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■日経新春杯・復習

日経新春杯を制したのは10番人気の伏兵・カポーティスター。
内が有利な馬場で52キロの軽ハンデという条件に恵まれたところがあったとはいえ、その条件を最大限に生かす理想的な競馬を見せてくれた。この点については高倉騎手の好騎乗を評価すべきだろう。内々をロスなく立ち回り、直線先頭から一気に押し切りに行った“強気の攻め”。21歳の若手ジョッキーの溌溂とした乗り方に好感が持てた。
馬自身も力を付けた印象。元はと言えば、昨年の青葉賞で2番人気の支持を受けていた馬(=能力を評価されていた馬)。明け4歳でさらなる成長が見込めれば、今後の活躍も期待できるだろう。内の3頭で決着したレースだけに、「能力を判断する上では参考外」という意見もあるようだが、今回の勝利は決してフロックではないようにも思える。

2着は1番人気のムスカテール。
出走を前倒しにしたローテーションだったため、状態面に不安があったが(実際、プラス12キロで出走)、終わってみれば「このメンバーでは力上位」と思わせる内容。カポーティスターの後ろに付けて、同じコース取りでレースを運んだため、最後はポジションと斤量の差で届かなかったものの、内から抜けた後の伸び脚(一度止まるかのように見えてもう一度伸びる)は目を引いた。
鞍上のビュイック騎手いわく「右回りも距離も問題ない」。ただし、コーナリングで若干反応が鈍くなったようにも見え、そのあたりが今後の課題になるかもしれない。

3着は4番人気のトウカイパラダイス。
「状態は確実に上向き」という陣営の言葉通り、ここ数戦では最も見応えのある走りだった。
直線を向いた時点では、そのまま押し切れそうな勢いにも見えたが、ゴール前では最内を通った2頭に交わされた。これについては、馬場差もあるかもしれないが、速い上がりを使えないこの馬の弱点が見えたようにも思える。実際、上がり3F35秒2は10着までに入った馬の中で、逃げたホッコーガンバに次いで2番目に遅い。『予習』でもふれたように、パワー型の走りがより生かせる条件の方が、この馬には向いているようだ。

上がりの脚が光ったのは4着のカルドブレッザ。
荒れた外目からメンバー最速の上がり(34秒4)で追い込んできた。今回はポジションが後ろになったが、もう少し前目の位置からでも末脚を発揮できるようならば、この先面白い存在になるかもしれない。脚を余した感もあるので、少しもったいないレースのようにも思えた。

2番人気のダコールは10着。
ペースや枠順など、条件が向かなかったことが敗因かもしれないが、正直、もう少し何とかならなかったか。堅実派が売りの馬ではあったが、「勝ち味に遅い=自分から勝ちに行けない」ことが、悪い形で証明されたようにも思える。重賞クラスの壁を越えるためには、そのあたりの走りのメリハリが必要になりそうだ。

3番人気のカフナは6着。
直線半ばすぎまでは一気に伸びそうにも見えたが、ゴール手前で失速。距離の問題か除外の影響か。ただし、見せ場は十分とも思えたので、次走への期待はつながったかもしれない。


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■コメント

■Re:日経新春杯・復習 [ちょび]

カフナは4角曲がった脚色もよく、
「これは馬連いただき♪」と観ていたのですが、伸びませんでしたね~。
土曜日・日曜前半観ていて、多少差しも決まっていたのですが、
これは下級条件で「馬場差よりも能力差」が優先されただけかもしれませんね。
OPの能力差があまりなく、斤量差もあったこのレースでは、
やはり内枠有利の馬場差はかなりの影響だったのでしょうか。

ただダコールはもう少し工夫して欲しかったですよね(苦笑
カフナは一応グリーンベルトギリギリ通ったり、
それなりに先行有利に対応したレースでしたが、
ダコールはマイペースすぎますw
もっとも結局コレしかできない馬なのかもしれません。
ちょっと観察したいと思います。

また、今回は大きな反省がありました。
週中から、グリーンチャンネルやネットで情報を集めすぎました。
枠順出る前に「馬の強さ」でカフナとダコールを選んでしまっていました。
安東さんが持ちタイムの項や早熟馬のことあたりで
書かれていたと記憶していますが、
要は「力が発揮できるかどうか」が大切ですよね。

やはり枠順・馬場やペース(今回ペースは予想通りでしたが)などは力を発揮する予想のベースとして、
もっと重要視しなければなりません。

とりあえず週中はもう少し競馬から離れますw
仕事にもっと打ち込みます(笑
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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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