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■皐月賞・復習

牡馬クラシック第1冠、皐月賞を制したのは1番人気のロゴタイプ。1分58秒0のレコードタイムで、朝日杯FSに続いて2回目のGⅠ制覇を成し遂げた。

レースはコパノリチャードが先手を奪い、1000m通過が58秒0。予想されていた通りのハイペースになった。
勝ったロゴタイプは3コーナー手前までは中団のイン。そこから4コーナーに向けてマクリ気味に進出すると、わずかなスペースを見つけて外目へ。直線では先に抜け出したエピファネイアを交わして、半馬身差でゴールを駆け抜けた。ひとことで言えば、完勝。まったく無駄のないレースだった。
『予習』では「不安点をあげるならば、馬群の中で揉まれる形になった場合」と書いたが、実際、向正面ではまわりを囲まれて、外に出せるかどうかという展開。そんな中、“マクリ気味に進出しながらわずかなスペースを見つけて外へ”。これはもう、M・デムーロ騎手の超一流の技術と言うべきだろう。中継カメラが直線入口のアングルに変わった時、「え? ロゴタイプはなぜ外にいるんだ?」と驚いたファンも多かったのではないだろうか。
もちろん、鞍上の指示に応えた馬自身の能力(鞍上いわく「クレバーな馬」)も高く評価できる。外から被せていたカミノタサハラが外に膨らんだ隙にスッと動けた瞬発力。そして、直線で見せた伸び脚。戦前には距離を不安視する声もあったが、まだまだ余力を残していそうな走りだった。1600m→1800m→2000mと距離を延ばしても、結果はすべて“強い勝ち方”。現時点では、ダービーに向けて視界良好という印象が強く残った。

エピファネイア(2着)は折り合いが課題だったが、今回も序盤で掛かり気味。向正面でようやく流れに乗り、早目先頭の正攻法で抜け出したが、最後は勝ち馬に交わされた。
福永騎手は「勝ち馬との差は掛かった分」とコメント。たしかに、その通りかもしれないが、現時点での馬の完成度の差のようにも思える。成長途上という印象も否めない。
とはいえ、未経験のハイペースに十分対応できたことは大きな収穫。このまま経験を重ねていけば、いずれは大きなタイトルを手にしそうな逸材とも思える。すでに「この馬はダービー向き」との意見も出ているようだが、課題の折り合いで若干ミソをつけた以上、距離延長がカギになりそうだ。

コディーノ(3着)は一応の結果を残したとも言えるだろうが、走りそのものは今ひとつだった気もする。最初のスタンド前で他馬と接触して力んだとのことだが、以前のような弾け方は見られなかった。
『予習』では、弥生賞を“試走”とした位置付けた上で、「“本番”でどう変わってくるかに注目」と書いたが、目に見える変化はなかったようにも思える。ひとことで言うならば、この“試走”も“本番”も余裕のない走り。ロゴタイプのような躍動感が伝わってこなかった。
気性的な問題が解消されれば、力みも取れるのかもしれないが、成長過程とはいえ、何となく壁にぶつかっているようだ。評論家の中には「2000mは長すぎる」という意見もあり、ダービーに関しては不明瞭な部分も多い。ただし、ローテを詰めてNHKマイルCに向かうとなれば、レコード決着の激走の反動があるかもしれない。

カミノタサハラ(4着)は、懸念していた通り、4コーナーでモタついていた。東京コースなら巻き返しの可能性もありと考えていいかもしれない。もっとも、上位3頭との差を考えると、コース替わりで逆転まであるだろうか。小回り中山だからよけいに目についたのかもしれないが、まだまだ粗削りな部分が多いようにも思える。

今後に期待できそうな走りを見せてくれたのは、後方からでもきちんと競馬をまとめたタマモベストプレイと、厳しいペースの中で先行しながらも最後まで頑張っていたクラウンレガーロ。この2頭に関しては、クラシックでは力負けするかもしれないが、古馬混合のレースに矛先を向ければ、中距離のGⅢあたりで活躍できそうな気もする。
メイケイペガスターは、前走に比べれば真面目に走っていたが、あまりに“折り合い重視”の競馬。ダービーにつながるレースができたかというと、微妙なところだろう。



