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■大阪杯・復習

産経大阪杯を制したのは1番人気(単勝1.2倍)のオルフェーヴル。2013年の始動戦を内容のある走りでキッチリと結果を残した。

レースは最内枠のコパノジングーが先手を奪って、1000m通過が61秒5のスローペース。折り合いを不安視されていたオルフェーヴルだったが、若干行きたがる素振りは見せたものの、3コーナー手前から徐々に進出を開始して直線入口では先団の外目へ。追い出してからの反応に少しばかりタイムラグがあったが(このあたりは休み明けの影響だろう)、ゴール前で抜け出すと後続を突き離し、最後は手綱を緩める余裕のある完勝だった。
菊花賞や有馬記念で見せた“次元の違う強さ”を期待していたファンにとっては、物足りない内容だったかもしれないが、無駄なくソツなく鞍上の指示通りに動いた走りからは、馬が大人になったという印象が強く残った。
自分から動いて、外を回りながらも上がりの速いレースを差し切った競馬は、ひとことで言えば“横綱相撲”。3歳時の“躍動感のある強さ”から、“重厚感のある強さ”へ変貌した感もある。
「3冠馬は4歳での引退が常道」と言われる中、5歳のオルフェーヴルに、今後、競走馬としての上積みがどれだけ見込めるかはわからない。しかし、この一戦で精神的な成長を見せたことによって、凱旋門賞でのリベンジに期待がつなげられたことも確かだろう。今回、プレッシャーの中で素晴らしい騎乗を見せてくれた池添騎手は、近々腕を磨くために渡仏するという。“ひと皮むけた人馬”が目標の日に向けて、さらなる成長を遂げることを期待したい。

2着はショウナンマイティ。
前走・京都記念の内容から、折り合い面に不安材料があったが、後方から落ち着きのある走りができていた。陣営の戦前のコメント通り「1走叩いてガス抜きができた」ということなのだろう。
スローの上がり勝負だったとはいえ、大外からメンバー最速の32秒9の追い込み。自分の競馬に徹することができた時の末脚の破壊力は、やはり“一級品”と言える。
ただし、直線勝負に賭けるパターンは、先に動かれると“差して届かず”のリスクも。このレースでも、道中、オルフェーヴルをマークする絶好の位置にいながら、3~4コーナーで相手が進出を開始すると、置かれ気味になっていた。もっとも、今回は相手が強かったと言うべきかもしれないが・・・。
ともあれ、この馬の好走パターンが健在であることは証明できた一戦。あとは、オルフェーヴルやゴールドシップのように、自分から動いて後続を突き離す競馬ができる馬を相手にした時、どのような走りができるか。GⅠ奪取を目標にした場合の大きな課題になるはずだ。

3着はエイシンフラッシュ。
結果的には1・2着馬との決め手の差が出たということになるのだろう。折り合いもスムーズだったし、オルフェーヴルより前に位置して先に抜け出す作戦も予定通りだったはず。「もう後方で脚を溜めて瞬発力を生かしていれば」といった競馬記者の意見もあるようだが、個人的には『予習』で書いたように「ロスなく立ち回って持ち味を生かすタイプ」と思えるので、ベストの競馬だったのではないだろうか。
GⅠ2勝の実績はあるが、超スローのダービーと最内強襲の秋天での勝利。言い方は悪いが、正攻法で他馬を圧倒したわけではない。そう考えると、今回の着順も納得できるような気がする。
もちろん、GⅠで上位争いをできるだけの能力は持っている馬。6歳という年齢から、今後の上がり目は厳しいとも思えるが、「大仕事が出来そうな伏兵」という形で存在感をアピールしてくるかもしれない。
香港の参戦はメンバー的にどれくらいの評価を受けるかわからないが、この馬を自在に操った経験を持つミルコ・デムーロ騎手の乗り方には注目してみたい。

3番人気のダークシャドウは5着。
『予習』の中で「全盛時の走りを取り戻せるかどうかがカギ」と書いたが、正直、「ピークは過ぎたのかな」という印象が残るレースだった。
休み明けで完調手前、あるいは、スローペースで行きたがり普段よりも前目のポジションだったことが、敗因としてあげられているが、2000mベストの馬がこのレースを叩き台として使ってきたとは思えない。マイナス10キロの馬体重も仕上げてきたからこそだろう(輸送減りという意見も多いようだが)。前にいたトウカイパラダイスは実績的には格下。その馬を差し切れなかったのは、やはり物足りない。
次走、どこまで調子を戻してくるかがポイントになるだろうが、“らしくない競馬”が数戦続いたとなると、年齢的な衰えについても検討する必要があるかもしれない。

ヴィルシーナ(4番人気)は掲示板に載れず6着。
「牡馬一線級との実力差が出たレース」といった見方も多いようだが、この馬らしい“リズムの良さ”をまったく見ることができなかった。
個人的には「ハナを切るかな?」と思っていたのだが、スローペースでも先手を奪えない行きっぷりの悪さ。3コーナー過ぎではすでに手応えが怪しくなり、最後はどうにかなだれ込んだ感じに見えた。
1走叩いた上積みと牡馬に揉まれた経験値がプラスに作用すれば、次走で一変の可能性もあるが、今回のレースを見る限りでは、ヴィクトリアマイルの有力候補とまでは言い切れないだろう。
本番に向けて、どのような変わり身を見せてくれるか。レースの使い方も含めて、注目していきたい。


