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■大阪杯・予習

日曜、阪神で行われるGⅡ・産経大阪杯。
オルフェーヴルの本年度初戦ということで注目されているが、他にも“GⅠ級”の重賞実績馬が参戦。各馬の今後の方向性・可能性を検討する上でも興味深い一戦と言えそうだ。

●オルフェーヴル
この馬にとって昨年は不本意なシーズンだったという声も多く聞かれるが、それでもGⅠ・宝塚記念の勝ち馬。休養前の前走・ジャパンカップはジェンティルドンナにハナ差の2着に敗れたものの、3着以下につけた着差を見れば、レースが“抜けた2頭”の叩き合いだったことは明白だろう。今回のメンバーならば能力最上位。これまでの実績通りに力を発揮できれば、“不動の中心馬”であることは間違いない。
気になる点をあげるならば、オルフェーヴルにとってのこのレースの位置付け。
陣営の元々の青写真は、昨年の凱旋門賞を勝って引退だったが、それが叶わず今年も現役続行。そして、昨年に続いて凱旋門賞挑戦を表明した。それゆえ、オルフェーヴルの今年の出走レースに関しては、凱旋門賞から逆算したローテーションが組まれることになり、実際、凱旋門賞を最大目標に置いたことによって、硬い京都の馬場を長く走らせるのは得策ではないという理由から、「春天出走せず」を示唆するコメントも聞かれている。
となれば、今回の大阪杯はローテーション的にどのような役割を担うのだろうか。
6月下旬の宝塚記念(現時点で出走予定)は壮行レースの意味合いも兼ねて、凱旋門賞へ向けての仕上げのステップになるが、大阪杯に関しては、「休養明けとなる現時点での馬の状態を確認する」「実戦の勘を鈍らせないために走らせる」といった要素が少なからずあるようにも思える。
たしかに、オルフェーヴルは“普通に走れば圧勝できる能力の持ち主”だろう。しかし、凱旋門賞から逆算して考えた場合、ここで目イチの勝負をかける必要があるだろうか。あくまで試走。ならば、心身ともに状態面が完調とは言えないケースも考えられる。
土曜日午後の時点で単勝は1.1倍。GⅡを取りこぼすはずはないとファンは期待している。池添騎手は勝利を義務付けられたかのようなプレッシャーの中での騎乗になるだろう。ジョッキーの精神面と馬の状態面。2つのバランスが保たれているかどうかがカギになるかもしれない。騎手と馬の歯車が噛み合わなくなるとどうなるかは、昨年の阪神大賞典の“逸走”が教えてくれている。                                                                                                                       

●エイシンフラッシュ
昨年の秋天を制し、GⅠ2勝目をあげた2010年のダービー馬。続くJCでは大外から届かず9着に敗れたものの、前走の有馬記念は直線先頭から見せ場十分の内容のある走りを見せた。目標は次走(4月28日の香港クイーンエリザベス2世C)だが、壮行レースのここでも結果を残しておきたいところだろう。
この馬に関しては、一瞬の脚をどのように生かすかがポイント。成績にムラがあるのは、ハマるか・ハマらないかの“振り幅”が大きいからとも考えられる。
秋天の勝因は脚を溜めるだけ溜めた上での最内強襲だったし、近走は「小回りコースをロスなく立ち回って直線で伸びるパターン」が好結果につながっている。その点では、阪神内回りコースはこの馬向きと言えるだろう(実際、阪神2000mは〈1.0.1.0〉の数字)。
あとは、レースがどのくらい流れるか。超スローのダービーを差し切ったイメージが強いが、実際はスローの瞬発力勝負では分が悪いとも思えるタイプ。確固たる逃げ馬が不在の今回、ペースが落ち着いて直線勝負のような形になると、追い負けするかもしれない。レースの流れを読んで、どのような位置取りからどんな仕掛けをするか。C・デムーロ騎手の手綱捌きに注目したい。

