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■高松宮記念・復習

スプリントGⅠ・高松宮記念を制したのは3番人気のローレルゲレイロ。スタート直後こそ大外枠のジョイフルハートにハナを奪われたものの、道中内から先頭に立ってからはマイペースに持ち込み、最後は競りかけるスリープレスナイトに半馬身差をつけてGⅠの栄誉を手にした。

それにしても、“枠順”の明暗がはっきりと出たレースだった。
掲示板に載ったのは、自分でレースを作った逃げ馬と内枠の馬のみ。今開催の中京芝コースにおける“有利・不利”がそのまま着順につながった。好走した馬にケチをつけるつもりはないが、GⅠレースとしてのレベルを考えた場合、「ここまで馬場状態に左右されていいものだろうか・・・」というのが正直な感想だ。たしかに1・2着馬のゴール前の攻防には見応えがあった。しかし、手に汗を握るような大激戦を期待したファンにとっては消化不良の一戦だったのではないだろうか。

ローレルゲレイロの勝因は、言うまでもなく“自分の競馬”が出来たことだろう。昆調教師が「今年は自信を持ってレースに送り出せる」と言ったように、状態そのものも絶好調だったようだ。先行馬に有利な馬場だったことは確かだが、この勝利は“馬自身の力によって手に入れたもの”として評価したい。

1番人気のスリープレスナイトは2着。専門紙をはじめ、ファンの間からも多くの不安材料が指摘されていたが、これだけの走りが出来たということは、自身の力を示すことはできたと言っていいだろう。もっとも、直線半ばで一旦は先頭に立ちながら、ローレルゲレイロに差し返されたのは、体調が完全ではなかったことが原因かもしれない。

3・4・5着には内枠の馬の名前が並んだ。いずれも15番人気、10番人気、12番人気という人気薄。『予習』の中でも述べた通り、これについては想定できた結果ではあるが、1・2着馬に突き離さた集団の中から馬場のいい所を走れた馬が上位に来たという印象が強い。

2番人気に支持されたファリダット(6着)は、現時点ではまだまだ“人気先行型”なのかもしれない。ここ数戦の内容にも言えることだが、レースの大勢が決まってから差し込んでくるパターンが目につく。もう少し自在性を備えて、ジョッキーの指示にすぐに反応できる柔らかい走りができるようになれば、結果につながると思うのだが・・・。

ビービ-ガルダン(4番人気)は外々を回される競馬になって、まったく見せ場がないまま終わった。初の左回りのレースに戸惑いもあったようだ。もっとも、今回に限っては参考外と考えてもいいだろう。阪急杯の時のように、スンナリと好位置を取れるような展開になれば、持ち前の渋太さを発揮できると思う。

キンシャサノキセキも馬群に沈んだ1頭。岩田騎手によれば「走りに力みがあった」とのことだが、初ブリンカーも少なからず影響したのかもしれない。実際、当日のパドックを解説していた競馬評論家は「落ち着きがなく神経質になっている」という意見を述べていた。

いずれにしても、今年の高松宮記念は例年とはまったく条件の異なる一戦だったことは確かである。冒頭でも述べたように、GⅠレースの結果が枠順の“運・不運”で決まってしまうのは残念でならない。公平な馬場状態を望んでいるわけではない。外が伸びない馬場でも一気に差しきれるような“強い馬”の登場を願っているのである。


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■高松宮記念 出馬表

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安東裕章

Author:安東裕章
東京都出身。2007年11月に書籍『競馬のツボ』、2008年7月に『競馬のツボ2』、2009年7月に『競馬のツボ3』を発表(いずれも総和社刊)。

このたび、拙著『競馬のツボ』を刊行していただいた出版社・総和社様の勧めもあって、ブログを始めることにしました。
競馬における一番の楽しみは、レースについて考えること。つまり予想です。
このブログを書くことで、自分でも週末のレースに向けてイメージを膨らませる訓練になるかと思います。
競馬について考えることが好きな皆様。レース予想に疲れて気分転換をしたい時など、よろしければフラッと遊びに来てください。

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