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■コメント

■Re:大阪杯・復習 [ちょび]

温泉地からなので書きませんでしたが、
ダービー卿が2/3/4着だったちょびです(笑
オセアニアボスの連闘は狙う、と自分メモに従ったのですがw

さてダークシャドウですが、私も「ピーク過ぎた」感を持ちました。
しかしここで距離短縮して、安田記念に来たら
ちょっと面白くないですか?
いや、買わないんですけど(笑

府中とは好相性、またマイルには絶対的な馬も今は不在。
逆にロードカナロアでも通用しそうな気もしているマイル戦線。
1200の馬と2000の馬が1600のG1に出てきて人気を被る・・・
想像力だけで穴党はご飯3杯いけますね(笑
この春の一番楽しみです。

さて桜花賞はクロフネサプライズにしようと決めています。
だって日本一早く桜花賞馬を見つけた男ですから(笑
真面目な話し、2歳G1やトライアルから買い続けた馬で
桜花賞や皐月賞をとったことがないんですよ。

今年は奇跡的に2歳G1を両方とっていますので、
もう記念にクロフネサプライズとロゴタイプにします。

あと、4/21にまた府中の観戦チケットが当たりました。
嬉しいですが、ちょっと当たりすぎ。
応募にG1の挟間の週を敢えて狙ったのもありますが、
応募少ないのかな?と疑っちゃいます。
競馬人気大丈夫でしょうか・・・。

■低配当ながら [電気羊]


コーラルSは◎アドマイヤサガスで3連複・1-3着ワイド的中。

大阪杯。10年ヒルノダムール、11年ショウナンマイティとマンハッタンカフェ産駒のV2。
前日の1000万でも1着、3着がマンハッタンカフェ産駒。
◎はショウナンで。
そして双方とも母父メジロマックイーン。
「こりゃショウナン、オルフェーブルは決まり!」

あとダークシャドウとエイシンフラッシュを買えばまず的中するなぁと思いました。

で、3連複・2-3着ワイド的中 ── あまり自慢にはなりませんが(笑)

ただ反省というか、もったいないことしたなぁと思う点はいくつか。

ヴィルシーナは<予習>でも指摘されていた通りで、いかにも調整不足が見て取れる時計。「要らん!」と思いました。しかし当日の未勝利、しかも牝馬戦でディープインパクト産駒がワンツー。これを見て切れなくなってしまって……。当日の結果をチェックしたことが裏目に出ました。まぁ、「吉」と出ることが多々ありましたから、たまにはこういうことも。

ダークシャドウ。確かに昨秋の走りが冴えず。ただ、買うならむしろ休み明けかと考えました。好走馬の大多数がSS系で、さらに淀の長距離を制した馬の産駒が好走していたこともあります。

ちなみに私も穴はトウカイパラダイス(父ゴールドアリュール)。
人気馬より前で競馬を進められそうでしたから。
それに血統的にも狙えました。
二週前にゴールドアリュール産駒は3着。当日含め5鞍の2000M戦では、グラスワンダー産駒2着(9番人気)1回。シンボリクリスエス産駒1勝(3番人気)2着1回。スペシャルウィーク産駒1勝(8番人気)3着1回。
キレや伸びよりパワーが売りで、ダートでも走るタイプの好走が目についたのでひょっとしたらと。
トウカイが3着ならなぁ~。最後は力の差ですね。
あ、トウカイを買ったことは後悔してませんよ(笑)

土日とも自分の◎が1着、2着(両日とも5連複的中、笑)。配当は低いですがやはり嬉しいですね。
ワイドの配当が意外に高めだったので、回収面でも助かりました。
ただ大阪杯で3-5-7の目を買い足すのを忘れたのはやや悔いが残ります。
さらに言えば両レースとも馬連・馬単もありでしたね。3連複+ワイドではいかにもリスクを避けている感じ。爆発力に欠けます。でも小心者の私にはもってこいなんですよ(笑)
当分はこの2券種メインです。


■間違えました [電気羊]


大阪杯の勝ち馬は、11年ヒルノダムール、12年ショウナンマイティです。すいません。

■ちょびさんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございました。

あのクロフネサプライズが1番人気!
本当に、日本一早く桜花賞馬を見つけた男に
なるかもしれませんね!(笑)
ロゴタイプもそうですが、
人気にならない時点で目をつけていたのですから、
お世辞抜きでスゴイと思います!


安田記念にダークシャドウ!
アリかもしれませんね。
と、考えていたら、
ショウナンマイテイが出るみたいです。
相性悪いんですけど・・・あの馬!(笑)

あ、そうそう。
東京競馬場の当選、おめでとうございます!
競馬人気云々よりも、
やっぱり、ちょびさんの運の強さでしょう!
天気に恵まれるといいですね!

■電気羊さんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございました。
またまた的中ですね♪
おめでとうございます!

3連複とワイドの組み合わせ。
いいと思います!
人気薄が絡んでくる間口も広いですし、
堅くても的中率は高くなりますね。

小心者とおっしゃっていますが、
私から見れば“理論派”“堅実派”という印象です。
ワイド馬券はあまり購入しないのですが、
発売当時にワイド万馬券を当ててオイシイ思いをしたせいか、
ついつい人気薄同士の組み合わせになってしまう・・・
いやあ、
小さい投資で大きく当てようとする
私の方こそ小心者かもしれません!(笑)

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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