●ショウナンマイティ
昨年のこのレースの勝ち馬。対オルフェーヴルでは、宝塚記念(3着)で0.5秒差の結果を残している。
後方から確実に追い込んでくる脚が武器で、3歳クラシック以降(2011年の鳴尾記念から)はすべて馬券圏内の戦績。4歳(昨年)で本格化したという意見も多い。
オルフェーヴルをはじめ、他の有力馬が休み明けなのに対し、この馬は前走の京都記念で1走使っているのが強味。〈2.3.1.2〉と得意とする阪神コースに戻るのもプラス材料だろう。
もっとも、前走の京都記念の走りは決して誉められたものではなかった。
折り合いを欠いて向正面でハナに立つ、この馬のスタイルとはまったく異なる走り。それでも3着に粘ったことから、地力の高さを証明したという見方もあるようだが、自分の競馬を出来なかったことは減点と考えるべきではないだろうか。
陣営は「あれがいいガス抜きになった」とコメントしているが、『京都記念・復習』の中にも書いたように、鞍上が必要以上に折り合いを意識するようだと、今回、伸び伸びとした競馬ができなくなるかもしれない。つまり、昨年の春天のオルフェーヴルと同じリスクを抱えているということだ。持ち味を生かせれば上位を狙える馬であることは間違いないが、クリアしなければならない課題があることも確かだろう。

●ダークシャドウ
一昨年のこのレースで2着。同じ年の秋天でも2着と好走し、一躍“GⅠ級”の評価を得た。
昨年の秋シーズンは結果を残せなかったが、JCと有馬記念は距離が長かったことが敗因と言われている。今回、〈3.3.0.1〉とこの馬が最も得意とする2000mの距離に戻ることで、巻き返しを期待する声も多い。
この馬については、全盛時の走りを取り戻せるかどうかがカギだろう。つまり、衰えの有無である。というのも、昨年の秋天の走りが今ひとつ腑に落ちないからだ。
東京の2000mはこの馬にとってベストの条件だったはず。GⅠを取るのなら秋天だろうとも言われていた。しかし、前哨戦に札幌記念を使い、じっくり時間をかけて調整したにもかかわらず、4着に終わった。「海外遠征の疲れの影響が残っていた」という見方もあったようだが、オルフェーヴルもジェンティルドンナもいないレースならば、“勝ち負け”になってもおかしくなかったはずだろう。
今回の休養について「体調面をリフレッシュさせる効果があった」と分析する競馬記者も多い。2着に入った札幌記念も含めて、どこかピリッとしていなかった昨年秋と比較して、どこまで持ち直しているか。近走のレース内容が、一時的な状態面の問題なのか、あるいは年齢的な問題なのかを判断する上でも、重要な一戦になりそうだ。

●ヴィルシーナ
昨年の牝馬クラシックでは4戦連続でジェンティルドンナの2着。GⅠ奪取のチャンスと言われたエリザベス女王杯では伏兵のレインボーダリアに差されて2着。デビュー以来、馬券圏内を外していない安定感は評価できるものの、勝ち切れないイメージが付いてしまった感もある。
今回は牡馬一線級が相手。斤量面では有利かもしれないが、力量的には未知数というのが正直なところだ。
もっとも、他の有力馬が差し脚で勝負してくるのに対して、この馬は先行力が持ち味。そのあたりにチャンスがあるかもしれない。並ばれても簡単には抜かさない渋太さが身上。直線でどれだけ差をつけているか、ゴール前でどれだけ食い下がれるか。それによっては、好勝負も十分に可能だろう。具体的には、直線早め先頭から、もう一段階加速できる脚(いわゆる二の脚)がほしいところ。そのあたりの走りの進化があるかどうかにも注目したい。
あとは、状態面。春の最大目標はヴィクトリアマイルということもあってか、攻め量が不足という意見も多い。牝馬の使い出しが牡馬混合のGⅡというのは非常に興味深いのだが・・・。


その他のメンバーについては、GⅢクラスといった印象が強い。
ローズキングダムはGⅠ馬ではあるが、近走の走りを見ると手を出しにくい。
伏兵の台頭があるとすれば(有力馬の凡走が条件になるが)、時計がかかる展開になった時のトウカイパラダイスの前残りと、インに潜り込んでロスのない立ち回りを見せた時のヒットザターゲットあたりだろうか。
阪神得意のタガノエルシコにも若干の妙味を感じるが、有力馬と同じ脚質であることを考えると、力負けする可能性の方が大きいだろう。


