しまないように頑張ります。今年はこれが課題です(笑)。

■ちょびさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございます。

カフナ、ダコールは狙いどころだったと思います。
ただ、いくら内が有利とはいえ、あの結果は・・・。
もう少し道中に工夫があってもよかったような気がします。

レース全体の印象としては、GⅡとしては物足りないところもありましたね。
レベルが今ひとつだからこそ、枠順の有利・不利がそのまま結果につながったという見方もできるかもしれません。


■うにさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございます!

本命的中!
見事な予想でしたね!
おめでとうございます!!!
お年玉、来ましたね~

『ツボ3』にも書いたように、予想は本当に労力を必要とします。
私がこのところ競馬に参加できないのも、適当な予想をしてもダメだと思っているから。
やっぱりある程度は時間をかけたいですね。

ともあれ、これをきっかけにして上昇気流に乗っかっちゃってください!(笑)
がんばってくださいね!

東京はけっこう積もりましたよ!
お気遣いありがとうございます。
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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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