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■コメント

■Re:皐月賞・復習 [ちょび]

コパノリチャードは完全にペースぺーカーでしたね。
まぁレコードの立役者とも言えますが・・・。
実は最初ちょっと抑えようかな、と3秒考えました。
でも冷静に展開考えるとここは出番無しですよね。
この後、ダメージなども考慮すると、
NHKマイルの際の取捨が難しいところですが。

「日本でわりと早く皐月賞馬を見つけた人間」
良いですね!
ありがとうございます。
謙虚な感じがして
「桜花賞馬を日本一早く見つけた人間」より好きです♪
負け惜しみですけど(笑

ロゴタイプはなんか2400も問題ない気がしてきました。
最初は絶対にNHKマイル向きだと思ったのですが。

ていうかもし丈夫なら春の3歳牡馬G1全部出る!
というバケモノがいつか出現しないかな。
中2週・2週ですから、理論上は
毎日王冠・秋天・マイルCSというローテと大差ないんですけど。

やっぱダービーが特別すぎてそんなリスク背負わせる
オーナーはいないですかね・・・。
JC→マイルCSと連闘したオグリみたいなことは流石にないですね(笑


■まがりなりにも的中 [電気羊]


東京開催の一昨年を除く4回の1~3着馬を見ると大半が、

<父かその産駒、あるいは自身が有馬記念で連対。または、菊花賞ないし春の天皇賞1着>

に該当。例えば1着馬。
キャプテントゥーレは父アグネスタキオン。産駒ダイワスカーレットが有馬1着。
ヴィクトワールピサは自身が有馬1着。
ゴールドシップは自身が菊・有馬1着。ステイゴールド産駒のドリームジャーニー有馬1着。オルフェーブル菊1着。

2-3着馬の父も、スペシャルウィークは春天1着、有馬2着。
グラスワンダー有馬連覇。
マンハッタンカフェは菊・有馬・春天勝ち。産駒ヒルノダムールも春天1着。
そしてディープインパクト。菊・春天1着。一度はハーツクライの後塵を拝した有馬記念も、翌年に雪辱を果たしました。
3年前3着のエイシンフラッシュも、後に有馬で2着に入っています。

3月中旬以降の2000M戦から着目したのはシンボリクリスエス(有馬連覇)。1番人気1着、7番人気3着(母父サドラーズウェルズ)の2頭。
次にディープインパクト。1番人気2着・8番人気1着。
当日の500万クラス、1着はサドラーズウェルズ系メイショウサムソン×キングマンボ(3番人気)。3着がキングカメハメハ×SS(6番人気)。
1000万でもキングカメハメハ×SSが6番人気1着。

以上からまずエピファネイアを。
父シンボリクリスエス、母がスペシャルウィーク×サドラーズウェルズ。
フェイムゲーム。
父ハーツクライ、母母がステイゴールドの母と近似。距離延長はプラスと考えて。
そしてロゴタイプ。
父サドラーズウェルズ系ローエングリン。
穴狙いでインパラトール。
ディープ×ストームキャット。2000Mで母父ストームキャットの2頭が2着。
あとはカミノタサハラとコディーノ。
コディーノはキンカメ×SSが走っていたし、他に買う馬がいなくて押さえました。

3連複的中。しかし評価していなかったコディーノが3着に来た挙げ句の低配当。当てたという実感に欠けます。
でもとりあえず答が合って、お金も戻ってきたことは有難いことです。正解してたら、そのうちいいこともあるでしょう(笑)

しかし、フェイムゲームはもう少しやれると思ったんですけど。


■電気羊さんへ [安東 裕章]

こんばんは。
コメント、ありがとうございました。

皐月賞は堅い決着でしたけど、
なにはともあれ、的中おめでとうございます!
どんな配当でも
積み重ねが大事だと思いますよ。

サドラーズウェルズの7年周期は
週中のスポーツ紙でも話題になっていましたね。
それにしても、ロゴタイプは強かった!
フェイムゲームは骨折が判明しましたけど、
それを差し引いても
直線勝負だけでは分が悪かったと思います。

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プロフィール

安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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