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■コメント

■温泉旅行中です♪ [ちょび]

妻と伊豆一泊でのんびり中です。
ぼんやり温泉入りながら、大阪杯の展開考えてみました。

逃げ馬不在にオルフェとマイティは後方で折り合い重視。
実力差は歴然ですが、うまく前々ラチ沿いで1000m61秒てヒットザターゲットが逃げ粘る展開を期待してみます。
暴走気味に逃げる馬がいれば、ムリにハナにいかなくてもok
とにかくここは仮柵移動のインを自分でいけば、頭は厳しくても、3着までは楽しみです。
もう1頭61秒なら、スロー専門エイシンフラッシュ
4番手あたりから抜け出し。

この2頭が展開の利を利用することを期待して2頭軸。
あくまで期待で、予想とは言い難いですけどね(笑)
実力馬がそううまくやらせてくれるかどうか全く不明です(笑)

3連単2頭軸マルチ&馬連フォメ
7/10→2/3/5/14

馬連&ワイド
7-10

■大阪杯 [うに]

こんにちは。
目移りして困った時は、格を重視!
近走、G1で連対している馬がちょうど3頭。
オルフェ-ヴルには何かと不安が付きまといますが、昨年の宝塚記念では、“7割の出来”で圧勝。この馬の底力を信じたいです。予習の空白がなんかコワいですが…(笑)

ヴィルシーナは、前々でどこまで粘れるか。エイシンフラッシュは、有馬記念で掲示板なら、十分威張れるでしょう。

オルフェがこのメンバー相手に負けるとは思えませんが、何があるかわからないので、3連単ボックスで。


妙味はダービー卿でと思いましたが、人気馬で堅そう。
ダイワマッジョーレは鞍上強化が魅力。
中山の上がり馬のホーカーテンペスト。
前走が強い内容だったダイワファルコン。
クラシック候補だったトウケイヘイロー。地力に期待。
リルダヴァルは、前走休み明けでも見せ場あり。

3連複ボックスで。
配当アップの鍵はリルダヴァル。叩き2走目なんだから、今度こそ来いっ!

■ちょびさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございます!

伊豆へ一泊旅行ですかあ?
いいですなあ~♪
というより、
そんな時にまで予想コメントを寄せていただいて、
大変恐縮です。
奥様、すみませんです!(笑)

ヒットザターゲットは後方からの競馬。
直線は最内を突いて追い込んできましたが、
力差がそのまま出てしまったようにも思います。
気がつくとラチ沿いに潜り込んでいた、というような
立ち回りの巧さを見たかったですね。

■うにさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございます!
おお??
ダービー卿、的中じゃないですか!
おめでとうございます!!

大阪杯は
穴党が手を出しちゃいけないレースでしたね(笑)
そんなわけで、私は買わなかったのですが、
買っていたら、うにさんと同じ3頭だった思います。
もしくは、ヴィルシーナをトウカイパラダイスに変えて、
1・3・4着~!
いずれにしても、ショウナンマイティを疑って、
撃沈だったでしょう!(笑)

あ、そうそう!
このブログ、PC上で更新しているので、
PCではまともに見えるのですが、
携帯で確認してみたら、
本当に不気味な余白がありましたねー!(笑)
何なんだろ?
すみませんでした!

■ [うに]

こんばんは。お返事ありがとうございます!

3月の的中は、ダービー卿だけなんですよ~
何とか当てられてホッとしてます。


不気味な空白…(笑)
最初は、「あれ? もう終っちゃった?」って思いました。
何か意図でもあるのかな?と思ったり。
すぐに携帯で見ているせいだとは分かりましたけどね(笑)。

パソコンを持っていないどころか、スマホもまだまだ先かも…


桜花賞、楽しみですね~!♪♪

■うにさんへ [安東 裕章]

コメント、ありがとうございます。
桜花賞のブログ、更新しましたよ~!
どうです? 参考にならないでしょ?(笑)
いやあ、難しいです!!

今回も“不気味な余白”があるかもしれませんが、
よろしくお願いします。

うにさんの予想も楽しみに待ってます
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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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